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第60回のぞみの会だよりー2ー

カテゴリー: のぞみの会 | 投稿日: | 投稿者:

皆さまこんにちは!
暑い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。

本日7月18日より、毎年恒例のぞみの会100日カウントダウンが始まりました。病院受付や各全仁会グループ施設に置かれていますので、来院・来所された際には、職員作成のポスター(力作ばかりです!)と合わせて、チェックしてみてくださいね♪

今年ののぞみの会のテーマは「ちかくにいる・ちからになる全仁会グループ~長く人生を楽しむために~」です。参加された方にとって、楽しく実りのある会に出来るよう頑張って企画していきたいと思います。
毎年参加している方はもちろんのこと、初めての方も久しぶりの方も、ご参加お待ちしております!

第60回のぞみの会実行委員会 ケアプラン室O

※ポスターはケアサポート科が作成したものです。

第25回IHF男子ジュニア世界選手権(2025年6月18日〜6月29日) 帯同のご報告

第25回IHF男子ジュニア世界選手権に U-21男子ハンドボール日本代表のトレーナーとして、当センター小畑副センター長(PT,JSPO-AT)が帯同いたしました。

本大会では、32チーム制の大会となってから日本が初めてメインラウンドへ進出するという、歴史的な成果を成し遂げました。世界の舞台で選手たちが全力で戦い抜く姿に深く感動するとともに、その成長を支える立場として関われたことを大変光栄に思います。

大会期間中は、選手がベストな状態で試合に臨めるよう、コンディショニングやケアに全力で取り組みました。この経験を今後の活動にも活かし、より質の高いサポートができるよう精進してまいります。

最後に関係者の皆さま、そして現地で共に戦った選手・スタッフの皆さま、および長期不在の間フォローしてくださった職場の皆さまに心より感謝申し上げます。

スポーツリハビリテーションセンター O

 

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夏本番!7月の暑さと糖尿病管理 〜脱水・熱中症にご注意を〜

カテゴリー: 糖尿病療養指導士 | 投稿日: | 投稿者:

梅雨が明け、本格的な夏がやってきました。7月は気温と湿度が一気に上がり、体への負担が大きくなる季節です。特に糖尿病をお持ちの方にとって、夏の暑さは油断できない危険が潜んでいます。
今回は、「暑さと糖尿病の関係」や「夏に気をつけたいポイント」をわかりやすくお伝えします。

■ 糖尿病の方が夏に注意すべき理由

1.脱水による血糖値の上昇
汗をかいて体内の水分が減ると、血液が濃くなり、血糖値が上昇しやすくなります。普段よりもこまめな水分補給が大切です。

2.熱中症のリスクが高まる
糖尿病があると、自律神経の働きが鈍くなり、体温調節がうまくできないことがあります。また、「のどの渇き」を感じにくくなる方も。気づかぬうちに熱中症になってしまうこともあります。

3.インスリンなどの薬の保管に注意
インスリンや一部の薬は高温で効果が弱まることがあります。保冷剤を使ったり、冷蔵庫での保管を徹底しましょう。

■ 夏の糖尿病セルフケア 5つのポイント

① こまめな水分補給
→ 汗をかいていなくても、1日1.5〜2リットルを目安に。糖分の入っていない水やお茶がおすすめです。

② 涼しい服装・室温調整
→ エアコンや扇風機を使い、体に熱をためないようにしましょう。

③ 食欲が落ちても食事はバランスよく
→ 夏バテで食事を抜いてしまうと、低血糖のリスクも。冷たいそうめんだけではなく、たんぱく質や野菜も一緒に摂りましょう。

④ 外出は涼しい時間帯に
→ 午前中や夕方など、気温の低い時間を選んで運動や買い物を。

⑤ 体調の変化を記録する
→ 体重、血糖値、食事内容、水分摂取量などを簡単にメモしておくと、異変に早く気づけます。

■ 最後に

夏の暑さは、糖尿病の管理を難しくする要因のひとつです。しかし、ちょっとした工夫と心がけで乗り切ることができます。
体調の変化に敏感になりながら、楽しく・安全に夏を過ごしましょう!
不安なことがあれば、当院スタッフへお気軽にご相談ください。

糖尿病療養指導士 理学療法士 K

フッ素で歯を強くしましょう!

カテゴリー: 歯科 | 投稿日: | 投稿者:

むし歯予防に効果的なフッ素。その働きをご存知ですか?

★フッ素(フッ素化合物)の3つの重要な効果
①再石灰化を促進
食べ物や飲み物で口内が酸性になると、歯が溶け始めます(脱灰)。フッ素はこの溶けた部分にカルシウムやリンを補給し、歯を元の状態に修復する「再石灰化」を助けます。
②歯質を強化
フッ素は歯の表面(エナメル質)を酸に溶けにくい性質に変え、むし歯への抵抗力を高めます。
③むし歯菌の活動を抑制
むし歯の原因となる細菌の働きを弱め、酸の生成を抑えます。

★日常生活でフッ素を上手に活用するには
・フッ素配合の歯磨き粉を選びましょう。
・歯磨き後のうがいは少量の水で1回だけにし、口内にフッ素を残すことがポイントです。

★歯科医院でのフッ素塗布でさらに効果的に
歯周病で歯肉が下がると、エナメル質に覆われていない歯の根が露出し、むし歯リスクが高まります。特に65歳以上の方には、歯の根へのフッ素塗布を積極的におすすめしています。

★安全性について
フッ素は茶葉、牛乳、海産物、塩、果物、野菜、肉などにも微量に含まれており、私たちは日常的に摂取しています。適切に使用すれば安全で、むし歯予防に非常に効果的です。

まずは歯磨き粉からフッ素を取り入れて、健康な歯を守りましょう!

