オーラルフレイルを予防しましょう!

カテゴリー: 訪問看護ステーション | 投稿日: | 投稿者:

全国の感染拡大に伴い、今年は例年とは違った年末年始となり、とても残念な状況が続いていますね。また、繰り返しの寒波で、ご自宅で過ごす時間が増え、日中の活動量や会話の量が少なくなってきているのではないでしょうか。

会話の減少や不活発な生活習慣が続くと、手や足の筋力だけでなく、舌や口周りの筋力低下(オーラルフレイル)が起こり、低栄養や誤嚥性肺炎などの発症リスクが高まると言われています。

始まりは、滑舌低下・食べこぼし・わずかなむせ・かめない食品が増える・口の乾燥等ほんの些細な症状であり、見逃しやすいという特徴があります。

オーラルフレイルは、健康と機能障害との中間にある為、早めに気づき適切な対応することで、健康に近づくことが出来ます。

効果的な予防方法を以下に記載していますので、ご参照ください。

《あいうべ体操》
できるだけ大きい口で、1セット4秒前後でゆっくりと1日30回(3分程)
行うことが理想です。

 

 

 

 

 

 

《吹き戻しを使った運動》
馴染みのある玩具「吹き戻し」が実は、口腔機能訓練の用具として使われてい
ます。笛を吹くことで腹式呼吸が行え、唇などの、口の周りの筋肉も鍛えられ
ます。
1セット10~30回を目安に、朝・昼・夕の1日3セット行うことが理想です。

 

 

 

 

 

毎年2回発行しておりますヘイセイ訪問看護だより「ひまわり」は、今回オーラルフレイルに関する情報やその予防方法等を記載しております。倉敷在宅総合ケアセンター1階に置いてますので、一度手にとってご覧頂けたらと思います。今年も訪問看護ステーションを宜しくお願い致します。

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