ドックセンター受診の方の中には、腸の不調で悩んでいる方が多くいらっしゃいます。この腸の不調は、心と体へも悪影響を及ぼします。『脳腸相関』と言われ、脳と腸の情報交換で腸から「SOS」が発信されているのです。
腸は第二の脳とも呼ばれていますので、腸内環境を整えることで腸から幸せホルモン「セロトニン(腸が9割作っている!)」が作られ自律神経のバランスを整えてくれます。また、腸内で「エストロゲン」という女性ホルモンのバランスもコントロールしているので、乳がんや子宮がんの予防にもつながります。他にも認知症(アルツハイマー型)・動脈硬化・糖尿病・高血圧・アレルギー・感染症の予防にもつながります。
腸内環境を整えるためには忙しい日々を送っていると難しいかもしれませんが、睡眠・運動・食事を良質なものへと改善していくことが大切です。「健康な腸」を保つことが「健康で長生き」の秘訣です。
【美腸へのすすめ】
*良い睡眠
・寝る1時間前は自分を褒める。楽しかった事を思い出す。
*運動(1日15分)
・便秘の人:スクッワト、ボクシング、ジョギングなど
・下痢の人:階段のぼり、体操など
*水分摂取(1.5~2ℓ/日)
・便秘の人:硬水
・下痢の人:軟水
*日記を書く
*腸マッサージ、腸もみ(おすすめ!)
脳ドックセンター ももっこ