春到来

カテゴリー: 歯科 | 投稿日: | 投稿者:

桜が満開に咲きほこり、暖かな日差しが心地よい季節となりました。
我が家の牡丹の蕾も日に日に大きくなり、花が咲くのを待ち遠しく感じます。

新年度の始まりで、なんだか心も弾みます。

しかし、この時期は花粉症に悩まされている方も多いのではないでしょうか?
花粉症は、鼻水、鼻詰まり、くしゃみ、目のかゆみなど様々な症状がありますが、お口の中にも影響が出ることがあるのでご注意下さい。
花粉症で鼻が詰まって口呼吸になったり、薬の副作用でお口が乾燥することがあります。
そうすると、口臭の原因や、自浄作用が低下してむし歯や歯周炎が進行しやくなります。

こまめな水分補給や、保湿効果のある洗口液でのうがい、念入りにブラッシングを行うなど、いつも以上に意識してお口のケアを行うことお勧めします。

歯科では、お口のお掃除も行っておりますので、ご相談下さい。

 

歯科衛生士 まろ

平成30年度全仁会グループ 辞令交付式が執り行われました

カテゴリー: 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

本日、平成30年4月2日(月)、桜が満開に咲き誇る中、辞令交付式が執り行われ、全仁会に57名(医師3名・看護師24名他)が新しく職員に加わりました。合わせて異動・昇格者の辞令交付も行われました。
高尾理事長からは歓迎のお言葉がありました。新入医師を代表して、神経放射線センター長兼臨床教育研究長として着任された小川敏英先生(前鳥取大学放射科教授)より「医師として自分自身または自分の家族が患者となった際の医療を実施してこそ患者さんとの信頼関係を築くことができると考えています。医療の中心は患者さんです。そして、その周りには医師だけでなくすべての職種の力を集結して関わらなければ患者さんに貢献をできる。この総合力を結集していきたい」とご挨拶がありました。
新入職員は約1週間のオリエンテーションや研修を経て、各部門への配属となります。
今年度は全仁会創立30周年記念の一年となります。手を取り合い、職員一同患者さんに尽くしてまいりましょう。

秘書・広報課

倉敷老健でボランティアとして喫茶を行って下さっていた皆さん長い間ありがとうございました

カテゴリー: 倉敷老健 | 投稿日: | 投稿者:

倉敷老健では開設当初からボランティアの方々が活動していました。中でもボランティア喫茶の方々は、25年間ずっと足を運んで下さり、入所の方においしい抹茶やコーヒーを入れて下さっていました。しかしながら、徐々に入所の方の高齢化や飲み込みの問題から利用される方も少なくなり、平成30年3月をもちまして喫茶が終了となりました。
長い間お世話になりました。職員一同感謝を込めて、ボランティアの方々に感謝状と花束を贈りました。本当にありがとうございました。ボランティアが終了しても、今後とも倉敷老健を今まで同様温かく支援して下さいますようどうかお願いいたします。

 

倉敷老健  K

倉敷ニューロモデュレーションセンターにおける臨床工学技士のかかわり

倉敷ニューロモデュレーションセンターが開設されて本日で1年となりました。あっという間に過ぎた印象です。
臨床工学技士と聞いて知っている方はどのくらいいらっしゃるのでしょうか。臨床工学技士は1987年に誕生した比較的新しい国家資格です。現在の医療に不可欠な医療機器のスペシャリストです。ニューロモデュレーションでは多くの医療機器を使用します。それは病院で使用する機器もありますが、患者さんにお渡しする機器もあります。機械のことは難しくて分からないと不安になる方も多くいます。臨床工学技士は患者さんやご家族に機器の使用方法について丁寧に何度も説明を行います。入院中や外来、緊急のときは電話でも使用方法について説明を実施しています。

