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リハビリステーションピース11月カレンダー
第59回のぞみの会だよりー8ー
昨日まで暑かったと思ったら、急に寒くなったりと、寒暖差が激しく、体調管理が難しい季節ですが、どうぞご自愛くださいね。
わたしは、先日ご入居の方から「体で“首”が付くところを冷やさないように!(手首や足首など)」と教えていただき、早速実践しています。
さて、のぞみの会まで、10日となりました!今年も人気のコーナー「教えちゃいます!私の健康法」のコーナーがあります。今年は展示と動画でご紹介したいと思います。どんな健康法があるかお楽しみに!当日、皆さまにお会いできるのを楽しみにしております。
第59回のぞみの会実行委員 ローズガーデン倉敷 F
※ポスターは医事課が作成したものです。
収穫の秋
厳しかった残暑も過ぎ去り、気がつけば過ごしやすい季節になりました。急に涼しくなりましたが体調に変わりなくお過ごしでしょうか。
さて、今年から老健ではリハビリの一貫としてご入所の方と一緒にプランターで花や野菜を育てています。今年は6月頃に枝豆やトマトの苗、マリーゴールドの花を植えました。普段は椅子に座って過ごしている事が多いご入所の方も、いざ土や苗を目にすると張り切ってスコップを持ち、「これはいい苗じゃなあ」と言いながら一生懸命植えていました。
その後もリハビリの時間を利用してスタッフと一緒に水をやったり、草を取ったりして苗の成長を見守ってきました。
リハビリの時間以外にも無事に育っているか、大きく育っているかが気になり、ご入所の方同士で話をしたり枯れていないか見に行ってほしいと頼まれることもありました。
午前中に水やりを行っても夕方には葉っぱがしおれていることもありましたが、ご入所の方とスタッフで愛情込めて育てた結果、猛暑を乗り越えついに9月中旬に枝豆の収穫を行いました。一つずつ丁寧に摘み取っていました。
その後、みんなで収穫した枝豆を塩もみして湯で、「初めてにしては上出来じゃ」と嬉しそうにおいしく頂きました。
枝豆だけでなくマリーゴールドも順調に育ち、花が咲くのを楽しみに毎日プタンターを見に行っていたご入所の方も花が咲いた時には、とても嬉しそうに「今見に行っておいでえ」と報告してくれました。
今回、プランターではありましたが、野菜や花を育てることを通して、普段生活している場面では見ない笑顔や会話がみられ有意義な時間を過ごすことが出来ました。
今後も野菜の種類や花も増やしながら、ご入所の方の満足度向上につなげていきたいと考えています。
介護士 M.T
【令和6年度倫理事例研修会 開催報告】
9月27日(金)、日本臨床倫理学会 副理事長の稲葉一人先生を講師にお招きし「令和6年度倫理事例研修会」が開催され、75名の職員が参加しました。
稲葉先生より「臨床倫理の基礎的アプローチと臨床倫理に関する法的ポイント」についてご講演いただき、法的要点の観点から応招義務について興味深いお話を聞くことができました。
講義の後、「意思確認ができない患者の治療、ケア継続が本人にとって苦痛であったのではないかと感じた事例(3西病棟)」と、「決定した治療方針が本人にとって最善なのかと思い、もやもやした事例(リハビリテーション科ST)」の2事例で事例検討会を実施しました。多職種で構成された8グループでの討議で、各グループともに活発な意見交換ができました。
多職種でカンファレンスをする機会や重要性は今後ますます高まることが予想されます。当院では今年度「適切な意思決定支援の指針」を作成しました。職員の倫理的感性を高め、患者さんの意思と権利が尊重された上で適切な意思決定を行えるよう今後も倫理コンサルテーションメンバーとして活動していきたいと思います。
医療倫理コンサルテーションチーム 看護師 Y
倉敷平成病院では継続的に倫理事例研修会を実施しています。
芸術の秋
猛暑が続き10月になっても夏日、朝起きて天気予報を見るとウンザリする日が続いていましたが、やっと朝晩が秋らしくなってきました。
身体も少し楽になってきたような気がします。皆様も夏の疲れが続かないように健康に気を付けてください。
さて、秋と言えば「食欲の秋」「読書の秋」「芸術の秋」と言われますが、この度は「芸術の秋」ということでミントリーフ様にエレクトーンやピアノなどの演奏をしていただきました。
「里の秋」や「もみじ」や「虫の声」など秋の歌や「東京のバスガール」「瀬戸の花嫁」「東京ブギウギ」など懐かしい曲など演奏して頂きました。
「やきいもグーチーパー」「マツケンサンバ」などみんなで体を使って歌ったり、踊ったりする曲もあり楽しい会となりました。芸術の秋を感じた一日となりました。
グランドガーデン南町 GM M
口腔機能の維持・回復に目を向けませんか?
