老健秋祭りの開催

カテゴリー: 倉敷老健 | 投稿日: | 投稿者:

平成29年9月16日(土)に倉敷老健で秋祭りを行いました。
今年は13時30分からの開催で、入所者やご家族も多数ご参加下さいました。
新人スタッフが、担いだお神輿は勢い余って入場口にぶつけ、壊れないかハラハラしました。
そして、今年の目玉はなんと-備中神楽-倉敷老健介護士3年目のS君が若い仲間方と披露してくれました。S君は子供の頃から備中神楽を舞っており、演じた素戔嗚の命も迫力満点でした。特に大蛇との戦いは見事で、入所者の皆さんだけでなくご家族、職員、学生ボランティアも大変喜ばれていました。

回遊では、ヨーヨーすくいや綿菓子など童心に戻ったり、ボランティアとの会話も楽しんでいらっしゃいました。
出店(無料)では、今年はスイーツバイキングを行い、和洋菓子を多数そろえました。
皆さん「どれにしようかな。」と目をキラキラ輝かせ、お好みのスイーツを選んでおられました。
1時間半と短い時間でしたが、入所者の方の笑顔がたくさん見られ、楽しく過ごすことができました。
老健では移動や食事に介助が必要な方が大勢いらっしゃいます。そのためボランティアの協力なしでは多くの方は参加できません。今回も学生や職員ボランティアの皆さんに助けて頂き、無事に終了することができました。本当に感謝しております。
ありがとうございました。
倉敷老健では入所者の方々に喜んで頂けるよう様々なことを企画しています。
次回は、運動会についてお伝えする予定です。どうぞお楽しみになさって下さい。

倉敷老健 看護師 K

第7回認知症予防学会にて浦上賞受賞

平成29年9月22日~24日、岡山コンベンションセンターにおいて、第7回認知症予防学会が開催されました。岡山大学大学院脳神経内科学・阿部康二教授が大会長を務められ、地元岡山開催ということもあり、当院からも認知症関連業務に携わる多くの職員が参加し、全仁会からもシンポジウム2演題、口頭一般6演題の発表が行われました。

薬剤部から、「認知症せん妄対策における薬剤師の多職種連携についての取り組み」という演題発表を行い、栄えある「第7回認知症予防学会 浦上賞」を受賞することができました。今回の内容は、2016年度の第25回全仁会研究発表大会で取り組んだ、認知症せん妄対策チームと病棟薬剤業務の連携によるチーム医療推進に関する発表で、認知症せん妄対策チーム担当薬剤師の藤野優菜さんが中心に行った研究成果です。

今回の受賞は、倉敷平成病院において、神経内科・涌谷陽介先生を中心に、他の医療機関に先駆けて2013年に活動を始めた「認知症・せん妄サポートチーム(DST)」が、全国レベルでも先進的な取り組みを実施していることの証明であると思います。DSTや認知症関連業務に関わっている多くの皆さんの成果であり、自分たちのチーム医療・職種間連携に自信を持ち、更なるレベルアップに繋がるものであると思います。また、院内研究発表大会の質が上がっていることの証明でもあり、全仁会で毎年取り組んでいるQC活動が、全国レベルに通用することの証明でもあるかと思います。

薬剤部としても、自分たちの日々の業務に自信を持ち、今後、「認知症・せん妄サポートチーム(DST)」以外の分野でも、全国に発信できるような質の高いチーム医療推進に貢献したいと思います。

(※第7回認知症予防学会では18演題が浦上賞を受賞しました)