臨床工学技士は脳深部刺激療法(DBS)や脊髄刺激療法(SCS)において密接に関係しています。手術室では神経活動測定する機器操作や刺激電池の登録作業を行っています。病棟や外来ではSCSの痛み調整を医師の指示のもとで実施しています。患者さんのそばにほぼ毎日、何度も出向いて痛みがよくなるよう刺激調整を行っています。痛みが強く、苦悶して動けない患者さんにSCSを実施し刺激を開始すると、痛みが緩和され、表情もよく、起き上がってリハビリを一生懸命すると表情が良くなっていきます。退院時に「ありがとう」と話してくれるととてもうれしくなります。

この1年はセンター開設、新しい刺激システムへの対応、学会や講演など忙しい日々を過ごしていました。しかし患者さんの多くがニューロモデュレーションに期待していることを感じる1年でもありました。これからニューロモデュレーションを多くの方に知っていただくような活動をしていきたいと思います。臨床工学技士はその他にも医療機器の管理から操作まで幅広い業務を行っています。興味のある方はぜひインターネットで検索してください。

倉敷ニューロモデュレーションセンター ME

第3回中四国機能外科懇話会参加報告

平成30年3月24日(土)、倉敷国際ホテル本館1階ファンクションルームにて第3回中四国機能外科懇話会が開催されました。倉敷ニューロモデュレーションセンター上利崇センター長が会長を務めました。
中四国地方の機能的脳神経外科に携わっている医師やリハビリスタッフより発表があり、当院からは上利センター長が発表致しました。
この懇話会では、日常診療や治療に苦慮した疾患についての事例紹介等がなされ、臨床に沿った具体的な意見交換の場となりました。
また、近畿大学医学部堺病院脳神経外科講師 内山卓也先生による「痙縮治療 up to dale―適応、実践、そして連携―」と題した特別講演がありました。

「痙縮」は脳卒中や頭部外傷後に意思とは関係なく筋肉の緊張が高まり、手や足が勝手につっぱったり曲がってしまったりしてしまう状態のことで、日常生活に支障をきたす状態です。これについての薬物療法(バクロフェン髄腔内投与療法やボツリヌス療法)や手術療法などの最新治療法について聴講しました。

倉敷ニューロモデュレーションセンターが開設して1年となります。当センターでは、パーキンソン病、本態性振戦、ジストニア、不随意運動症や慢性疼痛に対して、脳深部刺激療法(DBS)や脊髄刺激療法(SCS)を行っています。
機能的脳神経外科は痙縮でお困りの方にも治療が可能です。今後も安心な医療の提供ができるよう、診療の充実化を図ってまいります。

倉敷ニューロモデュレーションセンター 臨床工学技士 T

 

薬学生対象 病院見学会を開催します

カテゴリー: お知らせ, 事務部 | 投稿日: | 投稿者:

倉敷平成病院についてや病院薬剤師としての業務の理解を深めていただくため、薬学生対象に病院見学会を開催いたします。

日時は以下を予定しています。

①平成30年4月6日  (金)10時~12時30分
②平成30年4月13日(金)10時~12時30分
③平成30年4月20日(金)10時~12時30分

場所:倉敷平成病院 3階 カンファレンスルーム

ご希望の方は、お電話かメールにてお申込みください。
メールの場合は学校名・学年・氏名を記載の上ご連絡ください。

<連絡先>
お電話:086-427-1111
メール:recruit@heisei.or.jp
担当:人事課 日笠(ひかさ)

お申込みいただいた方には、別途詳細をご案内いたします。
申込期限:各ご希望日程の3日前まで

ぜひお気軽にお申込みください。
皆さんのお越しを心よりお待ちしております。

人事課 日笠

山陰合同銀行「ごうぎん一粒の麦の会」より倉敷平成病院に車いすが寄贈されました(4月2日KCTワイドにて報道予定)

3月29日(木)、山陰合同銀行「ごうぎん一粒の麦の会」より、倉敷平成病院にリクライニング車いす1台が寄贈され、贈呈式が執り行われました。
  まず、山陰合同銀行倉敷支店高橋一成支店長より、「我々ごうぎん一粒の麦の会は、山陰合同銀行の役職員が募金を行い、地域社会への感謝の気持ちを表すために奉仕していくことを目的といています。このたび、ささやかではありますが、車椅子をお贈りします。全仁会にてお役立ていただければ幸いです」とのご挨拶がありました。

