まずは、体温調節を!

カテゴリー: リハビリテーション部 | 投稿日: | 投稿者:

2月も過ぎようとしていますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
徐々に暖かくはなってきていますが、まだ肌寒い日が続いていますね。
寒いと無意識の内に身体が縮こまってしまい、身体が動きにくくなったり、肩こりや腰痛等が強くなることがあると思います。
身体が縮こまっているのは身体の保温のために行っている働きです。
実は筋肉は収縮させることで熱を作り出してくれるので、身体を縮こませて筋肉を働かせて身体の保温を行っています。
筋肉をずっと縮めていることは、運動している時よりも筋肉に負担がかかりやすくなっていることもあるため、肩こりや身体の疲れがでやすくなっていることもあるのです。

リハビリでは歩行練習として、患者様にはしっかり着込んで頂き、外に出て病院の周りを歩くことも行っています。寒く身体が縮こまり、動きにくいなかでも、環境に応じて安全に歩けるように、入院中から自分の身体に目を向けてもらい自宅に帰ってからも身体の変化に気づいてもらえるように練習しています。
皆様もまずは着るものなどで体温調整を行いながら、柔軟体操などもしながら身体の柔らかさを保ち、身体の変化に気づけるようにしましょう。
また季節の変わり目でもあるため、普段以上にしっかりと身体のメンテナンスを行っていきましょう。

理学療法士 A.K

ケアハウスの菜園、一年間大活躍!&ご協力者に感謝!

カテゴリー: ケアハウス | 投稿日: | 投稿者:

平成29年度も残すところ1ヶ月余りとなりました。秋以降の野菜の高騰は、皆様の家計を圧迫していませんか?ケアハウスの食事にも少なからず影響が…。でも、ケアハウスドリームガーデン倉敷には、強い見方の「ケアハウス菜園」が一年を通じて大活躍!!野菜作り超ベテランの入居者のご協力の下、毎年恒例の野菜を育て、「収穫の喜び」、そして「食べる楽しみ!」を満喫しています。

4月、桜の花が咲きほこる北庭園のケアハウス菜園では、昨年の冬、寒さにも負けず、入居者の方々と植えつけた「玉葱」が丸々と大きく育ち、その横でには芽を出したばかりのじゃが芋も!

6月の晴れた日、大きく育った「玉葱」と「じゃが芋」を収穫。入居者の方々も慣れた手つきで玉葱の茎葉のあたりを紐で結んで5~6個のつり玉作り、保存のために風通しの良い非常階段下に吊るします。みずみずしい、甘~い玉葱は、皆さんの食事に調理され楽しみます。

っとおしい梅雨が明けると、ケアハウス菜園は、夏野菜でいっぱい。個人の方が手塩にかけて育てた「胡瓜」「トマト」「茄子」「とうもろこし」など、美味しそうに日に日に実り、毎日収穫、すぐ召し上がられて新鮮そのもの!うらやましい限り。もちろんたくさん収穫できた時はおすそ分けも!感謝です。

夏の日差しが照りつける前の早朝、ケアハウス菜園では、野菜作り超ベテランの入居者さんが、秋植えの準備のため、「土造り」に精をだしてくださり、職員はただただ『熱中症にはならないで!』と願うのみ。8月のとある暑い日、準備万端に整った菜園には、麦藁帽子をかぶって、熱中症対策も万全に整えた入居者の方々と秋採れ野菜「じゃが芋の種芋植え付け」開始。皆でするとあっという間。すくすくと育ち、白い花を咲かせ、12月の収穫が楽しみ。人のこぶし程の大きさのじゃが芋などたくさん収穫。新じゃが芋25Kgは、即、厨房へ届けられ、「ほくほくの肉じゃが」に、皆様の顔もほころびます。

