第52回のぞみの会だよりー11-

カテゴリー: のぞみの会 | 投稿日: | 投稿者:

9月になり暑さもだいぶやわらぎ過ごしやすい季節になってきました。季節の変わり目でもあるので、体調を崩しやすいと思います。風邪を引かないように気をつけましょう。
さて、第52回のぞみの会まであと2ヶ月をきりました。先日当日お出しするお弁当、おやつの試食と健康茶の試飲をしました。どれも美味しくきっと当日は皆様に喜んでいただけると思っています。
今年も皆様に楽しんでいただけるように職員一丸となって準備をすすめていきます。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
★第52回のぞみの会 平成29年11月5日(日) 9時30分~14時『いつか 、やっぱり全仁会-未来が広がる最新治療-』★
★ポスターは外来が作成したものです

第52回のぞみの会実行委員 2階看護師 S

5)認知症疾患医療センターの役割について⑤

カテゴリー: 認知症疾患医療センター | 投稿日: | 投稿者:

認知症疾患医療センターには5つの役割があります。①各種検査データや事前相談など多くの情報を元に診断を行い、②診断にもとづく適切な治療方針を決定し、③内科的異常の早期発見・治療し、④かかりつけ病院との情報共有を行い、連携して治療にあたります。また、地域や行政など、関連機関などの部門とも連携し、よりよいケアの方法を患者様、ご家族の方々と共に考えていきます。また、⑤認知症に関する教育・啓発機関として機能することも、患者様と患者様の援助に携る方々を総合的にフォローしていくために、とても重要な役割となります。
今回は役割⑤:認知症に関する教育・啓発機関についてご説明します。
認知症に関する教育・啓発機関
厚生労働省が定める、認知症施策推進5ヶ年計画(オレンジプラン) では、認知症になっても本人の意思が尊重され、できる限り住み慣れた地域の良い環境で暮らし続けることができる社会の実現を目指す、となっています。自助・互助の観念のもと、認知症疾患医療センター、かかりつけ医、介護施設、地域包括支援センター、家族会、地域自治体、行政など多くの機関が連携し、「その人がその人らしく生きていく」を支援していく社会がだんだんと整備されつつあることを前回ご説明しました。シームレスな連携を実現するためには、今回のブログテーマである認知症に関する教育、啓発活動が極めて重要になってきます。
認知症疾患センターでは医療の専門職だけでなく、一般の方々に対して、公開講座、セミナーや講演を行っています。倉敷平成病院では、一般の方々を対象に(専門職も含む)認知症セミナー、認知症公開講座、のぞみの会、神経セミナー、もの忘れ予防カフェや、もの忘れフォーラム(川崎医科大学付属病院と合同開催)等々認知症に関する教育・啓発・支援活動を実施しています。
また専門職向けとして、岡山県西部認知症懇話会や、川崎医科大学附属病院認知症疾患医療センター及び倉敷市高齢者支援センター(地域包括支援センター)と合同で、認知症事例検討会を実施しています。
家族や介護者だけでなく地域全体を含めた多くの人々が認知症に関する理解を深めることは、介護を行う方だけでなく地域全体の、認知症を患う方を支える力の向上につながり、認知症を患う方々の日々の生きにくさを軽減することにつながります。

「もの忘れ」は早期発見・早期治療が重要であり、診断・治療のためには地域のかかりつけの医師との情報共有が非常に重要です。ご家族や身近な方、またはご自身のもの忘れが気になるという方は、まずはかかりつけの医師にご相談下さい。
認知症疾患医療センター相談室 直通電話番号:086-427-3535

認知症疾患医療センター CP阿部

ウォーキングのススメ

カテゴリー: 臨床検査部 | 投稿日: | 投稿者:

朝・夕に吹く涼しい風の中に、秋虫の音が聞こえるこ頃となりました。残暑は未だあるかと思いますが、確実に日が短くなっていくのを実感します。これから秋本番、身体を動かすには、もってこいの時期ですね!!数あるスポーツの中でも、お金がかからず、特別な道具や知識もいらず、今すぐに始められる‟ウォーキング“がおススメです。

身体ひとつでどこでも出来ます。

主なウォーキングの効用としては①血液の循環がよくなる②ストレス解消③生活習慣の改善④減量につながる などがあります。また、継続して行うことでさまざまな生活習慣病の予防や改善に役立ちます。

さあ、身体を動かしましょう。まずは、最初の一歩から!

