平成30年度が始まります

カテゴリー: 事務部 | 投稿日: | 投稿者:

朝晩だんだん暖かくなってまいりました。桜の満開も近いですね。
今年度もあと数日で終わり、平成30年度が始まります。4月からは、全仁会に新入職員が54名(中途入職者を含む)入職予定です。

先日、サンロード吉備路にて新入職員対象の入職前研修が2泊3日(3月22日~24日)で実施されました。今年の新入職員は元気がよく、終始和やかな雰囲気で研修も進んでいきました。毎年実施しているコミュニケーション研修やグループワーク、座禅体験などを通じて、今後一緒に頑張っていく「同期」としての仲間づくりができたのではないでしょうか。また、社会人・医療人としての自覚を備え、自分の役割を認識するための貴重な研修になったと思います。

23日に実施された懇親会では、管理職の方々にもお越しいただき、新入職員にとっては入職までの不安や緊張を和らげる良い機会になったのではないかと思います。ひとりずつ檀上で行う自己紹介のコーナーでは、各自考えた内容で堂々と自分自身をPRできていました。

新入職員の方々には、この新人研修で学んだことを胸に、初心を忘れず、素直な心で、多くのことにチャレンジして一歩一歩成長していってほしいと思います。
平成30年度も何卒よろしくお願い申し上げます。

人事課 S.H

※写真は本日の倉敷平成病院の桜並木です。ほぼ満開近く、老健にご入所の方がお花見に散歩されていました。

4月2日(月)9時55分~10時25分RSK地域医療スペシャル「痛みと向き合う~笑顔で暮らせる毎日を~再放送決定

治療をしても“完全に”痛みをなくすことは難しいとされる「慢性痛」。
その痛みに悩む患者は、国内に推計2000万人以上とも言われている。
仕事や日常生活に重大な支障をきたし、精神的にも辛く苦しいこの痛みに対し、従来の治療法は、投薬・ブロック注射・リハビリを組み合わせて行うのが一般的であった。
しかし今、医学界が注目する新たな治療法が広がりつつある。そのひとつが「脊髄刺激療法(SCS)」。体内に機器を植込み、脊髄に微弱な電気刺激を送ることで痛みを緩和する外科的治療法である。
この治療によって減痛効果が期待できるだけでなく、患者自身が痛みをコントロール出来るという。
番組では、患者に寄り添い、より良い治療を目指す医療現場に密着し、慢性痛治療の最前線を紹介する。
(番組HPより

是非ご覧ください。
秘書・広報課

第65回院内コンサート開催報告

平成30年3月26日(月)10時30分~ 第65回院内コンサートが開催されました。
今回の演奏は「倉敷アカデミーアンサンブルによる弦楽4重奏」で、ヴァイオリン 仁熊美鈴さん、中原寛子さん、ビオラ 内山史也さん、チェロ 小池満里子さんの4名でした。

前日の25日に岡山県では桜の開花宣言がなされましたが、倉敷平成病院の桜並木もちらほら咲き始め、春の訪れを感じさせる暖かい陽光が降り注ぐ外来にて開催されました。

チェロのやわらかい音や、艶やかなヴァイオリンの音に日常を忘れるひと時でした。

演奏曲目
・アイネクライネナハトムジーク
・セレナーデ
・ラ・クンパルシータ
・イパネマの娘
・廃墟の中で~映画「ニュー・シネマ・パラダイス」より
・ナタの愛のテーマ~映画「ニュー・シネマ・パラダイス」より
・サウンドオブミュージックメドレー

次回は平成30年6月25日(月)の開催を予定しております。どうぞお楽しみに。
秘書・広報課

報恩感謝の気持ちを忘れずに、日々の挨拶を大切に。

カテゴリー: ピースガーデン倉敷 | 投稿日: | 投稿者:

