日別アーカイブ: 2016年7月22日(金曜日)

氷枕で快眠を

カテゴリー: 訪問看護ステーション | 投稿日: | 投稿者:

氷枕土用に入り、蒸し暑い日も続いていますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。寝苦しい熱帯夜には、氷枕を使用してみてはいかがでしょうか。頭を冷やすことにより気分を爽快にし、安眠効果が得られると思います。
そこで、今回は氷枕の正しい作り方・使い方についてお話したいと思います。

作り方①(製氷皿などで作った)角のある氷は、水をかけて少し角をとっておきます。
なぜ?→角があるとゴツゴツして使い心地が悪くなります。
②容量の1/2~1/3まで氷を入れた後、水をコップ1~2杯入れます。
空気を抜きながら留め金で締めます。
なぜ?→空気は熱を伝えにくい(熱伝導が悪い)ので、氷の隙間に水を入れ空気を抜く事によって冷却効果がアップします。氷の量が多すぎると、氷が溶けた時に空気が発生して冷却効果が低下し、フワフワして安定感も悪くなります。

使い方①タオルなどで氷枕の周囲を包み、当てている部分がひんやりする程度に調節します。
なぜ?→直に当ててしまうと刺激が強すぎる場合があり、交感神経を刺激して入眠の妨げになることがあります。
②高さが低ければバスタオルを折りたたんだものを下に敷き高さを調節しましょう。
また、頭がぐらぐらして安定が悪い時は、氷枕の両端に折りたたんだタオルをはさむことで安定が得られます。

氷枕を使用し、ぐっすり眠って暑い夏を乗り切りましょう!

訪問看護 M