倉敷老健 秋祭り

カテゴリー: 倉敷老健 | 投稿日: | 投稿者:

今年は秋の気配を感じる間もなく、急に冬が訪れたような冷え込みとなりました。日中との寒暖差が激しい日もありますが、体調は崩されていないでしょうか?今年はインフルエンザの流行予測も報道されていますので、ご用心ください!!

さて、倉敷老健では例年であればこの時期に、ご家族の皆様もご招待させて頂き「秋祭り」を開催するのですが、今年度もお祭りの開催は断念しました。しかし、岡山県での新型コロナ蔓延防止等重点措置も終了して「ステージⅠ」となりましたのでお祭りの代わりに何か入所者様に喜んでもらえる行事が出来ないかと検討して、10月27日にフロア毎でのお楽しみ会とおやつバイキングを開催しました。2階フロアでは「職員写真館」と題して、幼少期から成長に合わせて職員の写真を見てどの職員か当てるクイズや、国語の脳トレクイズを行いました。「職員写真館」では子供の頃の写真に「かわいいね~」と歓声があがり、「誰?誰?知ってる?」などと皆さん真剣に考えて積極的に回答して下さいました。3階と4階フロアでは、目の前のテーブルの上をスライドしていく的を狙った玉入れゲームをチーム戦で行いました。普段は控えめな入所者様も、一生懸命手を伸ばして玉を投げておられました。優勝チームには職員が手作りした金メダルを贈呈させて頂き、記念撮影を行いました。折り紙とリボンで作成したメダルですが、皆さんとても喜んで下さり素敵な笑顔を見ることができました。マスク着用や手指消毒などの感染対策を取りながら大きな声での声援もできない状況ではありましたが、久しぶりに日頃とは違う取り組みにより入所者様が楽しんでいる姿を見ることが出来て職員も本当に嬉しく感じました。

おやつバイキングでは、以前から要望の多かった果物3種類と栗のケーキや芋羊羹にアップルパイなど秋をイメージしたおやつ10種類を用意しました。写真入りのメニュー表から好きなおやつ選んで頂き、テーブル毎に専属の職員が各自の皿に取り分けて感染対策に努めました。ポスターを掲載した時から楽しみにして下さっていた方も多く、皆様熱心にメニューの写真を見ながら「これ食べたい」、「こっちがいい」と積極的な発言が聞かれていました。普段は介助が必要な方や食の細い方が自らスプーンを持って美味しそうに食べている姿もみられ、好きな物ならしっかり自分で食べる事ができるのだと再確認しました。また、委員の予想では和菓子が人気だと思って準備しましたが、ロールケーキ等の洋菓子の方が人気でびっくりしました。短い時間でしたが、入所者様に満足して頂ける1日になったのではないかと思います。
現在は、新型コロナ感染者も減っていますが、油断は出来ない状況です。感染対策に努めながらコロナ禍でも入所者様に楽しく過ごして頂けるように、今後も職員一同で工夫出来ることを探していきたいと思います。

倉敷老健 介護士  T・M