カンカンに暑い夏も終わり、秋が近づいてきましたね。 秋といえば、スポーツの秋、読書の秋、紅葉の秋、芸術の 秋…色々ありますがやっぱり1番の「〇〇の秋」は食欲の秋ですよね!暑い夏を超え涼しくなってきて、食欲が増して来た方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。また、この時期は芋栗カボチャのおやつやデザートが期間限定でたくさん出ていて、ついつい買って食べたくなりますよね。そんな「食欲の秋」だからこそ、「噛む」「飲み込む」など、食事のために必要な機能の維持に目を向けてみませんか?
今回は口腔機能の維持・回復のための効果的な口腔体操を一つご紹介します。
食事前に「パ・タ・カ・ラ」と大きく口を動かして発声してみてください。
これは「パタカラ体操」といい、口周りの筋肉を使うことで、表情筋を鍛え、唾液が出やすくなり、食べ物が飲み込みやすくなる体操です。
「パ」は、唇を使う筋肉
「タ」は、舌の先を使う筋肉
「カ」は、舌の奥の筋肉
「ラ」は、舌全体の筋肉
にそれぞれ効果があります。顔や口の老化防止や、食事中の咀嚼(かむ力)や飲み込み(嚥下)機能の向上、さらには表情筋のトレーニングとしても役立ちます。
パタカラ体操の他にも、歌ったり早口言葉に挑戦することも口腔機能の維持、回復に効果的です。 美味しいものをしっかり食べて、色んな「〇〇の秋」を楽しみましょう!
歯科助手 N
倉敷工業高校の生徒さんが車いす整備ボランティアにご来所くださいました
10月7日(月)の午後、倉敷工業高校機械科3年生の生徒さん10名が引率の先生と共に在宅総合ケアセンターの車いすの整備ボランティアのために訪問してくださいました。
コロナ禍となり中止していましたが、今年より再開となり、車いすの点検や不具合部位の修理を行っていただきました。
2人組みで点検・修理を行い、修理後は実際に試乗され、乗り降り・乗車時の問題点があれば共有され再修理に取り組まれていました。
生徒さんより、「修理部位のメモを書かれていたため、分かりやすく作業できました。故障部位の交換等の実践経験を行なえて良い経験となりました」とコメントもいただきました。
修理によりご利用の方も喜ばれると思いますので、倉敷工業高校の方々の善意に心より感謝いたします。本当にありがとうございました。
施設管理課 O
栄養科通信vol.196「果物の適量」
秋になるとブドウや柿、梨など多くの果物が旬を迎え、スーパーで購入したり、人から貰ったりして、果物を食べる機会が増える方も多いのではないでしょうか。
糖尿病患者さんの栄養指導を行っているなかでも、特に今の時期は果物をたくさん食べて血糖値が悪くなった!という患者さんが多いように感じます。
果物にはビタミンや食物繊維など体に良い成分がたくさん含まれている一方で、糖分(果糖やブドウ糖など)を多く含むため食べ過ぎは禁物です。
<果物の適量>
・一般の方
厚生労働省は健康寿命の延伸や生活習慣病の発症予防等の推進を図るため、日本人の食物などの摂取目安量を定めた「健康日本21」では果物は1日200gを摂取することを目標にしています。
・血糖値が高めの方
日本糖尿病学会では、糖尿病のある方への果物の摂取目安を1日1単位(80kcal)としています。
~80kcalの目安~
糖尿病食品交換用第7版より引用
果糖やブドウ糖は、短時間でエネルギーに変換されるので、夜よりも活動量の多い朝や昼の食後に摂取することをおすすめします。
果物は適量であれば糖尿病のある方でも摂取することが可能です。
1日の量を守って食後のデザートに取り入れ、旬の味を楽しみましょう。
※腎臓の機能が低下している方では生の果物をたくさんとることで高カリウム血症を招く恐れがあるので注意が必要です。
管理栄養士 Y.N
ケアハウスは緑がいっぱい! そして、雑草との戦い!!
ケアハウスの敷地内には園庭や花壇、畑など緑がたくさんあります。
ご入居の方々が趣味でお花を育てたり野菜を作ったりされており、四季折々のお花や野菜を楽しませていただいています。また、ボランティア(ご本人は趣味だと言われていますが)で草取りをしてくださっている方もおられます。しかしながら、雑草の生命力はすさまじく、取っても取っても力強く成長していきます。職員も時々草刈りをしていますが、刈っても刈って追いつきません。
敷地内にある植木の剪定や草刈りは、年に数回は業者に依頼しています。直近では9月末に作業をしていただきました。例年なら少し暑さも和らいで来る時期ですが、今年は連日の30℃越えで、業者の方も真っ黒になり、汗ダクで作業をしてくださいました。おかげさまで、とってもきれいになりました。ありがとうございました。元庭師の入居者様は出来栄えが気になる様子で、何度か見に行かれていたようです。
ケアハウス ドリームガーデン倉敷