ショートステイ納涼夏祭り

毎日暑い日が続いていますが、みなさん体調を崩されたりしていませんか?
しっかり、水分補給と休息を取って熱中症予防をしてくださいね。
さて、8月5日(日)に、年に一度の一大イベントである、第7回ショートステイ納涼夏祭り
を開催しました。「みんなで作ろう!笑顔溢れる夏の思い出」をサブタイトルに掲げ、ご利用者さまやご家族さまが、ひと夏の思い出になるような夏祭りにしようと職員一同で 一所懸命考え準備しました。
昨年より、利用者の方皆さんに好きな浴衣を選んでもらい着付けをしてから夏祭りに参加 してもらっています。浴衣を着ると皆さん笑顔になり、これからお祭りが始まるとウキウキ している方も多くおられました。最初に、8月の誕生日の方を、皆さんの前でご紹介し、 職員が作成した誕生日カードをプレゼントすると普段、あまり感情を出されない方が手を たたいて喜ばれている姿や104歳を迎える方が一言「こんな年になって祝ってもらいとても嬉しい」 と言われたりして、感動的な誕生日会となりました。その後、誕生日の方に夏の恒例行事である 「すいか割り」を行ってもらいました。残念ながら、すいかを割る事は出来ませんでしたが、 笑顔ですいかを叩いておられました。割れなかったすいかは、昼食バイキングで皆さんに 食べてもらいました。
その後は、お待ちかねの場内回遊の時間です。今回は、輪投げや玉入れゲーム・ヨーヨー釣りの屋台を用意しました。それぞれの屋台に、駄菓子やヨーヨーなどの景品を用意しており皆さん楽しく参加されていました。また、ジュースやビール・アイスにかき氷を準備して 休憩コーナーを設けました。皆さん好きな物を注文して美味しそうに食べたり、飲んだり されていました。同時に全国の有名な花火大会の映像を流し、花火を見ながら休憩しても らい「きれいね」などと、映像ではありましたが夏の風物詩を堪能されていました。
場内回遊の時間はあっという間に過ぎて、昼食の時間となりました。昼食の前に、 ビンゴ大会を開催し、番号が呼ばれるたびにカードを見て「あった~」や「リーチ」など の声が聞こえ、笑顔が溢れていました。ビンゴ大会で盛り上がった後、バイキング形式の昼食となり好きな物を好きなだけ食べる事が出き、普段あまり食が進まない方も、この日ばかりは、 次から次へとおかわりをしてお腹いっぱい食べて満足されている様子でした。
午後からは、外部のボランティアによる演芸や歌を披露してもらい、 一緒に歌ったり踊ったりして楽しんでいただきました。
今回の夏祭りは、過去最高の参加人数で40名を超える利用者の方とご家族の方に参加して
いただきました。皆さん笑顔に溢れていて、とても楽しい夏の思い出となったのではないかと
思っております。来年も、更に楽しい夏祭りとなるように工夫を重ねて参りたいと思って
おりますので、皆さんの参加をお待ちしております。
最後になりましたが、第7回ショートステイ納涼夏祭りの開催にあたり、
ご協力していただいた全仁会内職員の皆様、外部ボランティアの皆様に厚く御礼申し上げます。

ショートステイ I

エキシマ光線療法はじめました(皮膚科)

カテゴリー: お知らせ, 事務部, 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

皮膚科の治療に新しい機器が加わりました。『エキシマライト光線療法機器』(セラビームUV308)です。
「光線療法」とは紫外線の免疫抑制作用を利用して、過剰反応を起こしている皮膚の症状を沈静化させる治療法です。今回当院で導入するエキシマ光線療法は、これまでの光線療法よりさらに効果が高いと言われている短い波長の「光」を使った新しい治療法です。これまで難しいとされていた肘や膝などの目立つ部分の治療にも治療効果が期待できます。週1~2回の照射で、20~30回(乾癬、掌蹠膿疱症など)、30~50回(白斑など)が治療の目安です。痛みもなく安心して受けていただけます。ぜひ一度お試しください。
※照射頻度や回数については目安であり、効果が見られるまでには個人差があります。

