寒い冬を乗り切るストレッチ

カテゴリー: 訪問看護ステーション | 投稿日: | 投稿者:

11月も終わりが近づき、最近では最低気温が1℃となる日も出てきています。

我が家ではストーブでサツマイモを焼いたり、鍋を囲んだり、訪問先ではこたつや湯たんぽで暖まっている利用者様をみると“着々と冬に近づいているんだな~”と感じます。

冬は気温の低下により、身体中の循環が悪くなり、筋肉が硬くなりやすい時期でもあります。
特に足先は血流が滞りやすいため、冷え性やむくみの原因となりやすいのです。訪問先の利用者様からも“体が硬くて動きにくい”“足が冷えるし、むくんでしまう”と言う声が多く聞かれます。
そこで、軽い有酸素運動としてウォーキングがおすすめです。

歩く前に十分なストレッチ・水分補給を行い、おしゃべりができて、少し疲れたかな、うっすら汗をかいたかな、程度の負荷で歩きます。手をしっかり後ろに振るようにする事で胸を張ることができ、良い姿勢を保ちやすくなります。
また、訪問時には第二の心臓と呼ばれる下腿三頭筋(ふくらはぎ)の運動を指導させて頂くこともあります。椅子に座った状態で膝を90度に曲げ、つま先を床に付けたまま、かかとを上下させるというシンプルな運動です。この運動によって筋肉のポンプ作用が働き血液の循環がよくなり、冷えやむくみの予防に繫がります。
また、血液の循環が良くなることで筋肉の柔軟性も得られ、こわばりにくくなるなど、様々な点でメリットがあります。このような運動だけでなく、入浴後、循環が良い状態でのストレッチは非常に効果的です。

この冬を健康に乗り越える為に、ぜひチャレンジしてみてください。

訪問看護 髭男爵