毎日30分程度行うようにすれば少し汗ばむ程度で快適にウォーキングできます。いきなり「ウォーキングするぞ!!」と気張って始めるのではなく、まずは散歩気分でやってみましょう。自宅の周りを歩くだけでもいい。アメリカのとある精神科医も「最高の癒しは長い散歩。足のリズミカルな動きが頭にはった蜘蛛の巣をきれいさっぱり掃除してくれる」と言っています。ウォーキングすることでメンタルも回復し、健康と長続きにつながっていくそうです。

あと3年後には東京オリンピックも開催されます。今後はますます高まっていく、スポーツ熱の波に便乗してしっかり身体を鍛えておきましょう。

臨床検査部 ウォーキングマン

 

第31回病院職員バレーボール大会、3位入賞のご報告

カテゴリー: 部活動 | 投稿日: | 投稿者:

9月10日(日)川崎学園総合体育館にて、第31回バレーボール大会(岡山県病院協会主催)が開催され、各地区予選を勝ち進んだ強豪、24チームが参加しました。

倉敷平成病院は、午前中の岡村一心堂病院、玉野三井病院との予選リーグを全勝し、午後からの決勝トーナメントに進みましたが、水島中央病院との準決勝では、フルセットの末に惜しくも負けてしまい、3位の成績を納めることができました。
今年は新入部員も多く、チーム力はアップしたと思いますが、まだまだ課題は山積みです。
また来年を目指して頑張ります。
応援してくださった皆さんありがとうございました!

第31回バレーボール大会(平成29年9月10日開催)
優勝:瀬戸内市民病院
準優勝:水島中央病院
3位入賞:笠岡第一病院・倉敷平成病院

バレー部 M

マンモグラフィはリラックスが大切です

カテゴリー: 放射線部 | 投稿日: | 投稿者:

マンモグラフィとは、乳がんの診断に欠かせないX線検査です。乳房を圧迫してできるだけうすく引きのばして撮影を行います。「乳房を圧迫してうすく引きのばす」というのは、乳腺の中の細かい病変を見つけるためにとても重要なことですが、この「圧迫」をすることで、どうしても痛いというイメージがついてしまっている検査でもあります。

痛みの感じ方は人それぞれで、多少の痛みはがんばってもらわないといけないかもしれません。ただ、痛いからと体に力が入ってしまうと、余計に痛みを強く感じたり、乳腺の引き出しが不十分な写真になったりしてしまいます。検査中は、力をぬいてリラックスしてもらうことで、痛みがやわらぎ、乳腺が広がった良い写真の撮影へとつながります。深呼吸をすると力がぬけやすくなります。ぜひ、圧迫する前に深呼吸をして全身の力を抜いてリラックスしてみてください。撮影技師のほうからも声をかけさせていただきます。

当院では、マンモグラフィ検査室で音楽を流すなどのリラックスできる環境作りも行っています。痛いから嫌だな…と思わずに、「リラックス」の気持ちで、できるだけ多くの方にマンモグラフィ検査を受けにきていただきたいと思います。

 

放射線技師 M.T

栄養科通信vol.121「腸内フローラ」

カテゴリー: 栄養科 | 投稿日: | 投稿者:

最近の健康ブームで注目されているのが「腸」ですが、その中でも「腸内フローラ」という言葉を聞いたことがあると思います。
成人の腸の内面を広げるとテニスコート1面分に相当し、腸内細菌が100兆個以上、花畑のように生息していることから「腸内フローラ(=花畑)」と呼ばれます。膨大な細菌が腸に集中しているのは、腸内細菌は酸素を嫌う性質をもち、腸がこの菌の生きやすい環境だからです。

腸内フローラを構成する細菌には、善玉菌、悪玉菌、日和見菌の三種類の菌があります。理想的なバランスが、善玉菌2:悪玉菌1:日和見菌:7という割合です。
これらのバランスは、普段の食生活、運動などの生活習慣、ストレスなどにも大きく左右されます。
●善玉菌
人の体に有用な働きをする菌で、悪玉菌の侵入や増殖を防ぎます。腸の蠕動運動を活発にさせ、便や有害物質を排出してくれます。
代表的な善玉菌:ビフィズス菌、乳酸桿菌、フェカリス菌、アシドフィルス菌など