歯科衛生士 F

超音波骨折治療法と臨床工学技士の関わり

カテゴリー: 臨床工学科 | 投稿日: | 投稿者:

超音波骨折治療法(Low Intensity Pulsed Ultrasound: LIPUS)は、断続的(パルス状)超音波を骨折部位に与えることで骨癒合が促進する治療であり、1日1回20分間、骨折部に当てることで骨折治癒を促進します1)
LIPUSはデビッド・ベッカム選手や松井秀喜選手が受けた治療ですが、日本では1998年より「難治性骨折」がLIPUSの保険適応となり、2008年には「観血的手術症例に対する新鮮骨折」も保険適応となっています2)(表1)。

LIPUSは入院中も使用することができますが、主に在宅で患者自身が実施する治療です。

LIPUSは入院中も使用することができますが、主に在宅で患者自身が実施する治療です。当院は医師指示の下、臨床工学技士(Clinical Engineer: CE)が関わっています。業務としては2021年より開始していましたが、年々依頼件数増加していたため、2025年6月13日にリハビリスタッフと一緒にLIPUS説明会を開催しました。

CEは機器手配と患者機器説明、患者借用書作成を行っています。CEがLIPUS業務を担う事で、外来時間の短縮、医療従事者の業務軽減に繋がっています。CEは医療機器のスペシャリストとして病院の医療機器管理を担っていますが、在宅医療機器の管理も行っています。安心できる医療機器を患者さまに提供できるよう、今後も努めていきます。

 

参考文献
1)Heckman JD, Ryaby JP, McCabe J, et al. Acceleration of tibial fracture-healing by non-invasive, lowintensity pulsed ultrasound. J Bone Joint Surg Am.1994; 76: 26-34.
2)根井雅他 , 日本臨床スポーツ医学会誌:Vol. 28 No. 3, 2020:413-416    https://www.rinspo.jp/journal/2020/files/28-3/413-416.pdf
3)厚生労働省令和6年診療報酬改定についてhttps://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000188411_00045.html 厚生労働省 2024 ,(参照 2025-07-09)

当院薬剤部・市川部長も執筆に参加。『術前休薬クイックリファレンス』が発刊されました

カテゴリー: 秘書・広報課, 薬剤部 | 投稿日: | 投稿者:

このたび、就実大学薬学部 教授 赤木晋介先生が編者を務め、「周手術期の安全な薬剤管理を考える会(倉敷)」のメンバーによって執筆された書籍『術前休薬クイックリファレンス』(じほう社)が発刊されましたのでご紹介します。

本書は、入院や手術が決まった患者さんの服用薬に対して、「いつまで服用を続けるか」「いつから再開するか」 をすぐに確認できる実践的なガイドです。病院・薬局など医療現場において即活用できるように、疑義照会や持参薬管理、服薬指導に直結する情報がコンパクトにまとめられています。

倉敷中央病院、川崎医科大学附属病院、倉敷平成病院、倉敷成人病センター、水島中央病院をはじめとする、倉敷地域で手術を多く実施している病院の薬剤師と、倉敷地域の保険薬局の薬剤師とで執筆しており、倉敷地域の薬剤師ネットワークが地域医療を支えるツールを作成したといえる内容です。執筆者には、当院薬剤部 部長 市川大介も加わり、医療現場で役立つ様々なノウハウが収載されています。
倉敷平成病院では、こうした地域との連携を大切にし、医療の質と安全性の向上に引き続き努めてまいります。

秘書広報部

 

倉敷在宅総合ケアセンターショートステイの七夕会と夏祭りの予告

倉敷在宅総合ケアセンターショートステイでは、毎月第一木曜日に誕生日会と行事会を併せて実施しています。

今月は七夕会ということで、事前にご利用の方に、短冊に願い事を書いていただきました。「みんな元気で暮らせますように」といった素敵な願い事や「お菓子ちょうだい」といったクスッと笑える願い事などありました。皆様の願い事が叶いますように。

七夕会と誕生日のお祝いのあと、うちわを使ったレクリエーションを実施しました。
2チームに分かれて、うちわを使って紙コップを倒す対決や、お手玉を隣の人に渡していくリレー対決をしました。ご利用の皆様の連係プレーは暑さも吹っ飛ぶような盛り上がりがありました。

さて、ショートステイでは年に一度の最大行事【夏祭り】が8月6日に開催されます。
「☆ショート万博☆暑さを吹き飛ばせ!!夏の思い出を…」をテーマに掲げ職員一同準備を進めています。
今年は万博で思い出を作られた方もいると思いますが、ご利用の皆様も素敵な夏の思い出を作っていただけると職員も光栄です。

これから暑さが厳しくなってまいりますが、水分補給を忘れず、気持ちで暑さを吹き飛ばしましょう!