10月になりケアハウスの庭の「冬柿」もたくさん実をつけ、オレンジ色に色づきはじめると、入居者さんが口々に「今年は柿がたくさんなっているらしいよ!」「干し柿作りは?」「干し柿作らんと歳が越せんなぁ」と。毎年欠かせない「干し柿作り」を楽しみにされている声が上がりはじめます。デイサービスご利用者のご好意で干し柿用の「渋柿」を収穫させていただき、皆で力を合わせて干し柿作りです。慣れた手つきで次々に皮をむいていただけ、各階食堂のベランダに冬の風物詩ともいえる干し柿のカーテンが登場。太陽に照らされ、日に日に干し柿らしくなっていく柿を眺め、口に指をくわえて今か今かと食べれる日を待ちわびます。今年は290個もの干し柿ができ、新年会やお正月の「柿なます」など3回にわたってご賞味いただきました。

12月には、ケアハウス菜園で育った「わけぎ」を収穫、皆で手分けして「しょうやく」。軟らかくて美味しい「わけぎのぬた」、一足早い春を2回も楽しみました。

12月の寒さが身にしみるとある日、防寒対策をしっかりして菜園に集合、春収穫のための「玉葱の苗の植え付け」、大きく育ってねと願いを込めて「1000株」を手分けして植えました。春には1000個の玉葱を収穫予定です。

今年の冬の寒さは厳しく、ケアハウス菜園にも異変が…。20年にして始めて「畑荒らし」に遭遇したり、冬越しさせて2月の収穫を楽しみにしていた「わけぎ」や春収穫予定の「玉葱」の発育が思わしくないのです。日に日に日差しも暖かさを増してきています。元気に育ってくれることを信じて、まだまだ寒い菜園を守り続けてくださっている方に感謝しながら、収穫を待ち遠しく眺めながら、どんな料理に使おうか思案中の今日この頃です。

ケアハウスドリームガーデン倉敷  管理栄養士 のんたん

老松小学校より車いすをご寄贈いただきました

カテゴリー: 倉敷老健, 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

老松小学校より倉敷老健へ車いす2台が寄贈されました。これは、身近なところから始まる社会貢献として、児童会が中心となり、児童・保護者の方々が協力してアルミ缶を集める活動を通じてご寄贈くださったものです。
2月5日(月)、体育館で開催された全校朝礼での受け渡しとなりました。
「1年間かけてアルミ缶は38460個が集まりましたが、これは一人当たり約38個になります。皆さんの頑張りで今年は2台の車いすを倉敷老健の方々に使っていただけます。来年も頑張りましょう」と大月校長先生が児童に向けてお話されていました。
当法人からは小山倉敷老健看護部長と秘書広報課2名が出席しました。老松小学校へは、御礼の気持ちとして、ご利用の方のリハビリの作品で22体の人形が贈られました。
児童たちの「いつもは捨てるアルミ缶を、集めるだけで人の役に立てる。この行動を通してボランティア精神を培っていきたい」との言葉がとても印象に残りました。
老松小学校の皆さん、大切に使います。本当にありがとうございました。
(※許可を得て写真を掲載しています)

秘書・広報課

より良い在宅生活のために

カテゴリー: 訪問看護ステーション | 投稿日: | 投稿者:

春が待ち遠しいですね。福井県ほどではないですが、私の実家の庭にも60cmほど雪が積もったとのこと。

なさま、体調はいかがでしょうか?
雪道でなくても、転倒には注意して下さいね。

 

最近、利用者さんが笑顔でかけてくださった言葉です。

「書いてあること以上のことをせんとあかんよ」

「ここでは何もやることがないんです」

「よくなった気がする。Yさんのハンドパワーだな(笑)」

 

利用者のみなさんは、笑顔で「いらっしゃい」と迎えて下さり、リハビリ中に楽しくいろいろな話をして下さいます。
でもこうやって思い返してみると、

本人やご家族が望んでいる結果を出せているのかな?
「何もやることがない」のは何か楽しめることを提供してくださいという事かな?
できている気がするで終わっていないかな?