薬剤部 部長 I

第44回関東機能的脳外科カンファレンス発表報告

 平成29年9月2日に第44回関東機能的脳外科カンファレンスが石川県金沢市ITビジネスプラザ武蔵で開催されました。
当院からは倉敷ニューロモデュレーションセンター上利センター長と臨床工学技士が参加し1演題発表しました。演題名は「倉敷ニューロモデュレーションセンターにおける臨床工学技士の役割」です。臨床工学技士はDBS(脳深部刺激療法)やSCS(脊髄刺激療法)にて、手術室や病棟、外来で刺激調整が機器操作説明を実施しています。手術件数、調整時間は全国でもトップクラスです。
発表は医師以外は私だけであり、医師が多くいる中での発表は初めてだったのでとても緊張しました。無事に発表が終わり、座長より「臨床工学技士がこの分野に積極的に関わってほしい」と仰ってくれました。
臨床工学技士の中でもニューロモデュレーションは認知されていない分野であるため、もっと知ってもらう活動をしていきたいと思います。今回、このような機会を頂きありがとうございました。今後とも倉敷ニューロモデュレーションセンターを宜しくお願いします。

倉敷ニューロモデュレーションセンター 臨床工学士 T

9月のグランドガーデン誕生会

カテゴリー: グランドガーデン南町 | 投稿日: | 投稿者:

朝晩が涼しくなり、すっかり秋らしくなってきました。
さて、グランドガーデン南町では、9月12日に9月の誕生会が開催されました。

1部では、9月の誕生月の方々、一番年下の方は74歳、一番年上の方は92歳で、9名のご紹介がありました。
昼食は普段よりちょっぴり豪華で、あずきのたっぷり入ったあずきご飯、柚子の風味が効いており大根と大葉の添えられた鮭の幽庵焼き、彩り良くキヌサヤが添えられた南瓜と鶏ひき肉のそぼろ煮、松茸・玉ねぎ・生椎茸・三つ葉の入ったお吸い物、栗の甘露煮が添えられた白ごまプリンでした。
秋の味覚がたくさん取り入れられており、なかでも、お吸い物の中の松茸を見つけると入居の方々大変喜んでおられ、「美味しい!」という声が、あちらこちらで聞かれていました。

2部の「歌声広場」では、多田先生によるアコーディオンの演奏に合わせて、入居の方々とたくさんの歌を唄いました。『赤とんぼ』や『里の秋』、『夕焼け小焼け』などの秋らしい歌をはじめ、入居の方々から他にもリクエストの曲が次々と出て大変盛り上がり、あっという間に楽しい時間が過ぎてしまいました。私も入居の方々と一緒に唄いながら秋を感じ、幼少期のことも思い出され、懐かしくなりました。
9月はコーラスがあり、これから他にも敬老会やJAZZコンサートなどもあり、イベント盛りだくさんです。まだ日中暑い日が続き温度変化がありますが、風邪をひかないよう体調に注意しながら、今後たくさんのイベントを楽しんでいきたいです。

グランドガーデン南町 O・N

夏の思い出

9月になり、やっと朝晩が過ごしやすくなりましたが、まだまだ暑さを感じるこの頃、みなさんいかがお過ごしでしょうか。

今年の訪問介護の夏は、去年よりさらに暑く感じました。本当にやっと、やっと暑さが、和らいできました。
実は私、去年の夏に熱中症に罹り(脱水症状)なんと3日間入院しました。それがもとで、我が部屋にもエアコンがやってきました。やっとです。(いまだに子供部屋には無い)。エアコン万歳、今年は、熱中症になりませんでしたが、エアコンに入り浸っているせいか、屋外での体感温度は、最高潮に体中フラフラ状態。
訪問している時は体中の毛穴からとめどなく水分が出ていく。訪問車に乗った時が最悪で、夏のサウナです。もちろん、クーラーはあまり意味を成さない状態です。クーラーが効いてきたかな、という時に到着。(いつも残念との思い)。

 家一軒の掃除はとにかく暑い。その恐怖に打ち勝ちピンポンを押します。
床を拭いているそばから、自分の水分がポタポタと床にたれているのを発見、また拭き直し、仕事が終わらないです。
水分補給をしなければ危険だと思い、ペットボトルを買うも、すぐにぬるま湯になり、辛い。
そんな状態でも、利用者様の笑顔と、ありがとう!の優しい言葉に、また次の訪問も頑張ろうと思いました。・・・そんな真夏も過ぎ去り、いい思い出になっていきます。

私は、施設系から訪問系に移動して2年、訪問+αの厳しさを体感した夏でした。これからも体調管理をしっかりと行い東西南北お助け援助に走ります!

