日別アーカイブ: 2019年11月26日(火曜日)

第1回岡山県病院対抗ゴルフコンペ参加のご報告

カテゴリー: 部活動 | 投稿日: | 投稿者:

このたび、11月24日(日)、水島ゴルフリンクスにて県内病院関係の親睦を深める目的でゴルフコンペを開催致しました。
競技方法は、18ホールストロークプレイ、ダブルぺリア方式による団体戦で、1チーム4名参加。上位3名のネットの合計で順位を競います。自チーム2名と他チーム2名でラウンドしました。
参加チームは、玉島中央病院・倉敷第一病院・万成病院・水島中央病院・倉敷成人病センター・倉敷平成病院の6病院5チーム、20名でした。他の病院の方々と日頃の色々な話をしながら大変有意義な時間を過ごしました。勝敗はともかく、今後も色々な場面で社内・他病院との関係・絆を太く長く継続していけるようお互い協力していければと考えています。
来年度も継続的に開催予定です。多くの方のご参加お待ちしております。

結果
団体優勝:水島中央・成人病合同チーム
準優勝  : 倉敷平成病院
3位  :万成病院
4位  :玉島中央病院
5位  :倉敷第一病院

ドックセンター・渉外課 S

言語障害の理解と支援に向けて

カテゴリー: リハビリテーション部 | 投稿日: | 投稿者:

皆さん、こんにちは。11月も下旬を迎え、朝晩が冷える季節になってきましたが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

現在私は、今年度から岡山県で開始となった“失語症者向け意思疎通支援者養成事業”に携わっています。失語症とは、脳卒中による言語障害の代表的なものであり、「聴く・話す・読む・書く」といった言語にまつわる機能のいずれか、または全てに障害を受けることであり、特徴として以下の事が挙げられます。

・言葉が浮かばない(喚語困難)

・思ったことと違うことを言ってしまう(錯語)

・文章が理解出来ない、書くことが出来ない

これら失語症状によって会合や買い物、催し物、書類手続きなどにおける言語が関わるやりとりが困難となり、結果として日常生活が制限され社会参加が阻害されます。そのため、各市町村が行う地域生活支援事業の意思疎通支援サービスの対象として、失語症者が新たに加わりました。意思疎通支援サービスでは、失語症者から要請を受けて派遣される失語症者向け意思疎通支援者が、日常生活で必要な買い物・書字記入など言語でのやりとりを必要とする場での意思疎通支援を行っていきます。わかりやすく言うと、聴覚障害者のための手話通訳者と同じように、失語症者とのコミュニケーションについて一定の知識と技能を有して失語症者を支援する市民を養成し、失語症者の社会参加を促していくための新規事業です。

 この事業を通して、有資格者の養成はもちろんのこと、失語症の認知度向上に努めています。正しい接し方等、失語症に理解を持った方を一人でも多く増やすことが出来れば、失語症やその家族にとって有意味なものになると考えています。

来年度からも継続して実施予定のため、引き続き頑張っていこうと思います。

作業療法士 O