SPLYZA Motion(スプライザモーション)〜AIが動きを読み取る!最先端リハビリ解析システム〜
■AIによる3D動作解析システムの導入
倉敷平成病院リハビリテーション部では、令和7年7月よりAIによる3D動作解析が可能な最新のモーションキャプチャ「SPLYZA Motion(スプライザモーション)」を導入しました。これは、専用マーカーを身体に貼り付けることなく、カメラ映像から身体の動きを自動で解析できるシステムです。従来のモーションキャプチャでは、多くのマーカーを装着し、広い専用空間や特別な設備が必要でしたが、このシステムではタブレットやスマートフォンで簡単に撮影・解析が可能です。そのため、より気軽に動作を記録し、日常のリハビリ場面でも活用できるようになりました。

■動きの「見える化」で視覚的に確認
SPLYZA Motionの特長は、動きを「見える化」できることです。たとえば歩行や立ち上がりの様子を撮影すると、関節の角度や重心の動きなどがグラフや映像で表示されます。これにより、患者さん自身が「どのように動いているのか」「以前と比べてどう変わったのか」を視覚的に確認できるようになりました。スタッフだけでなく、患者さんも一緒に変化を共有できる点が大きな魅力です。

■一人ひとりに最適なアプローチ方法の検討
また、客観的なデータをもとに、治療前後の動きの違いを分析できるため、より的確なリハビリプランの立案にも役立ちます。
たとえば、「下肢装具を使ったときの歩行」と「使わないときの歩行」を比較したり、「筋力トレーニング後に動きがどのように改善したか」を確認することで、一人ひとりに最適なアプローチ方法を検討することが可能になりました。

今後も当院では、最新技術を活用しながら、患者さん自身が変化を実感しながら取り組めるリハビリの実現に努めてまいります。
リハビリテーション部 PT科副主任 理学療法士 Y