その後、贈呈書および目録が、社会医療法人全仁会高尾聡一郎理事長に寄贈されました。


 高尾理事長からは、「この車いすの寄贈を大変ありがたく思っております。当院は脳神経疾患専門病院として設立した経緯からも、車椅子を必要とされる患者さんが多くおられます。山陰合同銀行の地域社会貢献活動の精神を、日常の診療活動の中からしっかりと地域の皆様に伝えてまいります」との言葉がありました。

 

この様子は、倉敷ケーブルテレビの取材を受け、【4月2日(月)17時~KCTワイド】にて放送される予定です。是非ご覧ください。
ごうぎん一粒の麦の会の皆さま、ありがとうございます。

※「ごうぎん一粒の麦の会」は、昭和56年に設立されており、ごうぎん関係者の地域社会等に対する感謝の気持ちを表すため、役職員の継続的な募金活動により、地域社会へのささやかな奉仕を行う団体とのことです。

秘書・広報課

ケアハウスの卯月茶会

カテゴリー: ケアハウス | 投稿日: | 投稿者:

やっとケアハウスにも可愛いピンク色の梅の花が咲き、小さな春がやってきました。

 3月14日(水)、ケアハウスで卯月茶会を開催!!

春の庭に咲いた梅の花を眺めながらお抹茶を頂きました。
大きな窓から見える梅の花は、まるで額に飾られた写真のようにも見え、皆さんうっとり・・・。

「いつの間にかこんなに梅の花が咲いとったんやね~。」

「今年もケアハウスで春を迎えられてよかったわ。」

「また来年も見たい。」と自然な言葉にほっこり。

BGMで流れてくる琴の音や梅の甘い香りも風流でしたね。

でも、皆さんが1番喜んで下さったのは、お茶菓子!やっぱり花より団子ですよね~。
私も梅より茶菓子でした!

毎月、季節を感じて頂けるようなお茶菓子を準備させて頂いていますが、今月は可愛いタンポポの絵が描かれたお茶菓子。優しい甘いお茶菓子は、苦みが効いた抹茶にピッタリ。
「とっても美味しい!」と、入居者の皆さんから星5つ頂きました!!

今回もあっという間の時間が過ぎ、味覚・聴覚・視覚・聴覚・触覚が満喫できる素敵なお茶会となりました。

「日本人に生まれてよかった。」と思える一時でした。

 

 

来月は大きな桜を眺めながらお抹茶を頂く、お花見茶会を予定しています。
今月と比べて、また違ったお茶会ですよ。さらに、お花見食事ツアーもあります。

春はまだまだ始まったばかり!今年もケアハウスの四季をご報告して参りたいと思います。

よろしくお願い致します!

 

ケアハウス ドリームガーデン倉敷

介護福祉士 A

大切なこと

カテゴリー: グランドガーデン南町 | 投稿日: | 投稿者:

ひと雨ごとにあたたかくなり、春の訪れを感じる今日この頃ですが皆様いかがお過ごしでしょうか。
我が家のクロッカスも落ち葉を押し上げて顔を出しました♡(写真)

先日『歌声広場』の研修(湊たましま大歌声喫茶)に行ってまいりました。ご報告いたします。

グランドガーデン南町の誕生会では2部が『歌声広場』となっており、よりよい会になるように、と研修が計画されました。

当日は早めの到着にも関わらず駐車場が混んでいて大変でした。やっと停めて会場入りすると70代~90代位と思われる方で一杯でした。中には3世代とお見受けするご家族もあり人気の高さを感じました。

