11月19日(火)、褥瘡や創傷処置の専門である形成外科の福井季代子先生をお招きし、褥瘡足病変対策委員会主催の「令和6年度上半期勉強会」を開催しました。今回は4年ぶりに、コロナ前と同様に対面形式での開催となりました。
勉強会では、創傷治療の過程に基づく治療法の選択、当院で採用している外用剤や被覆剤の特徴と使い分け、褥瘡回診時の視点について学びました。福井先生には症例を交えながら、非常にわかりやすくご解説いただき、病態を理解し創部の状況に応じた治療法を選択することの重要性を再認識しました。
今後は、創部の状態を的確に観察し、早期に適切な治療を行うことで、看護やケアに活かしていきたいと思います。また、褥瘡の発生には様々な要因が関与しているため、医師や看護師だけでなく、理学・作業療法士、薬剤部、管理栄養士、MSWなど、多職種が連携し、それぞれの視点を活かして褥瘡予防と治療に取り組んでいく必要性を改めて感じました。
これからも質の高いケアを提供できるよう努めてまいります。
褥瘡足病変対策委員会 2階病棟看護主任 M
※画像の一部を加工して掲載しています。