3月に入り少しづつ春らしくなってきましたが、体調管理に気をつけていこうと思います。
ピースガーデン倉敷に入職して今年で3年目になります。私は今、2階の地域密着型特別養護老人ホームの介護福祉士として勤務しています。
私が心掛けている事は、当然の事ではありますが、仕事に入る前には必ず挨拶をするという事です。入居者の皆様や職員に挨拶をし「おはよう。」と笑顔で返ってきた時は本当に嬉しくなります。気持ち良い挨拶でコミュニケーションを取っていくことがどれだけ大切かというのを改めて実感します。挨拶をする事で「1日が始まる。」「心の通うコミュニケーションがとれていける。」「今の自分がいる。」という思いが湧き出てきます。
もちろん、仕事だけでなくプライベートでも全部に通ずる所です。
これからも仕事をしていく中で、日々の気持ち良い挨拶を行い、報恩感謝の気持ちを忘れずに、入居者の皆様が笑顔で過ごしていただける場所に出来ればと思っています。

ピースガーデン倉敷 特養 M・Y

もうすぐ4月

カテゴリー: リハビリテーション部 | 投稿日: | 投稿者:

こんにちは。
気候も徐々に暖かくなり、春の訪れを感じる今日この頃です。
早いところでは桜が咲き始めており、倉敷で桜を見られるのもそろそろでしょうか。

3月は年度の区切りの月でもあります。
この一年を振り返ると多くのことを経験し、たくさんの方に出会うことが出来たと思います。
まだまだ勉強不足で頼りないけれど、リハビリの中で患者さんから「ありがとう」という言葉を頂くと嬉しく感じます。

自分のやっていることが本当に正しいのか、別のもっとよい方法があるのでは?と考えることも多いですが、日々、患者さんから刺激を受けています。

そして、4月になるとまた新たにフレッシュな後輩たちがリハビリテーション部にも入ってきます。自分が入職したときのことを思い出すと懐かしいです。業務に慣れるまではいつもバタバタしており、迷惑もたくさんかけてしまったけれど、先輩や同期など周りのたくさんの方々に助けられながらここまで来ることが出来たと思います。

これからもずっとずっとその先へ、新たな気持ちで頑張っていこうと思います。

4月からも楽しみなことがたくさんですね。
暖かくはなってきましたが、引き続き体調管理には気をつけていきましょう。

リハビリテーション部 言語聴覚士H

第1回くらしきスプリングパーク、ファッションショーにぜっとくんが参加しました

カテゴリー: 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

「第1回くらしきスプリングパーク(3月23日~26日、倉敷みらい公園)」で、3月25日(日)に開催された「バルーンアーティスト神宮エミ&倉敷ファッションカレッジコラボファッションショー」に、倉敷平成病院の「ぜっとくん」が参加しました。
バルーンアーティストの神宮エミさんは、日本や米国にての大会で数多くの賞を受賞されている今最も注目のバルーンアーティストです。その神宮さんがゆるキャラたちをバルーンでデコレーションしてくれるというファッションショーでした。
集まったゆるキャラはわれらが「ぜっとくん」はじめ、「チュッピー(総社市)」「でんちゅうくん(井原市)」「セットちゃん(瀬戸内市)」など8体。バルーンでできたイチゴやピオーネを持ったり、スカートをはかせてもらったり、手の込んだバルーンアートの世界に驚きました。ぜっとくんは、可愛いハートのモチーフが付いたマフラーを付けてもらいました。

神宮さんのデザインで、倉敷市の特産品「玉島だるまとはりこ(虎)」をモチーフにしたドレスはとても独創的でした。特にステージでバルーンをちぎって完成させるという演出に聴衆は釘付けでした。また、倉敷ファッションカレッジの学生さんの倉敷デニムをアレンジしたファッションも独創的で素晴らしいものでした。
13時と15時の2回のファッションショーでしたが、ショーの前後で、ご来場の家族連れの皆さんと一緒に写真を撮ったり、子どもたちと握手をしたり、地域の方々との触れ合いを感じた一日でした。
このくらしきスプリングパークは第1回の開催ですが、市内の私立幼稚園の園児たちの出し物や川崎医療福祉大学ウインドオーケストラの方々の演奏があり、伊東市長もご来場され、市民全体でふれあいを楽しむようなイベントでした。今後もこのようなイベントに積極的に参加していきたいと感じた一日でした。

秘書・広報課

 

寒い日の朝

こんにちは、訪問入浴です。
暖かい日差しも降り注ぎ花も咲きだして、ようやく春らしくなってきました。

しかし、先月は全国的にも寒くなり冷えました。
朝は、気温が-3~-4℃になると水道管が凍り、水が出ない日もありました。
こうなると、大変往生します。

朝、訪問入浴車にお風呂で使う水を給水するのですが、まず車の後ろのハッチが凍って開かない。寒い気温の中、お湯を汲んできてハッチの凍結を融かす。やっと開いたと思い水を溜めるため、配管のコックを閉めるのだがコックが凍結して開かない。なんでやねん!