ヘイセイヘルプステーション  笑T

第63回院内コンサート開催報告

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 平成29年9月25日(月)10時30分~ 第63回院内コンサートが開催されました。今回の演奏は箏とオカリナ、十七絃のハーモニーです。箏 渡谷元子さん、オカリナ 折井ユミコさん、十七絃 湊紀子さんの3名の演奏でした。

曲は
・月に寄せる日本の歌
・涙そうそう
・シバの女王
・ふるさと
でした。10月4日は中秋の名月ですが、月にちなんだ歌がプログラムに用意されていました。「月に寄せる日本の歌」では、朧月夜、荒城の月、炭坑節など月にまつわる曲がアレンジされており、なじみ深い曲が多く、歌詞を口ずさんでおられる方もみられました。次回のコンサートの開催日に合わせて診察予約を取りたいという声もありました。
聴衆と演奏者との距離が近いのも当院院内コンサートの特徴です。

次回は平成29年12月25日(月)10時30分~の開催を予定しております。
どうぞお楽しみに。

秘書広報課

第52回のぞみの会だよりー13-

カテゴリー: のぞみの会 | 投稿日: | 投稿者:

9月も後半に入り、朝晩はめっきり涼しく感じる日が多くなってきました。食を楽しむも、スポーツを楽しむも絶好の季節になってきたように感じます。
さて、私たちのぞみの会実行委員では、今年度ののぞみの会をより良いものにするため、それぞれの部署が着実に準備を進めています。
薬剤部では、今年も生活習慣病センターと協力し、「骨粗しょう症」に関するコーナーを設ける予定です。ご自身の骨の健康に心配がある方は、是非私たちのブースへ足を運んでください♪
一人でも多くの方に参加し、楽しんでもらえるよう、職員一同力を合わせて頑張っていきます。皆様のご参加を心よりお待ちしております。
★第52回のぞみの会 平成29年11月5日(日) 9時30分~14時『いつか 、やっぱり全仁会-未来が広がる最新治療-』★
★ポスターは放射線部が作成したものです

第52回のぞみの会実行委員 薬剤部 K

「幸福に老いる」とは?

朝晩涼しくなり、過ごしやすい季節になりました。
この季節になると、私は、いつも自分が書いた卒業論文のことを思い出します。
私は大学では、高齢者福祉に関する研究をしていました。
卒業論文のテーマに「幸福に老いる」という、無謀にも途方もないテーマを選んでしまい、四苦八苦しておりました。さすがの私も、書き始めて数日でその重さに気づき、急いでテーマの変更を考えましたが、先生から、「自分自身にとって実りある研究になるから、がんばってやってみなさい」との助言をいただき、ひとまずやってみることに決めました。
近所の施設やデイサービスにお邪魔して、利用者の方々に直接インタビューをしたり、実際に介護をする人たちからも話を聞きまわりました。国内外の論文を読みあさり、生活の大半を論文に費やす生活が続いていました。友達はみんな心配していましたが、大学の図書館で過ごしたあの日々は、今となってはいい思い出です。
金銭的な要因、趣味や余暇活動、同居家族の有無など、高齢社会が抱える問題にはじめて向き合いました。このテーマは、一介の学生が取り上げるにはあまりにも大きく、今思えば若さ故の無茶な冒険であったと恥じ入るばかりですが、一つだけ気づかされたことがありました。それは、孤独さを感じている人ほど、幸福感からは遠ざかっているということでした。社会の一員としてあり続けることを考えなければ、そこに幸福はない。それは高齢者も若年者も同じではないのか。高齢者だけを切り抜いて考えるその傾向にこそ、この問題の本質があったのではないのか。そんなありふれた言葉でまとめられた私の論文は、最初の壮大なテーマをどこかに置き忘れ、情熱だけが先走る、稚拙(ちせつ)で混沌(こんとん)としたものに仕上がっていましたが、先生は読んだ後に一度だけ頷いておられました。相談員として働きはじめて、もうずいぶん経ちましたが、良くも悪くも、私の原点はあの卒業論文の中にあったな、と思い出しながら、いつもこの季節を迎えます。