●悪玉菌
腸内の中を腐らせたり有毒物質を作る菌で、増えると便秘や下痢、病気の原因となります。進行すると肝臓や心臓、腎臓などにも負担をかけてしまうこともあります。
代表的な悪玉菌:クロストリジウム(ウェルシュ菌など)、ブドウ球菌、ベイヨネラ

●日和見菌
善玉菌か悪玉菌、どちらか優勢な菌と同じ働きをします。体調が崩れたときは悪玉菌として働き、体調が良いときは善玉菌として働く菌になります。
代表的な細菌:大腸菌、バクテロイデス

常に善玉菌を優勢に働かせておくことが重要であり、腸内フローラは私たちの健康や寿命に関わるとても重要な細菌といえます。

■腸内フローラが良い(善玉菌が優勢に働いている)
① 病原体の侵入を防いで排除する
② 食物繊維を消化する
③ 免疫を作る

■腸内フローラが悪い(悪玉菌が優勢に働いている)
① 下痢や便秘などが起こる
② 生活習慣病、肌荒れ、老化が進む
③ 体臭がキツくなる

【腸内フローラを改善する食べ物】
1. 善玉菌を含む食べ物(ビフィズス菌、乳酸菌など)
味噌、醤油、漬物、納豆、キムチ、酢、ヨーグルト、チーズなど
2.善玉菌のエサになる食べ物
・オリゴ糖を含む食品…大豆、ごぼう、アスパラガス、玉ねぎ、ハチミツ、牛乳、バナナなど
・食物繊維を含む食品…芋類、豆類、野菜、果物、海藻類、穀物類など

腸内フローラの状態は便の状態で分かります。「バナナ便」が健康的な便と言われているので、自分の腸内環境を知りたい場合は便を確認してみて下さい。ストレスをなくしたり適度な運動習慣も大切ですが、上記の点を取り入れ食事を少し気をつけるだけでも腸内フローラは改善されます。

みなさんも「腸」から元気になってみてはいかがでしょうか。

栄養科 M.S

第31回病院職員バレーボール大会出場のご案内

カテゴリー: 部活動 | 投稿日: | 投稿者:

7月16日(日)倉敷予選が行われ初優勝を収める事が出来ました。今まで倉敷予選では予選突破できるかできないかの位置におり、予選敗退する年もありました。今年は新入部員もたくさん入り、レギュラー争いをする程の人数になりました。今まで課題だった人数不足での練習不足も今年はなく、毎週大会に向けた練習や他病院との練習試合を入れ、万全な体制で迎えた予選。勝ち進むほど試合回数も増え暑さも増していき、体力的にも精神的にも辛い試合になりましたが、コートとベンチ、応援席のみんなが一丸となり『絶対優勝』と団結!!
決勝では声がガラガラ。みんな必死にボールをつなげました。決勝まで勝ち進めたもう一つの理由として、たくさんの控え選手の力もあります。選手交代しながら、それぞれが自分の役割分担を確実に行えたことも大きな優勝への原動力になったと思います。
これからも、また部員が増え、バレー部も大きく成長していきます。岡山県で強豪チームとして名前が残せるよう今後も頑張ります。当日は暑い中、会場まで足を運んでいただいた方々、ありがとうございました。
さて、県大会ですが、今度の日曜日9月10日(日)9時試合開始で、川崎学園総合体育館にて開催されます。試合開始は9時~ですが私たちは第2試合での初戦となり、9時30分頃の開始予定です。 
 対戦相手は岡村一心堂病院  第2戦となる4試合目は玉野三井病院です。午前の予選リーグ2試合を1位突破しなければ、午後からの決勝トーナメントには進めません。7月の倉敷予選では初優勝しました。県大会でもベストを尽くせるよう団結し頑張ります。ご声援宜しくお願いします。今年の県大会は部員19名にて試合に挑みます。
倉敷平成病院 バレー部 M

閉じこもりと廃用症候群1~閉じこもりとその要因~

カテゴリー: 通所リハビリテーション | 投稿日: | 投稿者:

9月に入り、朝夕の風に秋の涼しさを感じるようになりましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

月1回掲載させて頂いている通所リハビリのブログでは今月から3回に分けて「閉じこもりと廃用症候群」についてのお話をさせて頂きたいと思います。
今月は“閉じこもりとその要因 “についてお話をします。