また、お湯を汲み融かし、外の水道からホースを引っ張り給水口に差し込み、給水しようと思ったら水道管が凍結して水が出ない。手はかじかんできて寒いし、いらいらするわー!

配管にお湯をかけてやっと給水しだして、やれやれと思った束の間に、入浴車ボイラーの電源を入れお湯を出す点検をしててみようかと思いきや、今度は入浴車のボイラーの配管が凍結しとるやないかーい!

入浴車からお湯を汲みだすポンプの中に、お湯を汲みいれ融かすしかないわ。なんとかポンプが動くようになり、お湯も出るようになって一安心して、ふと足元を見るとこぼれた水が既に凍っている。スリップ・転倒注意やわ。何とも恐ろしや・・・

そんなこんなで、氷点下の時期の朝が始まります。
凍結防止で、屋根のある所に車を駐車してもなるのだから自然にはかないませんね。

問先でも、外の水道が凍っていたり、昼過ぎても凍結しているお宅もあり寒い季節は大変ですが楽しみに待ってくださったり、気持ちよさそうに入浴される利用者さんの喜ぶ顏を見ると「頑張るぞーっ!」て気持ちが沸いてきました。

そして、待ちに待った暖かい春がやって来ました。
待ってたよ~。本当に。

また、季節が進むと今度は暑~い時期になり、汗だくになる季節がやって来るので今のこの時期が一番かもしれませんよね。

良い時期はあっとゆう間に過ぎますが、待ってくれている利用者さんのために、寒さ・暑さにも負けず今日も入浴車は走ります。

「今、行きますよ~。」

訪問入浴 H

 

慢性疼痛に対する脊髄刺激療法(SCS)について

脊髄刺激療法 Spinal Cord Stimulation(SCS)とは

脊髄に微弱な電気を流すことで慢性の痛みを緩和する外科的な治療方法のひとつです。この治療では、まず試験刺激(トライアル)を行い、効果があるかどうか確認します。効果があった場合に刺激装置等を体内に植込みます(本植込み)。本植込み後は、患者さんご自身が必要に応じて刺激装置を操作することで、痛みをコントロールできるようになります。脊髄刺激療法は痛みを和らげることで生活の質(QOL)の向上を目指す治療です。

脊髄刺激療法は、慢性の痛み、中でも外科手術が困難な脊椎・脊髄疾患の痛み、帯状疱疹後、開胸手術後、糖尿病などの末梢神経の障害、動脈硬化などの血流障害による下肢の痛み、脳卒中(脳出血、脳梗塞)後の痛みなどが適応となります。神経が圧迫を受けたり、損傷したり、神経機能自体が異常を起こしたりすることによって生じる痛みは通常の薬物療法では困難ですが、脊髄に電気刺激を与えることによって、痛みの異常な興奮を抑える作用があります。

治療の手順として、まず外科手術で電極や刺激装置を埋め込みます。特に脳の電極位置は、少しの誤差も許されません。術中に神経活動を計測したり、患者さんの反応を見たりしながら、確実に症状が改善し副作用が出ない場所に留置します。ニューロモデュレーション療法は手術をすれば治療終了というわけではなく、そこからが治療の始まりとなります。術後数カ月は、頻繁に外来に通院して刺激の強さを調整する必要があります。その後は症状をみながら、定期的に刺激調整を行います。

脊髄刺激療法では、痛みが出た時点で、患者さん本人が体内装置をリモコンで操作して刺激を送り、痛みを和らげます。
体内に機器を埋め込む治療法ということで患者さんにとって不安があるかと思いますが、機器の性能は年々向上しており、治療効果がさらに向上しております。現在の刺激装置は電池式と充電式があります。電池式は4〜5年に1回の交換が必要ですが、局所麻酔で20〜30分程度で済みます。充電式は10〜20年使用でき、患者さんご本人が簡単に充電できる機種が増えています。
体内に治療機器があるとMRI検査が受けられないケースがありますが、MRI対応型の機種も最近増えております。

脊髄刺激療法の対象疾患

 

