日別アーカイブ: 2016年7月1日(金曜日)

倉敷老健 家族支援会

カテゴリー: 倉敷老健 | 投稿日: | 投稿者:

ブログ1今回は平成28年6月11日に開催された、家族支援会の様子を報告させていただきます。
テーマは「栄養と脱水症予防」で、老健栄養士の小村さんが講義してくれました。
まずは、夏バテで食欲がなくなるこの時期に体力を落とさないようにと、倉敷平成病院の売店や一般の薬局でも購入できる栄養補助ドリンクが紹介されました。ゼリーやヨーグルトタイプの補助食品もありますが、水分も不足がちになりやすい方にはドリンクがお勧めのようです。腎機能が低下している方や栄養は必要だけど糖尿病があるといった方に合った商品などもあるそうです。さっそく試飲をして頂いたところ、「これなら飲みやすいわ」、「意外に美味しい」などと関心をもたれたようでした。
私も久しぶりに味見をさせていただきましたが、以前より飲みやすくなっている印象でした。
味のバリエーションも多いので、飽きないように頂けるようです。ブログ2
真夏より梅雨時期が落とし穴となる脱水症については、気づかないうちに汗をかいて、水分だけでなく体の電解質が喪失してしまう事が危険だと言う事でした。水分不足は集中力の低下や食欲不振にもつながります。また、電解質が不足すると筋肉の引きつり,痺れ,脱力など身体機能に関わる症状も引き起こすようです。なんとなく体が重だるい時は、脱水症状のサインかもしれません。一般的に一日に必要な水分は、体重×30~35mlだそうです。食事にも水分が含まれますので、直接、飲料水として摂取する水分の目安は1000~1500mlでしょうか。「そんなに沢山飲めないわ」という方は、糖質と電解質がバランスよく配合された経口補水液などをうまく活用してはいかがでしょうか。(塩分制限のある方はご用心ください)
最後に、経口補水液(今回は大塚製薬の『OS-1』)の効果を体験してみました。
体操の前にOS-1を100mlほど味見してもらい、お掃除程度の運動量をイメージした体操を行いました。
少し汗ばんだところで、再度、OS-1を飲んでみると・・・「さっきより飲みやすい」,「塩分を感じなくなった」など味が変わるのが実感できたようでした。若い方も油断大敵です。
主婦の皆さんも夏の家事は大変ですが、早めに小まめな水分補給で夏バテなく乗り切りましょう!!

倉敷老健 リハビリ D