医療ソーシャルワーカーの仕事とは

だんだんとジメジメした雨の日も増えてきましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

私は当院にて医療ソーシャルワーカーとして働いています。
“医療ソーシャルワーカー”と聞くと、どんな仕事をしている人だろう?と思われる方も多いかもしれませんが、外来・入院に関わらず患者さんやご家族の相談対応をさせていただいています。なかなか“医療ソーシャルワーカー”という言葉自体が浸透していないため、自己紹介の際には“相談員”とお伝えしていることが多いかもしれません。

医療ソーシャルワーカーは、保険医療機関等において患者さんやご家族の相談にのり、社会福祉の立場から経済的・心理的・社会的問題の解決、調整、社会復帰を支援する専門職です。

相談と言ってもどんなことを相談したらいいのだろう?と思われる方もいらっしゃると思います。病気や怪我で治療が必要になった際に、患者さんやご家族だけでは解決できない問題が起きる場合があります。

介護が出来るか分からない、
自宅での生活が難しいかもしれない、
退院後の生活が不安・・・、
介護保険について知りたい、
医療費や生活費など経済的なことが不安・・・、
転院について相談したい、
など

患者さんやご家族の話を聴き、問題解決に向けて必要な制度の活用ができるようお手伝いさせていただいたり、今後の生活についてご本人やご家族とともに一緒に考えさせていただきます。

安心して治療や日常生活が送れるようサポートできたらと思いますので、相談のある方はお気軽にお声かけください。

地域医療連携センター 医療ソーシャルワーカー M

※画像はイメージです(写真AC)