当院は認知症疾患医療センターに指定されており、最近テレビや新聞でも話題になっている「アミロイド抗体療法」を行っています。
お薬の名前は「レケンビ®︎」と「ケサンラ®︎」です。
これまでにそれぞれ約50人及び約30人の方に投与を行っています。
軽度認知障害(MCI)から初期の認知症と判断された「アルツハイマー病(すなわち脳にアミロイドが蓄積していることが証明された方)」にしか使えないお薬になります。
これら2つのお薬の違い、効果の考え方、副作用については説明するだけでも1時間以上かかることもあります。
どんな治療もそうですが、事前に可能な限り情報を集めて少しでも理解を深めておくことはとても重要なことです。
何より患者さんご本人がこれからの自分の人生のことを考えて「前向きな気持ち」で治療を受けていただくことが大切です。
もちろん治療の継続するためには、ご家族をはじめとする周囲の方々の協力が不可欠になります。
事前の検査が大変だったり、点滴で時間を取られたり、途中でも何度か検査をしないといけなかったり、大変な根気のいる治療にはなりますが、「ありがたいなあ」「おかげさまだなあ」という気持ちの中で治療が進められるといいと思います。
当院の「全仁会ニュース」の記事も是非ご覧ください。
【全仁会News114 p4.5】
【全仁会News119 p2.3】
認知症疾患医療センター センター長 涌谷