【対象の疾患】乾癬(かんせん)、掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)、悪性リンパ腫、尋常性白斑(じんじょうせいはくはん)、アトピー性皮膚炎など

 

秘書・広報課 N

痛みが強い変形性膝関節症

カテゴリー: ヘイセイ鍼灸治療院 | 投稿日: | 投稿者:

8月も半ばですがまだまだ暑い日が続く日々。涼しいクーラーの中でのんびりテレビでも見ながら過ごしていたいですね。ですが子供たちは夏休み。「子供と遊びに~」「私も夏休みでどこか旅行でも~」と考えている方もおられるのではないかと思います。子供を遊びに連れて行くにしても、旅行先で観光するにしても、外出するならば歩かないといけません。でも足が痛いと外に出たくないですよね。せっかく外に出るなら楽しみたい!そこで今回は痛くなりやすい膝についての鍼灸治療を紹介したいと思います。
先日40代の女性患者さんが来院されました。今年の4月から変形性膝関節症が悪化し膝が抜けて痺れるような痛みがあると言われ、足を一歩踏み込む度に激痛が走り痛み止めが効かず、歩き方も膝を庇って歩いている状況でした。強めの痛み止めを処方してもらって対処しているけれどなるべく薬は飲みたくないし、早く楽に歩けるようになりたい。と言われていました。「変形は元に戻りませんが、膝の痛みは楽になると思いますよ」と説明納得した上で治療を開始しました。治療で主に使用したツボは膝周りの「足三里(あしさんり)」「鶴頂(かくちょう)」「陰陵泉(いんりょうせん)」です。この3つのツボは膝痛によく効いてくれます。2日続けて計2回治療し、患者さんが自覚する痛みを、NRS(直線を〈痛みがない:0〉から〈最悪な痛み:10〉までの11段階に区切って、患者さん自身に現在の痛みに相応する数値を示してもらい、痛みを評価します)を用いて評価したところ10→2にまで減少しました。女性患者さんは治療後に、痛みが少ないから膝を庇うことなくスタスタと歩いて帰れる!これなら仕事も頑張れそう!と嬉しそうに帰られました。
痛みが少し楽になるだけで日常生活の質は向上します。猛暑を振るった夏も残すところあとわずか。涼しい部屋でテレビを見るだけではなく、十分な熱中症対策をした上で外にお出かけや、この夏やり残したことを楽しみたいですね!

ヘイセイ鍼灸治療院 鍼灸師 marupei

安心をサポートします!~セコム株式会社と全仁かグループとの業務提携について~

平成30年8月、全仁会グループ(医療福祉研究所ヘイセイ)はセコム株式会社と業務提携を行いました。病院とセコム株式会社との業務提携は中四国初となります。
人間関係が希薄になる中で「心身の障害・不安」「社会的孤立や孤独」など様々な問題が重なり合い複雑化しています。特に認知症高齢者や単身高齢者の増加など在宅生活を営む上で様々な問題があります。その中で、全仁会グループの充実した医療・福祉サービスと、セコム株式会社との業務提携を行い、在宅生活の「安心・安全」をサポートする事ができます。内容は「マイドクタープラス」という携帯電話と「ホームセキュリティー」の2商品について提携しました。
このマイドクタープラスは屋内や外出先で異変があった場合、「緊急対処員」が現場に急行します。必要に応じて119番通報を行い、事前にかかりつけ病院の情報や家族、病歴などを登録しておくことにより、迅速な対応ができます。

「救急から在宅まで何時いかなる時でも対応します」の理念のもと「もしもの時の安心と安全」をセコムでと全仁会グループとでサポートできればと考えています。
ご興味おもちの方は是非お問合せ下さい。

お問合せ先:全仁会グループ 医療福祉研究所ヘイセイ(倉敷在宅総合ケアセンター4階) 
                       電話086-427-8451  担当:目黒

総務部 渉外課 S

第97回 糖尿病料理教室

カテゴリー: 栄養科, 糖尿病療養指導士 | 投稿日: | 投稿者:

8月4日(土)倉敷生活習慣病センターにおいて「第97回糖尿病料理教室」を開催しました。今回のテーマは「夏野菜たっぷりランチ」。暑くても夏バテしないよう、暑い時期こそバランスの取れた食事をしっかり食べることが大切です。今回は、ゴーヤや冬瓜、そうめんかぼちゃなどを使った彩り良い献立になりました。そうめんかぼちゃはほぐさず焼き浸しにすることで食感が楽しめて好評でした。
次回は10月の開催です。2回目のカンバセーションマップ体験後、お弁当を食べる予定です。調理はありませんが、皆様のご参加をお待ちしております♪


♡デザートタイム♡
豆腐とクリームチーズ、牛乳を使って濃厚なアイスに。上に飾ったキウイも凍らせて食感を楽しんで。暑い夏にもさっぱりといただけます。

 

【本日のメニュー】
○ とうもろこしのバター醤油ご飯:バター醤油風味のご飯に枝豆ととうもろこしで花形に。
○ 豚しゃぶ野菜ジュレ:豚しゃぶに彩りの良い野菜を入れたカレー味のジュレをかけました。
○ ゴーヤと香味野菜のゴマ酢和え:苦いゴーヤもたっぷりの香味野菜とゴマ酢で和えれば美味しくいただけます。
○ 夏野菜の焼き浸し:焼き浸しは冷たくすれば食欲のない夏にもぴったり。
○ 冬瓜とトマトの味噌スープ:トマトの酸味が効いたスープです。冬瓜の皮は捨てずにきんぴらに。
○ 豆腐アイス:豆腐とクリームチーズ、牛乳で作ったアイスにキウイソースをかけて甘酸っぱく。

 

計504kcal
たんぱく質21.4g、脂質13.1g、 炭水化物76.9g(糖質68.8g、食物繊維8.1g)、塩分1.9g

※メニューご希望の方は倉敷生活習慣病センター受付にてお訊ね下さい。

 

管理栄養士 M.S

8月20日天満屋倉敷店5階にて当院管理栄養士がヘルシーレシピを紹介

カテゴリー: 栄養科, お知らせ, 事務部 | 投稿日: | 投稿者:

 このたび、天満屋倉敷店にて、JA倉敷かさやさんの食材を活かして当院管理栄養士が、夏バテを吹き飛ばす簡単・健康レシピの実演をすることとなりました。
管理栄養士の在中は 8月20日(金)午前10時~12時までの2時間、5階台所用品売り場です。
前回JA倉敷かさやさんとのコラボで大変好評だったこの企画、夏バテ対策編としての第2段です。是非ご来場ください。

秘書広報課

 

夏に注意するのは熱中症だけじゃない?!夏風邪にご注意を!!

カテゴリー: 臨床検査部 | 投稿日: | 投稿者:

毎日暑い日が続いています。
気象庁もこの猛暑は豪雨とともに、「30年に一度以下の頻度で起こる異常気象である」としています。そして、記録的な猛暑に熱中症で亡くなる人が相次いでいます。
こまめな水分・塩分補給、クーラーを使う、無理をしないことを心掛けて生活しましょう。

暑い夏は熱中症に気をとられがちですが、夏に注意しなくてはならないのは熱中症だけではありません。

皆さん、「夏に引いた風邪は治りにくいなあ…」と感じたことはありませんか?
夏場は、睡眠不足や暑さにより通常よりも体力や免疫力が落ちた状態であることなどが夏風邪が長引く原因として挙げられます。夏に多いウイルスはアデノウイルス、エンテロウイルス、コクサッキーウイルスの3つになります。
この中でコクサッキーウイルスが原因となるのはヘルパンギーナです。つい先日も、ヘルパンギーナ流行とういニュースを目にしました。子どもがかかるものと思っている方も多いと思いますが、まれに大人でも発症することがあります。ウイルスの型がいくつかあるので何度もかかってしまうことも珍しくありません。39℃以上の熱が続き、のどが赤く腫れて小さな水疱が多数できます。のどの痛みが強いため、食事や飲み物ものどを通らなくなり脱水症状を起こしてしまうこともあります。ヘルパンギーナは「飛沫感染」と「接触感染」が主な感染経路です。子どもでは、唾液や鼻水がついたおもちゃの貸し借りなどで感染が広がることがよくあります。
感染予防にはしっかり手洗い・消毒をすることが大切です。

熱中症・夏風邪にならないために食事・水分をしっかりとり、免疫力を高めてこの夏を乗り切りましょう!

