リハビリステーションピース2025年5月行事予定表(PDF)
令和7年3月28日(金)14時~15時にかけて、倉敷平成病院にて消防訓練を実施いたしました。
当院は、防火管理者の選任が必要な規模の医療施設であり、火災時の被害を最小限に抑えるために、定期的に「通報・消火・避難」を含む消防訓練を行っております。
今回は「夜間に病棟で火災が発生した」という想定のもと、職員32名が参加し、避難訓練を実施しました。
訓練では、火災報知機の発報後、迅速に火元を確認し、周囲の職員へ状況を共有。初期消火を行うとともに、火元に近い病室の患者さんから安全な経路を判断しながら避難誘導を行いました。火災発生時の「初期消火」と「迅速な避難誘導」は、患者さんの安全を守るうえで非常に重要な行動です。
今回の訓練を通して、消火器の設置場所や使用方法を再確認するとともに、緊急時に落ち着いて行動できるよう、職員一人ひとりが防災意識をより一層高めることができました。
倉敷平成病院では、今後も定期的な訓練を通じて「安心・安全な病院づくり」に努めてまいります。地域の皆さまにも信頼いただける医療機関であり続けられるよう、これからも日々取り組んでまいります。
防災委員(施設搬送管理課) O
日に日に春の訪れを感じます今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?
通所リハビリは最近、多くの見学希望を頂いており、新規の利用者様も増えています。
みなさま通所リハビリを利用する目的は様々です。
「退院後もとぎれなく専門的なリハビリを受けたい」
「体力や足腰の筋力低下を感じたり、転倒することが増えたためデイケアで改善を図りたい」
「認知機能の低下や閉じこもりがちの生活を改善させるためデイケアを利用したい」
「主治医やケアマネからデイケアを勧められた」 などなど
ご希望がありましたら、いつでも見学・体験対応をさせていただきます。
ここで簡単にですが、当通所リハビリのご案内をさせていただきます。
来所すると最初にご案内するフロアです。最大定員はなんと180名!
4つのユニットに分かれており、各ユニットで集団体操や脳トレ、健康講座など提供しています。では、フロアを出てトレーニング室へ移動します。
廊下は広く歩きやすくなっています。フロアを移動することが歩行訓練になります。
移動中も歩行姿勢、歩行スピード、適切な歩行補助具の検討など専門的な視点で評価、アドバイスいたします。
車椅子をご利用の方も安全に移動が可能です。
こちらがトレーニング室です。
トレーニング室では理学療法士、作業療法士による個別リハビリの実施に加え、トレーナーと呼ばれる介護職員がご利用者様の運動のサポートを行っています。
マシーンは全12台、エルゴメーター(自転車)は7台、マッサージ機器も複数ご準備し、ご利用の方が自由にご使用していただける環境となっています。
実際見学し体験いただくとより具体的なイメージが出来ると思います。
見学・体験いただいた方からは、
「倉敷にこんな穴場なところがあったんじゃな、いいな!」
「なんか明るい雰囲気」
「マシンがいっぱいあってすごい!」
「リハビリの人に体も診てもらって、運動のアドバイスももらえるのね」
など概ね皆さん良い印象を持ってくださり、より健康になる自分を想像されています。
実際に利用をお考えでしたら、希望の時間で送迎が可能か、具体的な利用時間などもご提示します。皆様の生活を支える拠点になれるよう、スタッフ一同、質の向上にも努めております。ご興味のある方はぜひお問い合わせをお待ちしています。
通所リハ 作業療法士 N
◎問い合わせ◎
倉敷老健通所リハビリテーション(倉敷在宅総合ケアセンター2階)
TEL:086-427-1192
当院は全国的にもかなり早い段階でナースコール(NC)をPHSからスマホへ切替を行っており、毎年、病院見学のご相談を頂いています。今回は、システムベンダーを通じて、山口県の阿知須共立病院より3月26日に当院へ見学にご訪問くださいました。
阿知須共立病院では既にメドコム(旧日病モバイル)の仕組みが稼働中であるとのことでしたが、システムの更新検討に伴い、切替を考えているとのことで当院のシステム(Acute)の運用状況についての確認に来られました。
またナースコール機能も有しているが、院内の携帯電話としての用途を主として使用されているとのことでした。
メドコムの仕組みは所謂クラウド環境での仕組みとなっており、院内においては電波状況の問題が課題とのことでした(毎年、近隣で大型のフェスが開催されることもあり、その際には通信そのものが繫がりにくくなるとも云われていました)
一方、当院のAcuteは院内にサーバーを設置するオンプレミス型の仕組みで、電話交換機(PBX)と連携させての運用環境となっています。このため、院内での通信環境には問題はありません。
双方の仕組みには一長一短ありますので、病院の運用に合わせて最適な仕組みを構築していく必要があります。
近年ではどの病院に於いても院内外でシームレスにスマホを利用していきたいとの要望が高くなってきています。当院も次のシステム更新時には検討事項でありましたので、お互いの運用状況の情報交換に繫がる良い時間となりました。
また、ナースコールの機能確認では、プッシュツートーク(トランシーバー機能)の有用性についての関心が高いこと。スマホ化によって写真・動画による医師との情報共有が簡便に行える様になり『医療の質の向上』に繫がっていることを再認識させて頂く場にもなりました。
今回の病院見学が阿知須共立病院のより良いシステム構築の一助になれば幸いです。
医療事務部 副部長 S
※2024年には高梁中央病院さんが当院のナースコールシステムを見学にこられました。