入場時に歌声の本の貸し出しがあり、リクエストカードなども渡されました。私もさっそく書きましたが多くの方が積極的にリクエストされていました。そして開演です。まず、司会の『新宿ともしび』のお二人が素晴らしかったです。プロの歌手の方の司会のお声はまるで音楽を奏でるようで、うっとりしました。すーっと曲に入りやすい司会でした。また、声にも笑顔があるのだなって感じました。
童謡100周年の話より『ゆりかごの歌』『ウサギのダンス』いきなりの大合唱で始まりました。正直こんなに会場の方が大きな声で歌われるとは思っておらず、驚きました。『リンゴのひとりごと』『月の砂漠』私の右隣のご高齢の男性はさらに驚くほど大きなお声でした。左隣の女性(80代と紹介頂きました)も同じく大きなお声で歌われました。歌のリードも素晴らしく『あざみの歌』では荘厳な『山小舎の灯』では弾むようなお声で、会場の皆さん気持ちよさそうに歌われていました。
ゲスト、『ベイビー・ブー』のアカペラも圧巻でした。『証城寺の狸林』の重なる音の美しさはなんとも言えませんでした。

そして「次はにじ歌いましょう。」ピアノ伴奏があり「庭のシャベルが一日ぬれて・・・」とはじまったとたん私は涙腺が緩んでしまいました。急に娘が保育園だったころ思い出してしまいました。歌いながら当時のことが走馬灯のように思い出され(かけっこで転んだ、友達と喧嘩した、今日のおやつは美味しかった、太陽を見て歩いたら川に落ちた、みんなと運動会でお遊戯できた、びっくりするほど大きな口を開けてにじを歌った娘)よく熱を出し、けがする我が娘、それでも働く自分を責めたこともありました。それでもこうやって大きな声で歌っている、元気に娘は成長している、そう感じた頃の思い出の歌でした。

そのあとの『原爆を許すまじ』も懐古の曲となりました。私も大きな声で歌いましたが声合わせ歌うことでより一層昔を思い出すきっかけになっているのだと思います。ここで私の頭に浮かんだのは、小学生だった自分、廃校寸前の小さな木造の小学校の講堂、校長先生はじめ先生方の多くは泣きながら歌っていたように記憶しています。怖い歌だな、戦争嫌だな、、、友達と話したのを覚えています。講堂でみんなで見た戦争映画も思い出しました。怖くて目をそむけたとき、映写機から出る光に埃が舞っていたことまで鮮明に思い出しました。

一瞬にして当時を思い出す、、、みんなで歌う歌の力はすごいと改めて感じました。
特に戦中戦後を生き抜いてこられた年代の方にとって当時の歌とはいかほどのものだったか。

琴線に触れる・・・というのでしょうか。
それぞれの方がそれぞれの人生において思い出の歌があり、みんなで集い歌い、その時間を共有する場所。それこそが歌声広場なのだと改めて感じました。

相手を敬い愛情をもって介護を行う、歌声も同じだと感じました。

どうやったら歌いやすくなるのか、まだまだ課題はありますが、『大切なこと』をひとつ教わったと感じています。

最後に湊たましま大歌声喫茶実行委員の方々大変お世話になりました。
素直に楽しかったです。そして大切なこと学ばせて頂きました。
ありがとうございました。
今後のご発展をお祈りいたします。

グランドガーデン南町 介護福祉士S,H

 

 

 

 

平成30年4月より倉敷平成病院脳神経外科(倉敷ニューロモデュレーションセンター)が日本定位・機能神経外科学会技術認定施設になります

昨年4月に開設いたしました、倉敷ニューロモデュレーションセンターですが、1年間の活動実績が認められ、平成30年4月より日本定位・機能神経外科学会技術認定施設となることが決まりました。

認定施設になるためには、日本脳神経外科学会の定める専門医認定制度に関する規約に基づく基幹施設、研修施設、関連施設であることや過去3年間の機能的定位脳手術症例登録数が計18例以上あることなどが基準となっていますが、当院では4月~12月までの期間で45件実施しております。この埋込術件数は西日本では最多規模となります。

換算すると1か月に約6件の症例学となります。学会発表や講演等でセンター長の上利崇医師は全国各地を飛び回っており、術前・術後のコントロールや計測、リハビリにおいては、各専門職がチームであたっています。
まだまだこの治療法が知られていないことや、もし知っておられても、実施できる施設が限られています。
私たちはこれからも、よりよい医療に真摯に取り組んでまいります

日本定位・機能神経学会HP

倉敷ニューロモデュレーションセンター 広報