令和元年 褥瘡対策委員会・フットケア委員会 下半期合同勉強会 報告

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11月14日(木)、倉敷在宅総合ケアセンター4階多目的ホールにて褥瘡対策委員会・フットケア委員会による下半期合同勉強会を開催し、77名の方がご参加くださいました。
 前半は倉敷生活習慣病センター診療部長の青山先生より、「糖尿病入院患者さんの治療の実際」についての講義が行われました。糖尿病治療は3本柱の食事療法・運動療法・薬物療法だけでなく、まずは飲水や点滴・経管栄養による水分量を確保すること、食事開始1時間後の運動が大切であるということを教えて頂きました。

後半は、褥瘡認定管理栄養士でもある栄養科の小野主任より、「褥瘡と栄養の関係、退院後の効果的な栄養摂取方法」についての講義が行われました。褥瘡の段階によって必要な栄養素が異なるため、今の状態をよく観察し、何をどれだけ食べたかまで把握した上で栄養強化を行う事が大切であると学びました。

退院後も継続した栄養補給が必要であり、患者や家族へ知識・情報提供を行い、多職種と連携してチームで対応していく事の重要さを再確認しました。日々のケアの中で観察する力を持ち、今後の看護に活かしていきたいと思います。

 

褥瘡対策委員会委員(訪問看護ステーション) 看護師 O