臨床検査部 N.A

熱中症対策を心がけましょう

カテゴリー: 予防リハビリテーション | 投稿日: | 投稿者:

今年の夏は酷暑とも言われるほど、毎日毎日暑い日が続いており、熱中症関連のニュースが毎日のように聞かれます。熱中症はどのようにして起こるのでしょうか。

熱中症を引き起こす要因は「環境」と「からだ」と「行動」によるものが考えられます。

環境要因:気温が高い、湿度が高い、風が弱い、日差しが強い、閉め切った屋内、エアコンの無い部屋、急に暑くなった日、熱波の襲来

からだの要因:高齢者や乳幼児、肥満の方、糖尿病は精神疾患といった持病、低栄養状態、下痢やインフルエンザなどの脱水状態、二日酔いや寝不足といった体調不良

行動要因:激しい筋肉運動や慣れない運動、長時間の屋外作業、水分補給できない状況
などが熱中症を引き起こす可能性があるということです。

熱中症の予防方法としては 脱水と体温の上昇を抑えることが大切です。
・ 日時を選んで行動し、涼しく過ごす住まい、衣服の工夫
・ 高齢者の居室では温湿度を測り、暑さを避け、こまめに水分をとる
・ 体調不良、暑い時の無理な運動は控える
・ 暑くなる前から汗を掻く運動で暑さに慣れる
・ 運動、仕事の場面ではお互いに注意喚起する

行動の工夫として
・ 暑い日は決して無理をしない
・ 日陰を選んで歩く
・ 涼しい場所に避難する
・ 適宜休憩する、頑張らない、無理をしない
・ 天気予報を参考にし、暑い日や時間を避けて外出や行事の日時を検討する

また、「クールビズ」で呼びかけられている「室温28℃」は冷房の設定温度のことではなく、室温のことです。冷房設定を28℃にしていれば室温は必ず28℃ではありません。
このため、温湿度計を利用して部屋の温度を28℃を目安に適切な温度とするようにしましょう。室温が24℃を下回るほど低い場合には、外気温との差が大きく、出入りする際に身体の負担になるようです。

水分補給のポイントとしては
・ こまめに水分補給
・ 喉が渇く前に水分補給
・ アルコール飲料での水分補給はしない
・ 1日あたり1.2ℓは水分補給をしましょう(食事での水分は含まれません)
・ 起床後、入浴後に水分補給
・ 大量に汗をかいた時は塩分も忘れずに摂取
飲料は5~15℃の温度のものが吸収が良く、冷却効果も大きくなるそうです。

倉敷平成病院予防リハビリでは、朝の体操から始まり、エアロビクス、個別リハビリ、スクエアステップエクササイズやリラクゼーション、ロコトレと運動満載なプログラムで過ごしていただいています。このため運動中でもこまめに水分補給をし、コーヒーではなくお茶を飲むよう声かけを行っています。また、室温も暑さを感じやすい方、冷房が苦手な方、個人差があるため、御自身の体調に合わせて衣服で調整できる対応をお願いしています。繰り返し熱中症についてのお話をさせていただくことで、熱中症への注意喚起を促しています。
この夏も元気に予防リハビリで過ごしていただけるよう、しっかりと予防に取り組んでいきたいと思います!!

