新年度・新生活が始まりましたね。新たな気持ちでお過ごしのことと存じます。
私の周りでもこの4月から新天地で新生活を迎える人が多く感じます。
少しずつ暖かくなりつつありますが、まだまだコロナウイルスの感染を見られることもあります。慣れないことが多く慌ただしい日々かと思いますが、お体に気を付けてお過ごしください。
この新生活が始まる3月~4月は生活リズムの変化によりストレスや体の不調を感じやすい時期です。さらに季節の変わり目でもあり一日の中でも寒暖差や気圧の変動があり体調を崩しやすいことに加え、花粉症の方にとっては辛いシーズンでもあります。
皆さんは春になると体の不調を感じることはありませんか?春の体調不良の原因は「自律神経」の乱れかもしれません。
「自律神経」とは、身体を活動的にする交感神経とリラックスさせる副交感神経からなり、この2つがバランスよく働くことで健康な状態を保っています。
春は交感神経の働きが優位になりがちになるためこの自律神経のバランスが乱れやすい時期となっており、体の倦怠感、日中の眠気、頭痛などの症状がみられるようになります。
原因としては、生活環境の変化によるストレスや激しい寒暖差、気圧・日照時間の変化が挙げられます。まさに、春の特徴です。
予防するためには、
①食事を抜くことなくバランスよくとる。
②適度に体を動かす。
③湯船につかる。
④睡眠をしっかりとる。など規則正しい生活を送ることが大切です。
何かと気を張ることが多い時期かと思いますが、体のためにも無理せず、しっかり休息をとって健康に過ごしていきましょう。
参考
・老木医院 春の新生活・体調不良の注意ポイント
・建設連合国民健康保険 保健師 eye’s 2022年5月
画像:写真AC
臨床検査部 O