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倉敷西小学校より倉敷老健が車いすを寄贈されました。

カテゴリー: 倉敷老健 | 投稿日: | 投稿者:

nishi2平成28年2月19日(金)14時5分~倉敷西小学校体育館で、車椅子贈呈式がありました。この贈呈式は、倉敷西小学校の環境委員会の児童の皆さんが中心となり、全校児童、その保護者、地域の皆さんの協力で、アルミ缶を集めて換えたお金で、車いすを2台購入して、みゆき園(特別養護老人ホーム、幸町)と倉敷老健へ車いすを寄贈する場として開催されたものです。
当施設からは、小山看護部長が出席し「皆さんお一人おひとりの行動力と優しさの詰まった車いす。大変ありがたく、心から喜んでおります。大切に使わせていただきます」と御礼の言葉をお伝えし、ご入居の方の作品「ペーパークラフト」をプレゼント致しました。また、みゆき園からはご入所の方も参加され御礼の言葉を述べられました。
体育館には、全校児童が集まり、全員参加のクイズ「アルミ缶リサイクルに関する○×環境クイズ」や合唱『あしたははれる』がありました。クイズの中ではアルミ缶リサイクルのポイント等も紹介していました。「アルミ缶は集めた重量で換算されるので、タブや蓋も貴重な資源となります。タブだけ、蓋だけあつめるのではなく、一体化して収集することが大切で、水洗いして、中の水分をしっかり切ってから集めます」との説明がありました。nishi1
倉敷西小学校では平成5年からこのアルミ缶リサイクルをはじめ、20年以上の伝統ある活動とのことで、先輩達から引き継いだ活動をしっかり継続していきたいとの言葉もあり、大変感心致しました。
最後に鳥越教頭先生から、児童に向けて、ボランティアとして人の役に立つ行動をとることの素晴らしさ、自分達だけでなく家族、地域の皆さんもボランティアの心を持っているからこのような取り組みが出来ている旨のお話がありました。
「私たちは私たちに出来ることを続けて行くことが大切だと思っています」と挨拶した児童の言葉が心に残り、元気を貰った一日でした。

おまけ【クイズの内容】
問1、アルミ缶のリサイクルは省エネにつながる。
問2、アルミ缶のリサイクルを実施しているのは、日本だけである。
問3、10個のアルミ缶のうち、リサイクル出来ているのは缶に換算すると4個である。 等

答)問1、○:アルミ缶の原料となるボーキサイトを精製してアルミを作る時にかかる電力を100%とすると、アルミ缶をリサイクルしてアルミをつくる時にかかる電力はその3%となる。これは、日本全国の一般家庭の16日分の電気使用量に相当し、1670億円にものぼるので、省エネにつながっている。なんとアルミ缶一つのリサイクルでテレビが3~4時間視聴出来る電力にあたるとのことでした。
答)問2、×:日本はアルミ缶のリサイクル率は87.4%と、ドイツ、ブラジル、ノルウェーと並んで世界でもトップクラスとのことでした。
答)問3、×:平成26年、アルミ缶からアルミ缶へのリサイクル率は63.4%で、10個中6個はリサイクル出来ています。資源リサイクルの為、とってもよいことですね。

秘書広報室