第29回倉敷ジュニア・フィルハーモニーオーケストラ演奏会 開催報告

カテゴリー: 秘書・広報課, メディア情報 | 投稿日: | 投稿者:

平成30年8月16日(木)倉敷平成病院リハビリセンターにて「第29回 倉敷ジュニア・フィルハーモニーオーケストラ演奏会」が開催されました。平成2年から継続開催されているこの催しですが、今年は7月の西日本豪雨災害での甚大な被害の爪痕が深く残る中、「このような時こそ音楽の持つ力を」と開催されました。例年にない猛暑の中ボランティアに参加されている方、お盆の時期に病院で過ごさなければならない入院患者さんやご家族、福祉施設をご利用の方はじめ、地域の小学生など、およそ200名が聞き入りました。

奏曲は講座生がビゼー作曲/歌劇「カルメン」より(川添孝士編曲)メドレーを演奏し、オーケストラ生がボロディン作曲/歌劇「イーゴリ公」より『ダッタン人の踊り』、ビゼー作曲/「アルルの女」第1組曲より『アダージェット・鐘(カリヨン)』・第2組曲より『パストラール・メヌエット・ファランドール』を熱演しました。

 座生の最年少は4歳で、実際の10分の1のサイズのヴァイオリンを懸命に弾く姿が大変可愛らしく、後半は100名を超える団員による迫力たっぷりで贅沢な演奏に大変盛り上がりました。

そして、アンコールはアンダーソン作曲/『サンドペーパーバレエ』でした。サンドペーパーとは紙やすりのことで、打楽器メンバーが紙やすりをこすった音色を演奏に取り入れており大変魅力的なハーモニーでした。

奏を聴かれた方々から「大変感動した」「元気をいただきました」という声をあちこちでいただき、心に癒しと活力を少しでも多くの方に提供できたのではないかと思います。

また倉敷ジュニア・フィルハーモニーオーケストラは8/19(日)倉敷市玉島文化ホールにて第33回定期演奏会を開催いたします。ぜひご来場ください。

秘書・広報課

 

※この演奏会の様子が、8月16日の瀬戸内海放送「KSBスーパーJチャンネル」の中で紹介されました。