脳神経センター大田記念病院(福山市)と医療秘書・広報の情報交換会実施報告

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昨年12月9日(土)午後、社会医療法人祥和会脳神経センター大田記念病院(福山市)を訪問し、医療秘書・広報の情報交換会を実施いたしました。
平成28年11月の第20回全国病院広報研究大会(HITO病院)以来、病院広報についてご教示いただいており、この度の訪問となりました。大田記念病院の広報ご担当の島津様は、異業種で広報のエキスパートとしてスキルアップされた後、大田記念病院にて法人本部の広報担当としてご活躍されています。

大田記念病院では現在回復期リハビリ病棟開設に向け新病棟を増築中であり、数年前に外来棟を増築されています。
まず院内見学を行いました。とにかく壁に直接の掲示はしないこと。建設の際から、患者さんの動線等を想定したサイン(案内)を作成されている点、調剤薬局へのFAXシステムの案内やタクシー配車電話の案内等、随所に工夫されている点がみられました。
見学の後は、医療秘書班と広報班に分かれて、研修がなされました。私たち広報班は、島津さんから、体系的に広報の在り方や、広報担当者として必要な段階的スキル、病院広報に求められる適性やその目的等多岐にわたるものでした。
また、大田記念病院のレシピ本の出版や、だしパックの販売等、ただ単に話題性を求めただけではなく、地域の方々の健康を守る。という目的があっての事業ということで、大変感動致しました。
そして、所属する組織において最も大切なことは何かを念頭に課せられた業務を行うことが大切であると理解しました。

予定時間を2時間以上すぎるほど白熱した研修となりました。帰りの車中ではそれぞれがそれぞれの課題を見つけたような空気感でした。
多くの資料等もいただき大変充実した半日となりました。
報告が遅くなりましたことをお詫びすると共に、大田記念病院の方々には、この場をお借りして御礼申し上げます。

 

大田記念病院の島津さんは『病院2018年2月号(医学書院)』にも執筆されておられます。

 

秘書広報課