介護職希望者対象の施設見学会を実施します!

カテゴリー: お知らせ, 事務部 | 投稿日: | 投稿者:

平成30年4月入職 介護職員対象者の見学会についてお知らせ申し上げます。
倉敷平成病院をはじめとする全仁会グループについて、より知っていただくための施設見学会を開催いたします。

 日時:10/14(土)、10/18(水)、11/11(土)、11/15(水)
    午前 10:00 ~ 12:30 (予定)

 場所:倉敷平成病院 3階 カンファレンスルーム

 内容:全仁会グループ各施設の説明・見学、教育体制について、採用試験について
    ※ 昼食やプレゼントもご用意しております

見学希望の方、またご不明な点がある場合は、お気軽にお電話にてお問い合わせください。

※画像をクリックするとPDFが開きます

心より皆さんの参加をお待ちしております。

人事課 日笠(ひかさ)

認知症予防「脳トレ」

カテゴリー: 訪問看護ステーション | 投稿日: | 投稿者:

「最近、物忘れをするようになったわ。大丈夫かな?」と言う言葉を訪問先の利用者、家族から聞く機会が増えました。特に一人暮らしの方は切実な思いがあるようです。

加齢に伴って誰でも記憶力や判断力が低下し、物忘れをする傾向にあります。
ですが、高齢の物忘れと違い、認知症の物忘れは自覚があまりなく、体験の全部を忘れ、探し物も誰かが取ったと言ったり、時間の軸がずれ日時・曜日・場所・人物などが順を追ってわからなくなったり、日常生活に支障が出るようになります。

近年は認知症に関して、報道・新聞などのマスメディアからの情報が豊富になった事や、運転免許証の更新にあたり認知症の検査が実施されるなど、様々なところから認知症という言葉を耳にする機会が増えたことでより関心が高まってきています。

そこで認知症予防として、運動、食事、知的活動、社会とのつながりなどリスク要因に目を向ける事が大切です。
ここでは訪問看護がよく提案している知的活動の一つの脳トレーニング(脳トレ)を紹介します。人それぞれ生活背景や環境の違いがあり、得意、不得意な事も様々です。不得意な事を克服する事も良いことですが、認知症の方は得意な事を伸ばす事で脳が活性化すると言われています。クイズ・クロスワード・間違い探し・計算・漢字問題・カレンダー作り・塗り絵・編み物など・・・の提案をしています。
「クロスワードを解いているけど、これ以上は無理。だけど次のページを開けたら答えがあるから助かるのよね」と笑顔で言われた事があります。
答えを見たとしても全て埋める事の達成感があり、一緒に「こうじゃない?合ってる?」と言いながら解いていく事で笑顔が増えてきました。今からでも遅いということはありません。
少しでも認知機能の低下が進まないように、得意な分野を探してみませんか?

訪問看護 O

大血管障害とは

糖尿病の患者さんは血糖値が高い状態が続くと動脈硬化が進行して大きな血管が詰まりやすくなります。それにより狭心症、心筋梗塞、脳梗塞、末梢動脈疾患などを発症する危険性も高まります。糖尿病がない人に比べて2~4倍心筋梗塞、脳梗塞を起こしやすいともいわれています。
狭心症、心筋梗塞では強い痛みが特徴ですが、糖尿病になると神経障害のため痛みを感じにくくなることもあるため注意が必要です。

大血管障害を起こさないためには血糖コントロールを良好に保つこと。加えて、高血圧の改善、脂質異常症の改善、禁煙が大切です。
ただいま生活習慣病センターでは、大血管障害の合併症検索強化月間となっています。頭部MRI、頸動脈エコー、心エコーなどの検査をお勧めしています。

進行すると恐ろしい血管障害も早期発見・早期治療で進行を食い止めることができます。自覚症状がなくても定期的に検査を受けるようにしましょう。

糖尿病療養指導士 看護師 たー

第52回のぞみの会だよりー12-

カテゴリー: のぞみの会 | 投稿日: | 投稿者:

皆さんこんにちは!
暑さもだいぶ和らぎ、過ごしやすい季節になってきましたね。食欲の秋、おいしい秋の味覚をしっかり食べて体調を崩さないように気をつけましょう。
さて、第52回のぞみの会まであと46日となりました。
当日、外来では医師相談コーナーを設けています。
日頃、疑問に思っていることや体の気になる事など、普段はなかなか聞けないことを
医師へ相談してみませんか?この機会に是非お立ち寄りください。
11月5日(日)のぞみの会では、地域の方の笑顔がみられるのを楽しみにお待ちしています!

