公認心理師の紹介

カテゴリー: リハビリテーション部 | 投稿日: | 投稿者:

はじめまして。今年度入職した公認心理師のEです。
今回は公認心理師について、お伝えできたらと思います。

公認心理師は、2017年から国家資格になった、心の健康をサポートする専門職です。
医療・福祉・教育・司法・産業分野等において活躍しています。

医療における公認心理師には、心理検査や心理的支援(カウンセリングや心理療法)、コンサルテーション(専門家同士の連携)、心理情報の提供・啓発(メンタルヘルス教育)の業務が求められます。

公認心理師になるためには、大学学部・大学院の6年間、授業や実習を通して学び、国家試験を合格する必要があります。

今年の3月2日には第7回公認心理師試験が実施され、私は大学の同期と共に大阪会場で受検しました。2年間、仲間と共に勉強し合った甲斐があって、合格することができました。

私は4月に入職し、まだ新米です。知識も技術もこれからなので頑張っていきたいと思います。そこで、今回は公認心理師におけるコミュニケーションの取り方について、私と一緒に勉強をしてみませんか。

 

①視界に入る位置を意識する
患者様は横から突然声をかけられるとびっくりされることがあります。そのため正面からゆっくりと近づき、目線を合わせることで安心感を伝えます。

②非言語コミュニケーションを活用する
言葉だけでなく、表情やジェスチャー、声のトーンを意識することで、より伝わりやすくなります。

③安心感を与える言葉を使う
「さっきも言いましたよ」ではなく、「なるほど、そうなんですね」と相手のペースを尊重する言葉を選びます。

④過去の話に耳を傾ける
認知症の方が過去の話をする際は、否定せずに共感しながら聞くことが大切です。話すことで安心感を得られることがあります。

⑤予告してからケアを行う
何かをする前に「次は○○しますね」と事前に伝えることで不安を軽減できます。

どれも基本的なことですが、現場にでると改善すべき点が多くあると感じています。
これからも先輩方の元で学び、当院を利用されている皆様に信頼される公認心理師となれるよう、精進して参ります。

公認心理師 E