 

ケアセンターショートステイ 介護士H

 

第35回看護セミナー開催のご案内

カテゴリー: 看護部 | 投稿日: | 投稿者:

この度、上記日程で『第35回看護セミナー』を開催いたします。
今年のテーマは、『未来の看護を創る!DXで変わるケアの質』です。
当看護セミナーは、当院の職員だけでなく地域の方々と共に看護や介護について学ぶ機会として、途切れることなく開催しております。今年度は、会場とZoomを併用したハイブリッド開催といたしました。活発な意見交換・交流が行えることと期待しております。

DXに精通されている坪田先生を講師にお招きし、ご講演いただきます。
働き手の減少によりDXを活用した業務効率化を行いながら、質の高いケアを実現していくために、
看護師のみならず他職種にとっても参考になる内容となっと選ります。

入場無料でどなたでもご来場いただけます。
是非皆さんご参加ください。

〇日時:令和7年9月6日(土) 14時~16時(受付:14時~)
〇場所:倉敷平成病院 救急棟4階 会議室
〇内容:特別講演
    業務再構築の波に乗り遅れない看護DX
    ~未来のケアを見据えた業務改革~
    一般社団法人日本男性看護師会 代表理事 坪田康佑先生

〇お問合先:倉敷平成病院看護セミナー事務局
〒710-0826 倉敷市老松町4-3-38
TEL:086-427-1111 FAX:08-427-8500
e-mail:heisei@heisei.or.jp

〇お申込みはこちら Googleフォーム(リンク)

※テーマにご興味をお持ちの方でしたら、どなたでも参加頂けます。
8月11日締め切り、要お申込 詳細はお問い合わせください。

ご来場をお待ちしております。

看護セミナー事務局

ポスターPDF

~安心して過ごして頂く為に~

カテゴリー: ケアハウス | 投稿日: | 投稿者:

 

令和7年6月27日に消防設備点検、および事前説明会、避難訓練を実施しました。

最近はトカラ列島近海で頻繁に地震が起こっていますが、火災や台風、洪水など災害はいつ、どこで起きても不思議ではありません。

消防設備点検では、消火器やスプリンクラー、自動火災報知機の点検は基より、いざ火災や災害が起きた際、使い方や消火器の設置場所、手順等分からなくては意味がなく、一部の担当者だけが把握しても有効性は低いと思います

説明会では、火災発生時の対応や、ハザードマップを用いて、水害時の注意点、備蓄品等について説明をさせて頂きましたが、ご入居の皆様は熱心に聞いて下さり、メモと取っていた方もおられ、真剣さがひしひしと伝わってきました。

午後からは、実際に感知器作動訓練と非火災を想定した訓練の2回を実施しました。大きなサイレンが鳴り、一気に緊張感が増し、やはり職員も焦ってしまいます。館内放送はゆっくりと大きな声で届いたか。通報・初期消火、避難の手順に問題はなかったか。状況によって的確で冷静な判断が求められます。大きな緊張感を持ちながら訓練は無事終了しましたが、改善点、反省点もあり、この経験を生かして、いざというときにすべての職員が対応できるようスキルを積み上げていきたいと思います。

安心して過ごしていただけるために、いざというとき迅速に対応できるように、訓練のゴールはなく、日々の意識が重要ですが、いついかなる時も対応できるよう取り組んで参りたいと思います。

 

ケアハウス ドリームガーデン倉敷 生活相談員 S

【スクールトレーナー活動報告】倉敷市立西中学校バスケ部でウォーミングアップとストレッチ指導を実施

2025年7月3日(木)、スクールトレーナー(略してScT)事業の一環として倉敷市立西中学校のサポートを当センターの濱田(PT,ScT)と川崎リハビリテーション学院の大西先生(PT,ScT)の2名で行いました。

今回は、男子バスケットボール部に対して倉敷平成病院スポーツリハビリテーションセンター長平川宏之先生の監修のもと、ウォーミングアップとストレッチについて指導しました。


導入部分で成長期の身体の特徴や怪我、ウォーミングアップやストレッチの目的についてお話しし、実際に一緒に身体を動かしてもらいました。
実施前後で身体の変化を感じることが出来た部員も多く、自身の身体の状態を振り返る良い機会になったかと思います。

子どもたちの身体の二極化が問題視される中、スクールトレーナー制度は2024年度から全国で開始され、岡山県内でも少しずつ活動の場を広げています。
現在、県内では3名がスクールトレーナーの認定を受けて活動しています。
今後も子どもたちの運動器の健康を守るため、行政や医師、教育機関と連携をとりながら活動を進めて参ります。

制度詳細は、運動器の健康・日本協会HP(http://www.bjd-jp.org/trainer)に掲載されています。

 

スポーツリハビリテーションセンター H