通所リハビリよりご案内

カテゴリー: 通所リハビリテーション | 投稿日: | 投稿者:

優しい光を浴びることで草花や木々が芽吹き、穏やかな春の訪れを感じる季節となりました。春といえば“出会い”や“新たな取り組み”など変化が多い季節ですが、倉敷老健通所リハビリテーションでも新たな一歩を踏み出しています。
今年度は介護保険の制度改正があり、介護を取り巻く環境が大きく変化していきます。具体的には介護が必要になった状態でも、“住み慣れた地域で、その人らしい生活が送れること”を目的とした、リハビリテーション(社会参加)がより一層求められているという内容です。そこで、私たちは利用者さんの目標達成に向けて、少しでも有意義な時間を過ごして頂けるように、⑴機能性,⑵利便性,⑶快適性の3点を意識して施設内の環境整備を行いました。
まず機能性の面では、今まではリハビリスペースと自主トレーニングスペースが分けられていた為、自主トレーニングスペースが十分に活用できず、機能改善を目的とする機能を十分に発揮できていませんでした。そこで今回は、特に利用者さんが主体的に活動に取り組めるという点を意識して、リハビリスペースと自主トレーニングスペースを共有することで、“いつでも、気軽に運動が出来る”ように環境を整えました。また、リハビリ専門職が近くに居ることで、運動に関する相談などにも適時対応できるようになっています。
次に利便性の面では、廊下が狭く通りにくい・帰宅時間には混雑してしまうという課題がありました。そこで物品の配置を見直し、スペースの確保を行いました。その結果、車椅子の操作が苦手な方でも自由に移動できるという環境を整えることが出来ました。
最後に、快適性の面では、今までは決まった部屋で1日を過ごす事しかできず、一息つくことの出来る場所がありませんでした。その結果、活動と休憩の場所が共存してしまうという課題がありました。その為、利用者さん・家族などの来賓の方でも、一息つきリラックスすることの出来る空間を作り、誰とでも気軽に団らん出来るようになっています。

これからも、通所リハビリテーションを利用してくださる方々にとって、有意義な時間が過ごせるように、環境の整備やサービス内容の整備を行っていく予定です。施設内の見学は随時承っていますので、お気軽にご連絡ください。皆様のご利用を心よりお待ちしています。

通所リハビリテーション 理学療法士 O