近頃だんだんと寒くなってきましたね。外気も乾燥し始めて、身体の乾燥も気になる季節です。ブログをご覧の皆さんはお口の乾燥は気になっていませんか?
唾液が減り、お口が乾燥すると、お口の中の細菌が増えてむし歯のリスクが上がってきたり、歯肉が腫れやすくなり、歯周病のリスクが上がりやすくなります。
また、唾液による自浄作用が低下して、乾燥してくる状態は口臭の原因にもなります。
これらを予防するためには早めの対策が効果的です。
今日からお口の乾燥対策をはじめてみませんか?
唾液を出す器官として、耳の下方あたりに位置してる耳下腺、顎の下側にある顎下腺、下顎の先端の下方にある舌下腺という3大唾液腺があります。
これらの唾液腺をマッサージすることで、唾液が出やすくなってきます。
また、梅干しやレモンなどの酸っぱいものを想像したりするのも唾液の誘発には効果的です。
しかしながら、高齢になると、唾液腺そのものが萎縮して、マッサージをしても十分な唾液が出ない方がいらっしゃいます。
そのような方には唾液の作用を補助するための口腔保湿剤の併用をお勧めしています。当院では口腔保湿洗口液(バイオティーン)と口腔ケア用ジェル(リフレケアジェル)を取り扱っております。
口腔乾燥の改善についてご相談がある方は歯科までお問い合わせください。
歯科衛生士 F