生活習慣病センターでは神経障害・足病変の合併症についての強化月間となっています。足の血流検査やサーモグラフィー、自律神経の検査に加え、看護師による足の観察、アキレス腱反射・知覚検査・拍動触診などを行い、足病変の予防と早期発見に努めています。
さて、みなさんの足の爪はどのような切り方をしているでしょうか。三角に切ったりギリギリまで切り込んだりしていませんか?伸びた爪はけがのもとですが、深爪も爪周囲の組織の傷や巻き爪の原因となります。爪はまっすぐ切り両脇はわずかにカットし爪の先端が四角い形になるように切ります。爪の両角を短く切り落とさないように注意しましょう。
巻き爪や硬くて切りづらい爪は無理に切らずフットケア外来にご相談ください。
足病変は予防と日頃からのケアが重要です。毎日足をよく観察し、清潔にしましょう。
足にけがをしたり、異常に気がついたら放置せずに早めに医療機関を受診してください。
糖尿病療養指導士 看護師 T