★第52回のぞみの会 平成29年11月5日(日) 9時30分~14時『いつか 、やっぱり全仁会-未来が広がる最新治療-』★
★ポスターは栄養科が作成したものです

第52回のぞみの会実行委員 外来看護師 T

お肌の健康法

こんにちは。
9月に入り、すっかり秋めいてきましたね。夏はいろいろとイベントが多く、海や山、お祭りなど外出の機会も沢山あったと思います。
ショートステイでも夏祭りを行い皆でたのしい1日を過ごすことが出来ました。

さて外出の際に気になるのは、紫外線によるお肌へのダメージという方は多いのではないでしょうか?私も小学校と保育園の子供が3人います。プールで1日過ごしたあとは日やけで背中が真っ赤になり3日ほど痛みと闘いました。
その際に調べた自宅でできるお肌の健康法を紹介したいと思います。
ダメージの予防のために日焼け止めを塗るのは、もちろんなのですがお肌の回復力自体を高めてあげるのが重要です。効果的なのは、入浴だそうです。
42℃のお湯に5分つかるとヒートショックプロテインという物質が肌の下に作られ、回復が早まるそうです。41℃で10分40℃で20分かかるそうなので、熱いお湯が苦手な方は調節してみてください。ショートステイでは3日に1回入浴をしていただいています。

足に皮むけなどが見られる方については、毎日足浴を行っています。入浴後の軟膏塗布などで乾燥も予防しています。毎日繰り返すことで短期間で驚くほど皮膚の状態は改善します。夏はシャワーですましていた方も多いと想いますが、秋の夜長、ゆったり入浴で体とお肌のケアをしてみるのはいかがでしょうか?

ショートステイ 介護福祉士 S

平成29年度 老松学区敬老会参加報告

今日は敬老の日ですね。さて、9月10日(日)に、倉敷労働会館にて「平成29年度老松学区敬老会」が開催されました。当院からは外来看護師、管理栄養士、医療福祉相談員、事務2名、介護士、理学療法士の計7名で参加してきました。
朝早くから多くの地域の皆さんが来場され、当院の健康チェックコーナーにも立ち寄って頂きました。ここでは身長、体重、体脂肪率、血圧測定、栄養相談、介護相談を行いました。皆さん、健康に対する意識が高く、ご自身の測定値について興味津々に訊ねておられました。測定後はパンフレットとのぞみの会の用紙もお渡しし、何名もの方がその場でのぞみの会に申込みをして下さいました。
舞台を使った演芸の時間には通所リハビリの介護士と理学療法士が「転倒予防-イキイキと動ける身体づくり-」と題して、筋肉量のチェックと体操を披露しました。筋肉量を測るテストでは、「大丈夫よ!」「足りんわ」など会場のあちらこちらから大きな声で返答して下さり、会一番の盛り上がりをみせました。その他にもダンス、コーラス、劇、舞踊など様々な演目があり、終始笑顔の皆さんの姿が印象的でした。
敬老会に参加させて頂き、皆さんの楽しんでいる姿に、私も元気をもらいました。また、この敬老会が地域に根ざし、心待ちにされている会だと実感するとともに、今後もこういった機会に全仁会の一員として地域との交流を深めていきたいと思いました。

通所リハビリ 理学療法士 M

平成29年度倉敷平成病院リハビリテーション勉強会のご案内『スポーツ外傷・障害に対するクリニカルリーズニング』

『スポーツ外傷・障害に対するクリニカルリーズニング』

拝啓、ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
この度、下記の内容にて講習会を開催する運びとなりました。今回は「スポーツ外傷・障害に対するクリニカルリーズニング」をテーマに亀尾先生をお招きし、お話して頂きます。スポーツ外傷・障害に対してクリニカルリーズニングを用いてどのように治療戦略を立案するか、理学療法士として現場での活動経験をお持ちの亀尾先生に症例を通じて実際の治療についてもご講義頂く予定です。また講習会はスポーツ疾患のみならず一般整形外科疾患も含んで頂いておりますので幅広く学べる機会だと思います。大変お忙しい時期ではあると思いますが、興味のある方は奮ってご参加いただきたいと思います。
敬具

-記-

日 時:平成29年11月25日(土) 14時~18時(受付13:30~)
26日(日) 9時~16時
*1日目終了後に懇親会を予定しております
講 師:亀尾 徹先生
場 所:倉敷平成病院 リハビリテーションセンター
参加費:10000円  *懇親会に参加される方は別途4000円必要です
定 員:30名 (実技を予定していますので動きやすい服装でお願いします)
申込方法:倉敷平成病院のホームページ上にあるリハビリ勉強会申し込みフォーム内の講習会名「スポーツ外傷障害勉強会」を選択し必要事項を記入の上、お申し込み下さい。

締め切り:平成29年11月13日までに勉強会申し込みフォームにてお申し込みください。
応募者が多数の場合はお断りする場合がありますのでご了承ください。
受講可否は随時、E-mailにてご返信いたします。

事務局:〒710-0826 倉敷市老松町4-3-38
倉敷平成病院 リハビリテーション部 理学療法科 小畑 貴章
TEL:086-427-1111
E-mail:heiseikousyuukai@yahoo.co.jp

平成29年度第4回老松保育園絵本読み聞かせボランティア報告

カテゴリー: 通所リハビリテーション | 投稿日: | 投稿者:

9月7日(木)、通所リハご利用の方2名と今年度最後の読み聞かせを行いました。当日は雨が降り、園の方にもタオルをご用意いただく等ご配慮下さいました。
今回は、Yさん(81歳)が『おおきなかぶ』を、Aさん(74歳)が『はらぺこあおむし』の大型絵本の読み聞かせを行いました。『おおきなかぶ』の絵本では、「うんとこしょ。どっこいしょ」という掛け声のところを園児たちも一緒に声を出すようにすすめました。予想よりも、揃った大きな声で皆が掛け声をくれて、一体感がうまれました。また、『はらぺこあおむし』の絵本は、有名で園児たちもストーリーを知っていたのかりんごをひとつ食べました~というフレーズのところなど、声を出してくれました。

会の最後には、園児たちとお二人の交流タイムも設けられ、手作りの首飾りをプレゼントしてもらい、握手をして親交を深めました。AさんもYさんも、最初はとても緊張されていましたが、「とてもかわいい園児たちに絵本を読めてよかった」と、戻られてからも大変晴れ晴れした表情でおられました。また新田中学校2年生の生徒たち2名が職場体験で園にこられており一緒に参加してくれました。
今年度、予定していた4回それぞれが思い出深い会となりました。世代を超えた交流を来年度も継続して取り組んでいけたらと心から思いました。

(許可を得て写真を掲載しています)

倉敷老健 通所リハビリ 理学療法士 I

生徒と共に学ぶ ~新田中学校職場体験受け入れ~

カテゴリー: デイサービスドリーム | 投稿日: | 投稿者:

9月6~8日までの3日間、新田中学校2年生の生徒2名がデイサービスドリームへ職場体験に来てくれました。

私自身、6月にデイサービスドリームの管理者に就任したばかりで、もちろん中学生の職場体験の受け入れも初めての経験。
3日間で生徒さんに何を伝えるのか?どんなスケジュールで実習をしてもらうのか?
自分なりに考えて施設長に相談しに行っても、ここはだれが担当するの?この段取りでうまく行くの?といくつものダメ出しを受けました。
えー?こんな所も想定しなくてはいけなかったのかと、見通しの甘さを痛感しましたが、生徒さん達に少しでもいい職場体験をして貰おうとデイスタッフとも相談しながら懸命に計画を立てました。

そして、あっという間に職場体験当日。
幼い印象で初々しい様子の生徒さん二人は、緊張した様子ながらも、キラキラした笑顔で私たちに挨拶してくれました。体験の目標としてあげてくれた、「自分にできることを精一杯やって、働くことについて学び、将来について考えていきたいです」という言葉を少しでも達成させてあげられるように、私も精一杯サポートしてあげたいと出来る限り頑張りました。

デイサービスの一般的な業務である、創作活動のサポートやレクリエーション、集団体操、お茶やお食事の配下膳まで。すべて初めての経験に戸惑いもあったでしょうが、生徒さんは積極的に取り組んでくれました。
特に、自分から積極的に参加し、わからないことがあったらすぐに質問をする姿は、私としても学ぶ所が多いなと思いました。

くもん学習療法では、実際に利用者さんと一緒に教材にチャレンジ。「思ったよりも難しかったです。何問か間違えそうになって、こんな問題が解ける利用者さんは凄いなと思った」と、思っていた以上にレベルの高い問題をやっていることに感心した様子。
他にも機能訓練でエアロバイクを漕いだり、ドリーム食堂の焼うどん作りで「家でも全然しない」という調理に悪戦苦闘したり。最終日のカラオケ広場では顔を赤くしながら学校で習ったという歌を披露してくれました。

あっという間に職場体験の3日間が過ぎていきましたが、正直もっといろいろな事を教えてあげられたのではないか?と反省する点もありました。でも、最後に「大変だったけど楽しかった。この職場体験がいい経験になりました」と笑顔で感想を貰えて、少しはデイサービスという職場の事を伝えてあげられることが出来たのかなとホッとしました。
今回だけでなく、地域の人たちと関わる場は様々ありますが、これからも精一杯取り組み、相手にも自分にも実りある経験をたくさんすることが出来ればいいなと、この職場体験を通して強く感じました。

デイドリーム T

Antimicrobial Stewardship:ASとは?

カテゴリー: 薬剤部 | 投稿日: | 投稿者:

最近よく使われるようになった言葉で、「抗菌薬適正使用支援」などと訳されます。
主治医の先生が患者さんに抗菌薬を使用する際、最大限の治療効果を導くと同時に、有害事象をできるだけ最小限にとどめ、いち早く感染症治療が最適化するように感染症専門の医師や薬剤師、臨床検査技師、看護師が手助けを行うことです。不適切な抗菌薬の使用は抗菌薬が効きにくい耐性菌を発生・蔓延させる原因になるため、ASを推進することは耐性菌の出現を防ぐことにもつながると言われています。
当院でも毎週チームでこのASの取り組みを行っていて、私もそのチームの一員です。私はまだまだ勉強中の段階ですが、チームの取り組みの成果があり患者さんの状態が良くなるのを目にした時にはとてもやりがいのあることだと感じます。薬剤師の活躍がますます期待されている場でもありますので、より積極的に介入ができるように頑張りたいです!

薬剤師 こだ