予防リハビリ 作業療法士K

参考文献:環境省 熱中症予防情報サイト

第53回のぞみの会だより-6-

カテゴリー: のぞみの会 | 投稿日: | 投稿者:

厳しい暑さが続いていますが皆さまいかがお過ごしでしょうか?
先月23日には埼玉県熊谷市で最高気温41.1℃を記録し、国内の最高気温を5年ぶりに更新したり、今月1日には宮城県仙台市で37.3℃を記録したりするなど、今年は例年にもまして暑い夏になっています。
ちなみに岡山の歴代最高気温は、24年前の昨日(1994年8月7日)に観測された39.3℃、歴代2位は12年前の明日(2006年8月9日)に観測された38.3℃だそうです。
この時期は、岡山県内では最も暑い時期なのかもしれません。
皆さま、くれぐれも熱中症にはお気をつけください。

さて、今日でのぞみの会まで残り81日となりました。
各部署が協力して作り上げた手作りのポスターの掲示も終わり、いよいよ準備も本格化してきました。

今年は例年よりも早い開催のため、準備期間は短くなりますが、例年と同じぐらい、あるいは例年以上に皆さまに満足して帰っていただけるよう、職員一同力を合わせて頑張っていきます!!

10月28日、たくさんのご参加お待ちしております。

★第53回のぞみの会 平成30年10月28日(日) 9時30分~14時『地域へ、そして未来へ ~これからも共に生きる全仁会~』★
★ポスターは倉敷老健が作成したものです

第53回のぞみの会実行委員 薬剤部 H

 

栄養科通信 vol.132「経口補水液とスポーツ飲料の違い」

カテゴリー: 栄養科 | 投稿日: | 投稿者:

歴代最高気温を更新し、連日猛暑日が続いている中、熱中症や脱水状態の改善に有効とされている経口補水液。厚生労働省が発表した「熱中症予防のためのリーフレット」でも水分補給の1つとして推奨されるほど、今注目されています。最近様々な場面でよく聞くので知っている方も多いとは思いますが、今一度、経口補水液について勉強しておきましょう!
経口補水液は、点滴のように器具や技術を用いることなく手軽に口から水分や電解質を補給できるため、「飲む点滴」とも言われています。熱中症や脱水予防でよく用いられる飲み物としては、スポーツ飲料もありますが、経口補水液とスポーツ飲料はどう違うのでしょうか。

◎経口補水液
水に塩分と糖分を一定の割合で配合した飲料。
吸収率が高いうえに吸収速度が速い。
脱水状態になったときに塩分と水分を補給する。
スポーツドリンクに比べ糖分が少なく、塩分が多い。

◎スポーツ飲料
水分、ミネラル、糖分、電解質をバランスよく配合した飲料。
浸透圧を下げ、胃腸への負担を軽減しながら吸収速度を上げる。
運動や重労働など、たくさん汗をかいたときに、脱水予防として用いる。
経口補水液に比べ塩分が少なく、糖分が多い。

2つの大きな違いは塩分と糖分の量です。大塚製薬の「OS-1」という経口補水液には500ml当たり約1.5gの塩分が含まれていますが、ポカリスエットは0.6gと半分以下なのです。普段スポーツする時に給水目的で経口補水液を飲んでしまうと塩分の摂りすぎで高血圧などの原因になりかねません。つまり、塩分が多く含まれている経口補水液は、汗を大量にかき、脱水症状になっているときに飲むと良いでしょう。(塩分の他にカリウムも多く含むため、塩分やカリウムに制限がある方は必ず医師に相談してください。)そして、スポーツ飲料は、脱水症状ではない、日常での発汗やスポーツ時の水分補給など、脱水を予防する目的の時に飲むのが最適といえます。また、この経口補水液は簡単にお家でも作ることができます。

手作りの経口補水液は作ったその日に使い切らないといけないので、応急的な感じと捉えて、薬局などに売っている市販品を常備しておくのもいいかもしれません。また、この経口補水液、どれも味はおいしいとは言えないようですが、脱水状態にある方が飲むとおいしいと感じるそうです。つまり、おいしいと感じたら危険なサインかもしれません。普段の生活では水やお茶、スポーツ時にはスポーツドリンク、脱水時には経口補水液と、シーンに合わせて上手に飲み分けて、まだまだ暑い夏を乗り切りましょう!

栄養科 E・H