閉じこもりをもたらす要因は大きく分けて3つあり、①身体的要因(体重や体力の減少、疾患・障害による歩行能力の低下、転倒経験、認知機能の低下、足の痛み、散歩や体操をするなど運動機会の減少)、②心理的要因(抑うつ、自分が健康だと思えなくなってくる、日常生活で行う着替えやトイレ動作などの動作を行うことに対して自信が持てなくなる、楽しみや生きがいの減少)、③社会・環境的要因(日課として行っている掃除・洗濯やゴミ出しなどの家庭内での役割の減少、他者との交流頻度の減少、自宅内の家屋環境)などがあり、これらが相互に関連してくることで閉じこもりの発生に繋がってくると言われています。

上記のようなことが原因で外出頻度が減少することや、一定の場所からほとんど動かないなど、閉じこもりの生活が長く続くことで廃用症候群を引き起こします。その結果として支援や介護が必要な状態になってしまう可能性があります。そうならないためにも、閉じこもりを予防し、体力の維持・向上に努めることが重要と言われています。

通所リハビリではこのような閉じこもりの原因となっている3つの要因を少しでも解消していけるように様々な取り組みを行っています。興味のある方は是非見学にいらして下さい。

次回は閉じこもりが続くことによって引き起こされる“廃用症候群“についてご紹介をしていきます。10月上旬頃に掲載予定となっていますので、興味のお持ちの方はぜひご一読下さい。

通所リハビリ 理学療法士 T

第30回神経セミナー開催のご案内

カテゴリー: お知らせ, 勉強会 | 投稿日: | 投稿者:

このたび、左記日程にて『脳卒中治療の最前線2017』をテーマに第30回神経セミナーを開催いたします。
今回は、川崎医科大学脳卒中医学教室教授八木田佳樹先生を講師にお迎えし「脳梗塞急性期治療の新展開」というタイトルでご講演いただきます。また、当院脳卒中内科部長の芝崎謙作医師が「当院における脳卒中診療と連携」をタイトルに、話題提供をいたします。
医療関係者の方はもちろんのこと、一般市民の皆さまにもわかりやすく、ためになるお話がうかがえるものと楽しみにしております。どうぞお誘いあわせの上ご参加いただけますようご案内申し上げます
入場は無料ですが、お席の関係でお申し込みの上ご参加いただけますようお願い申し上げます。

◎日時:平成29年10月14日(土) 14:00~16:00(受付13:30~)
◎場所:倉敷平成病院1階 リハビリテーションセンター
◎特別講演:『脳梗塞急性期治療の新展開』
講師:八木田佳樹先生(川崎医科大学脳卒中医学教室教授)
◎話題提供:『当院における脳卒中診療と連携』
講師:芝崎謙作(倉敷平成病院脳卒中内科部長)
◎参加ご希望の方はご住所・連絡先をご記入の上E-mailにて、10月7日(土)までにお申し込み下さい。
◎お申込・お問合せ先:倉敷平成病院 認知症疾患医療センター
〠710-0826 岡山県倉敷市老松町4-3-38
☎:086-427-1111
✉:heisei@heisei.or.jp

※本セミナーは岡山県医師会生涯教育講座(1.5単位)に認定されています。
(カリキュラムコード:【話題提供】12/地域医療 【特別講演】32/意識障害 34/言語障害)

第52回のぞみの会だよりー10-

カテゴリー: のぞみの会 | 投稿日: | 投稿者:

8月も終わり、朝晩の寒さが増してきましたが皆様体調は崩されていませんか?季節の変わり目は風邪を引きやすいので気をつけて下さいね。
さて、のぞみの会まで後60日となりました!!のぞみの会の申し込みも始まり、外来の受付には毎日参加申し込みを頂いています!!
毎年、のぞみの会を楽しみにされている方がたくさんいらっしゃり、今年もより一層がんばらなくては!!と言う気持ちになります。
先月には、ポスターの院内・院外掲示も終わりました。のぞみの会に、まだ参加したこともない方にもポスターを見て、是非参加して頂ければ嬉しいです。
当日はたくさんの方にお会いできるのを楽しみに準備を進めて行きたいと思います。
★第52回のぞみの会 平成29年11月5日(日) 9時30分~14時『いつか 、やっぱり全仁会-未来が広がる最新治療-』★
★ポスターは保育室が作成したものです

第52回のぞみの会実行委員 医事課 S