と心がざわざわします。

先日ヘイセイ訪問看護ステーションの満足度アンケート結果が出ました。
「よくして頂いている」「もっとこうしてくれると、よりよいです」「いろいろ大変なことも多い」「不安もあります」といった多くの意見が、本人・ご家族から届いていました。思いを伝えて下さることで、やっぱり私はできていないことが多いなと気づくことができたと同時に、また心がざわざわざわっとしました。

 

満足とは、心にかなって不平不満がないこと、心が満ち足りること、またそのさま。だそうです。

 

相手の心(思い)を聞いた上で、利用者さんやご家族の心が満たされる在宅生活のために、私の自己満足で終わらずそれ以上のリハビリを提供できる。

 

できるのでしょうか?

在宅生活を支える一員として、みなさんの心を満足でうめていけるよう、一生懸命頑張ります。

 

 

ヘイセイ訪問看護ステーション  Y

THE☆あったか調理

お正月も「あっ」と言う間に過ぎ・・・2月もあと数日です。

先日の訪問先では、水道の水が凍っていて、氷柱になっているのを見て、まだ寒さ感じています。早く暖かくなって欲しいものですね~。

ご利用者の中には、気候の変化で体調がすぐれず「食事が摂れていない」「温まる食事を作って欲しい」など・・・ご要望はたくさんです。

毎日のお食事は欠かせないもので、体調だけではなく精神面にも大きく影響しやすい為、ヘルプステーションでは「身体も心もほっこり温まる食事作り」をご提供させて頂いています。

えると・・・

①訪問中の出来事では、ガスコンロが使えない時に、レンジで行える調理や他職員の調理ワザ・ご利用者と一緒に食事作り等の家事支援のサポート。

②身体介護(入浴・着替え・食事介助など)では、ご家族の介護負担の軽減やお一人では困難な介護サポート。

 

訪問介護サービスを提供する上で、「観察と気付き」が重要で、状況等の変化に応じて、実際に利用者を見てわかる「観察」と本人から発信されるサインを感じとる「気付き」があります。介護情報の共有や(報告・連絡・相談)の大切さが改めて必要だと実感しています。

 

ヘルプステーションでは、今年1月に1名、2月には2名の新しいスタッフを迎え、フレッシュな雰囲気が広がりました。

 

「いつまでも住み慣れた自宅で暮らしたい」というお気持ちにお応えできる様、職員一丸となって安心・安全なサポートで支援いたします。

 

 

訪問介護職員  h

 

全仁会バスケットボール部第5回ホスピタルカップ出場のご報告

カテゴリー: 部活動 | 投稿日: | 投稿者:

2月18日(日)岡山市のジップアリーナで開催された「第5回ホスピタルカップ」に私たち全仁会バスケットボール部が初出場いたしました。
 当日は19名の部員のうち、11名が集結しました。
結果は第1試合 対高松日赤(10-19)、第2試合 対倉敷中央(8-28)、第3試合 対福山医療センター(8-13)、第4試合 対金田病院(10-11)となり全敗でした。試合は6分×3クオーター制で男女混合の5名で行います。特に第4試合は最後までもつれた試合でしたが、あと一歩及ばず敗れてしまいました。

高尾理事長先生には応援にご来場いただき大変感謝しております。

 

今回、創部以来初の公式戦でしたが、昨年優勝した高松日赤病院や今年ベスト4に入った倉敷中央病院と対戦できた事は大きな経験となりました。来年開催予定の「第6回ホスピタルカップ」に向けて、個人・チームの力を付けていこうとみんなで誓う大会となりました。

毎週木曜日の練習を継続することと、練習試合等を計画していきたいと思っています。チームへのご参加また、対戦相手等について、お声掛けいただければ幸いです。
まだ結成して4か月ほどのチームですが、良い報告ができるように頑張っていきます。

 

 