※2023年には寺岡記念病院さんが当院のナースコールシステムをご見学にこられました。
2025年3月8日(木)、倉敷市民会館にて「わが街健康プロジェクト 2025春講演会」が開催され、143名の方にご参加いただきました。
第一部では、倉敷生活習慣病センター 診療部長・青山 雅 先生が「糖尿病を考える」と題してご講演しました。
糖尿病は「血管が固くなる病気」であり、進行すると動脈硬化を引き起こし、脳梗塞・心筋梗塞・閉塞性動脈硬化症など、命に関わる病気の原因となることを解説。特に壊死した足の写真スライドを用いた説明は、参加者の理解を深め、病気の怖さと予防の大切さを実感させる内容となりました。また食事療法についても分かりやすく紹介されました。
第二部では、倉敷成人病センター 糖尿病看護認定看護師・笹邊 順子 先生が「知って得する‼ 健康寿命を延ばす大切なポイント‼」をテーマに登壇され、健康寿命を延ばす5つのポイント①年に1度は健康診断を受け、早期発見・早期治療を!②血糖の正常値を語呂合わせで覚える③炭水化物に偏った食事を避ける④間食はできるだけ食後に⑤食後3時間以内に体を動かす!を親しみやすく紹介していただきました。
講演後の質疑応答では、活発な質問が飛び交い、参加者の方の関心の高さを伺えました。
「わが街健康プロジェクト」は、2013年から地域医療を考えることを目的に活動を続けており、当院も活動開始当初より共催しています。今年度も年2回の講演会を予定しておりますので、ぜひご参加ください。
広報課
令和7年5月17日-18日に大阪府大阪市グランキューブ大阪(大阪国際会議場)で第35回日本臨床工学会が開催します。18日(日)8:30-9:30にニューロモデュレーション分野が企画セッションとして実施されることになり、座長をつとめることになりました。
臨床工学技士(Clinical Engineer: CE)の中でもまだ認知されていない分野となりますが、今後、CEが活躍するのではないかと思います。演者は日本定位・機能神経外科学会前理事長である平林秀裕先生と脳深部刺激療法や脊髄刺激療法を従事するCE2名にお願いしています。学会参加を予定であるCEの方は、朝早いですが一緒に討論しましょう。
CE T
#日本臨床工学会#臨床工学技士#CE#ニューロモデュレーション#脳深部刺激療法#脊髄刺激療法#病院#倉敷平成病院#倉敷ニューロモデュレーションセンター
一段と寒かった冬も終わり、春の訪れを感じる暖かい日が続き過ごしやすい気候となりました。体を動かすにはちょうど良い時期です!
散歩をされている方や、自転車に乗ってお出かけしている人を多く見かけるようになってきましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
さて、倉敷市老松・中洲高齢者支援センターでは、毎月、地域の集いの場として倉敷西公民館と倉敷労働会館、在宅総合ケアセンターの3カ所で『元気教室』を開催している事を、ご存知でしょうか?
この度R7年度版の予定表が完成いたしました。
元気教室では、フレイル予防、転倒予防に加えて、防災についての講話や笑いヨガ、栄養クッキングなど盛りだくさんの内容で開催いたします。ぜひ、皆さまの参加をお待ちしております。普段聞けないタメになる話を聞くことができるチャンスです。
参加費は無料。予約も不要です。ぜひ一緒に身体を動かし、一緒に笑い、いつまでも元気に健康で過ごせるようにしましょう。
〇教室についてのお問い合わせ先〇
倉敷市老松・中洲高齢者支援センター
倉敷市老松町4-4-7 電話 (086)427-1191
倉敷市老松・中洲高齢者支援センター Y
【研修会報告:スポーツ疾患に対する各専門家からの対処法〜膝関節編〜】
2025年3月29日(土)、倉敷トレーナーズサポート協会主催による研修会がZoomにて開催されました。
今回のテーマは「スポーツ疾患に対する各専門家からの対処法〜膝関節編〜」で、当院の理学療法士・新田が講師を務めました。
本研修会では、理学療法士だけでなく、柔道整復師、鍼灸師など多職種の専門家が集まり、それぞれの立場からスポーツ疾患へのアプローチについて意見交換を行いました。膝関節という特定部位に焦点を当てることで、より具体的なディスカッションが展開され、非常に有意義な時間となりました。
今後もこのような多職種との連携を大切にしながら、患者さんやアスリートの皆様に最適なリハビリテーションを提供してまいります。
#倉敷平成病院 #スポーツリハビリテーションセンター
#倉敷平成病院スポーツリハビリテーションセンター
#理学療法士 #スポーツトレーナー #倉敷トレーナーズサポート協会
スポーツリハビリテーションセンター N
咲き誇る桜に見守られ、新年度が始まった4月。
新生活の慌ただしさも、そろそろ落ち着いてきた頃でしょうか。
厳しい寒さが過ぎ、「春が来た!」と心躍らせたのも束の間、花冷えの日が続いていますが、皆さまお元気にお過ごしでしょうか。
倉敷老健では、ご入所の皆さまと一緒に、駐車場の桜が咲くのを「まだかな、まだかな」と毎日楽しみに眺めておりました。そしてついに、春の陽気に包まれた絶好のお花見日和の日に、皆さまと近隣のお花見スポットへお出かけしてきました。超近場ですが(笑)、今年も見事に咲いた桜に「かわいいね」「きれいだね」と笑顔が咲き、春のひとときを楽しんでいただけました。
そして今年、倉敷老健には新たに7名の新しい職員が加わりました。
まだまだ小さな花かもしれませんが、太陽に向かって元気に、そして着実に成長してくれることと思います。
これからも、ご入所の皆さま、そして地域の皆さまに寄り添いながら歩んでまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。
倉敷老健 看護師W