最近、“見た目は水のように透明だけど味が付いた飲料水”を多く見かけませんか?
近頃流行しているその飲み物は「フレーバーウォーター」といいます。
アップルやオレンジなどさまざまな味があり、お水がベースなので、すっきりとさわやかな味わいが大きな魅力ですよね。また。お水の味のマンネリを解消できたり、一般的なジュースよりも飲みやすかったりするために、手に取ったことのある人も多いのではないでしょうか。
ところで、名前の通りあくまで香りが付いたミネラルウォーターであって、ジュースではないと思っている方はいませんか?
確かに、一般的なジュースに比べるとカロリーは低いですが、ミネラルウォーターのようにカロリーゼロではありません!
フレーバーウォーターにもカロリーや糖分が含まれていて、ジュース類と同じ「清涼飲料水」に分類されているのです。
たとえば、ミネラルウォーターとフレーバーウォーターの100mlあたりのカロリーを比べると、ミネラルウォーターはもちろん0kcalですが、フレーバーウォーターは8~25kcalあります。
500mlペットボトル1本に換算すると、商品によっては100kcal以上になるものもあるのです。
一般的なジュースよりも低カロリーなものの、フレーバーウォーターにもカロリーや糖分が含まれていることを理解したうえで使いましょう。
摂る際はカロリー表示を確認してできるだけカロリーの低いものを選び、水やお茶代わりにがぶがぶ飲み過ぎないことに注意です。
寒い日が続いていて、夏場に比べてのどが乾かない分、ついつい水分摂取が減っていませんか?
冬場でも水分が少なすぎると脱水症になります。
お茶や水をメインに1日1L以上を目標にこまめに水分補給しましょう。
糖尿病療養指導士 栄養科 S.H