日別アーカイブ: 2026年2月25日(水曜日)

早く見つけよう膵臓がん

カテゴリー: 平成脳ドックセンター | 投稿日: | 投稿者:

2月もほぼ終わり新年度がすぐそこまでやってきましたが、今年の健診はもう受けましたか?
血圧や血糖値などが気になるところですが、やはり命に直結する「がんになっていたら…」と心配な方も多いのではないでしょうか。

胃がん、大腸がん、肺がん、子宮がんや前立腺がんなどのがんについては市町村のがん検診(対策型検診)が行われており、実際に受けたよという方もおられると思います。しかし、対策型検診の項目に入っていないのにこれらのがんよりも予後の悪い(5年生存率が低い)がんがあることをご存じですか?
それは膵臓がんです。

国立がん研究センターによると2021年のがんの罹患数は1~5位の順に大腸・肺・胃・乳房・前立腺となっていて膵臓がんはランク外ですが、死亡数となると、肺・大腸・膵臓・胃・肝臓の順では3位になっています。
さらに、先日発表された最新の5年生存率では膵臓がんが最低でした。これは膵臓がんが他のがんに比べて早期発見が難しいということも関係していると思われます。

多くの人間ドックでは膵臓がんの診断補助のために画像検査とあわせてCA19-9という腫瘍マーカーを測定していますが、当院の脳ドックセンターでは4月からAPOA2アイソフォーム検査という新しい膵臓がんの腫瘍マーカーの検査を開始予定です。

これはCA19-9とは別の観点から膵臓がん診断を補助する検査であり、2つの検査を併用することで相補的に膵臓がんを判別することが示されています。
この検査を受けて膵臓がんの早期発見・早期治療につなげて頂きたいという思いで皆様をお待ちしております。

脳ドックセンター Dr. Y