医療福祉相談室 蒼いザリガニ

信頼される理学療法士に・・・

カテゴリー: リハビリテーション部 | 投稿日: | 投稿者:

みなさん、こんにちは。新人理学療法士のKです。

4月に倉敷平成病院に入職してあっという間に半年が経ちました
少しずつ業務には慣れてきましたが、まだまだ分からない事や不安な事も
沢山あります。そんな時は、先輩が相談に乗って下さったり、 アドバイスをして下さるので、1年目のわたしにとってはとても心強いです。
また、業務で失敗をしたときは励ましてくれる同期のみんながいて、 日々周りの人に支えられているなぁと実感しています。
このように、恵まれた環境で仕事が出来る事を嬉しく思います。

さて、今月末には6ヶ月フォローアップ研修があります。
6ヶ月フォローアップ研修は、同職種だけではなく、他職種の同期と
グループワークを行う研修です。
入職してからの自分自身を振り返る事が出来るため、新人職員にとっては
貴重な時間です。また、フォローアップ研修を通して他職種の同期とも
親睦を深めることが出来るので、とても楽しみにしています。
この半年でどう成長できたのか、今の自分に足りないものは何か、
しっかりと自分自身と向き合いながら考え、今後に繋げていきたいと思います。

最後に、わたしの目標は「患者さんから信頼される理学療法士になること」です。
それは、患者さんの気持ちに寄り添うといった人間性だけではなく
「理学療法士」という専門職としての確かな知識や技術も必要です。
1年後、5年後、10年後も、いつもでもこの初心を忘れることなく
日々精進していきたいと思います。

リハビリテーション部 理学療法士 K

ケアハウスドリームガーデン倉敷~秋のお食事ツアー開催報告!!~

カテゴリー: ケアハウス | 投稿日: | 投稿者:

前日までの曇り空が一転、秋晴れとなった9月13日(水)、『秋の食事ツアー』を開催しました。
ご入居の方々が一番召し上がりたいメニュー「お刺身」を召し上がっていただくため、笹沖にある「いけす料理 漁火大名」へご入居の方17名と職員3名で出かけました。
参加募集のポスターを掲示すると「新鮮なお刺身」が看板メニューのお店なので、早速、申し込みに来られ、メニューもすぐ決まります。2日前には満員御礼。後は当日が来るのを待つのみです。
予約して席に着くとあっという間に目の前には、新鮮な刺身や天婦羅、茶碗蒸しなどがのった大きなお膳が運ばれ、「わー、美味しそう!」との声が上がります。
「やっぱり刺身が美味しい」、「天婦羅も揚げたてで美味しい」などそれぞれの料理を楽しみながら話も弾み、新鮮な刺身、美味しいに料理に皆様の笑顔が溢れます。お酒を楽しまれる方の頬は程よい赤みを帯び上機嫌。「こんなにたくさん食べれるかなぁ?」「もうお腹いっぱい」など心配される声も聞こえましたが、皆様の食欲旺盛ぶりには職員も驚かされる程、皆様ほとんど召し上がらられました。
楽しい時間はあっという間でしたが、美味しい食事を食べて、楽しくおしゃべりをして、皆様のお腹も心も十分に満たしていただけた(?!)食事ツアーは、何事もなく終えることができました。

余談ですが…、ケアハウスのお食事では、「食中毒」などの危険回避のため、特に夏場(5月~9月)はお刺身など生物の提供をしておりません。その為、「お刺身」は一番人気のメニュー。外食ツアーで楽しんで頂くようにしております。が、10月の誕生会は毎年恒例の『寿司祭り』を計画中。存分に「にぎり寿司」を楽しんでいただく予定です。
これからも、ご入居の皆さま方のご要望にお応えできるよう、様々な企画をしていきたいと思います。

ケアハウス ドリームガーデン倉敷 管理栄養士 のんたん