バスケットボール部 事務局 (ピースガーデン倉敷ショートステイ)K

倉敷平成病院リハビリテーション部小畑PT副主任が番組取材に協力しました

このたび、瀬戸大橋開通30周年記念第31回瀬戸内倉敷ツーデーマーチが3月10日(土)、11日(日)の両日開催されます。

今回30キロのコースにチャレンジされる信長ゆかりアナウンサー(KSB瀬戸内海放送)が、準備運動やウォーキング初心者が気を付ける点、ストレッチなどについて質問したいと、当院を訪れ、小畑PT副主任(アスレティックトレーナー)の指導を受けました。

取材は当院のリハビリテーションセンターで行われ、実際のストレッチなどの動きを取り入れたもので、終盤ではお二人とも汗ばむほどでした。

 

 

 

【テレビ放送は平成30年3月24日(土)9時30分~10時(KSB瀬戸内海放送)の予定です】

ツーデーマーチの様子や、児島周辺のおすすめスポット等が紹介される予定とのことです。
信長アナ、完歩目指して頑張ってください。

秘書・広報課

 

救急車を呼ぶ時は・・・

まだまだ寒い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。
今日は、ある記事で見かけた、救急車を呼ぶ際の豆知識をご紹介します。

119番で救急車を呼ぶ時は、病状・症状より先に「住所」を伝えることが重要だそうです。住所が特定できた時点で救急車が現場に向かうことができるため、迅速な対応が可能となります。
ついつい、病状から伝えたくなりますが、住所のほうが優先なのですね。屋外で住所が分からない場合には、電柱に住所が書かれているようなので、確認をしてみてください。

救急車を呼ばないといけない場面に、いつどこで出くわすかは分かりませんが、いざという時に役立ててもらえたらと思います。

医療福祉相談室 T

高尾武男代表「岡山大学神経内科ペトリュス男也(おなり)賞」受賞

カテゴリー: 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

この度、高尾武男代表が岡山大学神経内科 阿部康二教授より第1回の「岡山大学神経内科ペトリュス男也賞」を頂きました。この賞は、長年にわたり岡山大学神経内科教室の医師育成に協力したとして証明されるものです。

東京帝国大学 病理学を卒業された木村男也先生の有名な「教不厳師怠也」という言葉(「教育が厳しくないのは教師の怠慢」という意味 週刊医学界新聞より)と、世界で最も有名な赤ワインの一つで、偉大なワインとして広く認められているペトリュスにちなんで名付けられました。
倉敷平成病院には、毎年岡山大学神経内科より医師を派遣して頂いています。
当院の神経内科診療をご支援頂き、また、阿部教授には月2回の神経難病外来において神経内科医師育成にもご尽力頂いています。今後も当院が臨床教育の場として担えれば幸いです。

秘書・広報課

 

平昌オリンピックを通じて

カテゴリー: 勉強会 | 投稿日: | 投稿者:

現在冬季オリンピックが平昌にて開催されています。皆さんも注目の競技や選手がいるのではないでしょうか?

私が注目したのは、今回も大活躍のフィギュアスケートの羽生結弦選手です。フィギュアスケートの競技自体は詳しくないのですが、羽生選手の立ち振る舞いや言動が毎回とても気になりついつい注目してしまいます。

羽生選手は昨年のケガから見事復活し、先日2大会連続の金メダルを獲得しました。そのインタビューでは「感謝」という言葉がとても強調されていました。周りへの感謝はもちろん、自分自身を労り競技に耐えた右足にも感謝しているという内容には心打たれました。このような、努力や根拠に基づく自信から溢れ出る言葉たちは、毎回響くものがあります。

またインタビューや表彰式の際の周りへの配慮や心配りも見ていてとても感心させられます。「少しオーバーでは?」と思うところもありますが、世界で活躍している選手としては最上級の接遇なのではと思います。

そうしてみると、私自身も業務中周りの方々に日々助けていただきながらなんとか業務をこなせています。しかし他人に依存するだけでなく、自分自身も知識や経験をしっかりと備えた上で対応ができるよう今後も努力が必要だなと思いました。接遇面も参考にして自分なりに取り入れてみたいと思います。
残りのオリンピック競技も楽しみに観戦したいと思います。

人事課 S.H