日別アーカイブ: 2015年7月2日(木曜日)

第65回 日本病院学会に参加して

カテゴリー: 倉敷老健 | 投稿日: | 投稿者:

65nihonn平成26年度の院内研究で、倉敷老健入所チームは、認知症高齢者の睡眠障害に対するアロマテラピーの有効性について検証しました。先行研究同様に、当老健に入所されている方についても効果を認める結果となりました。平成26年12月に行われた院内研究発表大会の結果、『創造賞』を受賞して、日本病院学会での発表の機会を頂きました。
学会は長野県の軽井沢で、平成27年6月18日・19日の2日間の日程で開催され、3東病棟と薬剤部からも発表されました。
移動スケジュールを立てる前に、まずは軽井沢までのルートを確認です。意外に遠い!!そもそも、軽井沢は長野県にあるということを今回初めて知りました・・・関東とはいえもう少し楽な移動をイメージしていましたが、なんと会場到着までは6時間近くかかります。新幹線のチケットは3東病棟の師長さんが購入して下さり、あっという間に当日に・・・
1日目、倉敷は曇りでしたが、残念なことに軽井沢は雨が降ったり止んだりでした。1日目には薬剤部の発表が無事終わりました。発表後は、次の日に向けて体力がつくよう、名物の信州そばとソースカツ丼をお腹いっぱい食べました!sosukatu
2日目は朝から大雨警報が出ており、土砂降りの雨・・・天気は非常に残念でしたが、朝一番の3東病棟の発表が無事終わり、午後には老健の発表も無事に終わることができました。今回の学会は、一般口演だけでも500題を超えており、他の病院などでの最新の取り組みを知る良い機会となり、とても刺激を受けました。
今回の学会で学んだ内容や院内研究での取り組みを、日々の臨床に活かしていけるよう、今後もさらに努力していきたいと思います。
倉敷老健リハビリK

総社市と地域医療連携協定を締結しました。

カテゴリー: 秘書・広報課, メディア情報 | 投稿日: | 投稿者:

この度、総社市と吉備医師会及び、倉敷中央病院、当院が地域医療連携協定を結ぶこととなり、6月26日(金)総社市役所で締結式が行われ当院からは、高尾理事長が出席し、協定書に署名しました。 この協定は、協定締結者それぞれが、相互に連携を図る事により、総社市民が医療や介護を要する状態になっても、住み慣れた地域で安心して生活ができるよう、①地域医療連携ネットワークの確立②救急医療体制の確立③地域医療を推進するための人材育成④医療情報の提供と活用⑤災害時等の医療体制の構築⑥地域の医療・保健・介護・福祉の関係機関との連携の6項目を掲げ市域を超えた切れ目のない適時適切な医療の提供・強化をすることを目的としています。

現在、総社市内には救急告示指定病院は2か所のみで救急搬送の約75%が倉敷市等の市外の病院へ搬送されています。 片岡総社市長より、「総社市の救急搬送の多くを、倉敷中央病院、川崎医科大学附属病院、倉敷平成病院で受け入れて頂いています。大きな病院で急性期治療をし、病状が落ち着いたら地元にもどり療養していただく。そのためにも市内のかかりつけ医と情報共有・医療連携を密にしていきたい。」とあいさつがあり、高尾理事長が「総社市の中心部から当院まで車で30分。総社市が安心して住みやすい街になるよう、当院も全力を尽くします。倉敷中央病院とも横の連携をとりチームワークで総社市をサポートしていきたい。」と述べました。

この締結により当院が地域になくてはらない病院として必要とされていることを改めて感じました。
(川崎医科大学附属病院については、病院を運営する川崎学園と7月下旬、協定を結ぶ予定。)

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(左から高尾理事長、倉敷中央病院小笠原院長、片岡総社市長、三宅吉備医師会代表理事)

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※ この締結式が、6月27日の山陽新聞で紹介されました。