日別アーカイブ: 2026年2月7日(土曜日)

第17回 岡山県回復期リハビリテーション病棟協会研究会 開催報告

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令和8年1月31日(土)、倉敷平成病院救急棟4階において、「第17回岡山県回復期リハビリテーション病棟協会研究会」を開催いたしました。(主催:岡山県回復期リハビリテーション病棟協会、後援:岡山県病院協会、岡山県看護協会、岡山県栄養士会、岡山県理学療法士会、岡山県作業療法士会、岡山県言語聴覚士会、岡山県ソーシャルワーカー協会)。当日は151名が参加し、盛況のうちに終了いたしました。

今回は、川崎医科大学リハビリテーション医学教室 主任教授 平岡 崇 先生をお迎えし、特別講演として「社会的行動障害の神経基盤とリハビリテーション医療」をテーマにご講演いただきました。
講演ではまず、高次脳機能障害の定義をはじめとする概論について整理してお話しくださいました。

講演ではまず、高次脳機能障害の定義をはじめとする概論について整理してお話しくださいました。「高次脳機能障害」とは、「高度・複雑・抽象的処理を必要とする幅広い脳機能の障害」であること、またその用語には、概念的に二つの意味合いが存在しており、それが「高次脳機能障害」に対する理解を難しくしていることなどを示されました。また、今回制定された「高次脳機能障害者支援法」により、回リハ病棟の施設基準において、高次脳機能障害者に対する退院支援体制に関する要件が追加される旨をご紹介くださいました。

講演後半では、人間の脳の構造、脳のどの部位が損傷されると社会的行動障害が起こるのか等について詳しくご説明くださいました。
特に社会的行動障害は外見からは分かりにくく、退院後や社会復帰の場面で問題が顕在化しやすいことなどを示されました。そのうえで、環境調整や多職種による関わり、集団リハビリテーションなどを通じた「気づき」の支援を組み合わせることなどで、その人らしい社会参加につなげていくことの重要性が示されました。

会の最後には活発な質疑応答が行われ、参加者にとっても非常に有意義な時間となりました。

また、今年9月6日に開催される「第10回岡山県地域包括ケアシステム学会学術大会」についても案内がなされました。

最後に、本研究会の開催にあたりご協力いただいた関係者の皆様、ならびにご参加いただいた皆様に心より感謝申し上げます。
岡山県回復期リハビリテーション病棟協会事務局では、今後も継続的に研究会を開催し、県内の回復期リハビリテーション医療の質の向上に努めてまいります。来年度も多くの皆様のご参加をお待ちしております。

※第16回研究会開催報告はこちら

岡山県回復期リハビリテーション病棟協会 事務局

(※岡山県回復期リハビリテーション病棟協会は、回復期リハビリテーション病棟を有する県内23病院で構成されています。令和7年度は倉敷平成病院が事務局を担当しています。)

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