脊髄刺激療法の利点
•刺激電極のみ挿入して行う試験刺激(トライアル)で、ご自身で効果を確認できます
•もし、試験刺激で効果が感じられない場合や治療が不要になった場合は、元の状態に戻すことができます
•痛みの変化に合わせ、ご自身で刺激の調整ができます
•痛みが和らぐことでこれまで服用していたお薬の量を減らし、副作用の軽減が期待できます

倉敷ニューロモデュレーションセンター

倉敷ニューロモデュレーションセンターは、上利崇医師をセンター長に招聘し、平成29年4月に倉敷平成病院内に開設されました。
医療に興味がある方でも、「ニューロモデュレーション」という言葉は少し聞き慣れないところかと思います。ニューロモデュレーションとは、日本語に直訳すると「神経調節」のことで、ニューロン(神経)をモデュレート(調節)する治療法です。異常をきたした中枢および末梢の神経の機能に対して、微弱な電気刺激を行い、それらを調整、制御することで疾患や障害の改善を図る治療です。脳内や脊髄を包む硬膜の上に電極を挿入し、胸や腹部に埋め込んだ4センチ大の装置から刺激を送ります。刺激の位置や強さを自由に変更でき、症状の変化に合わせた治療を行えます。
手術については「機能的脳神経外科手術」という、脳神経外科の一領域となります。
治療対象となる疾患は、薬物治療等では、治療が困難となった脳・脊髄・末梢神経が原因となっておこる様々な疾患です。具体的にはパーキンソン病・本態性振戦・ジストニア(書痙、痙性斜頸含む)・てんかん・後頭神経痛・脳卒中後疼痛・神経障害性疼痛・末梢循環不全・便尿失禁が対象として挙げられます。
現在行っている療法は、「脳深部刺激療法(DBS)」「脊髄刺激療法(SCS)」が主体となっています。

脳深部刺激療法は、進行期のパーキンソン病や、体にふるえの症状が出る本態性振戦、自らの意思とは関係なく筋肉の異常緊張が起こるジストニアなどに特に効果があります。いずれも薬物療法では症状のコントロールが難しく、他の治療方法が困難な場合に適応となります。

岡山県内だけでなく日本全体で見ても、まだまだその名前が知られていない「ニューロモデュレーション」ですが、パーキンソン病や脊椎・脊髄疾患で悩んでいる患者さんへ、この治療法が今後新たな可能性を示す光明としてご案内できれば幸いです。

山陽新聞メディカ(20117.04.04)に倉敷ニューロモデュレーションセンター開設が紹介されました

倉敷ニューロモデュレーションセンター受診希望の方へ


倉敷ニューロモデュレーションセンターの診察は完全予約制です。
前日までにお電話にてご予約をお取りください。
 予約専用電話 086-427-1140
(受付 月~金 8時30分~17時 土 8時30分~12時 土の午後・日・祝は休)

 

倉敷ニューロモデュレーションセンター長 上利 崇(あがり たかし)医師

略歴:広島県出身。岡山大学医学部を卒業後、岡山大学附属病院脳神経外科、広島市民病院脳神経外科、独立行政法人国立病院機構静岡てんかん・神経医療センターレジデントを経て、平成17年より岡山大学脳神経外科にて病棟、外来を担当、機能的定位脳手術の手技を磨く。
平成29年4月より、倉敷平成病院倉敷モデュレーションセンター長、岡山大学医学部非常勤講師。

資格:医学博士、日本脳神経外科学会専門医、機能的定位脳手術技術認定医、日本てんかん学会専門医指導医など。

倉敷ニューロモデュレーションセンターでは、看護師・臨床工学士・リハビリセラピスト・メディカルソーシャルワーカーがチームを作って患者さんの診療にあたっています。

※脊髄刺激療法に関するリンク(他サイトへジャンプします)
・脊髄刺激療法について(日本メドトロニック)

・脊髄刺激療法について(ボストンサイエンティフィック)

・脊髄刺激療法について(アボットセントジュード)

 

倉敷ニューロモデュレーションセンターの活動についてはこちら

 

 

この1年間を振り返って・・・

私は、平成29年4月より入社した新人MSW(医療ソーシャルワーカー)です。

あっという間に1年が過ぎようとしています。
入社してすぐは、右も左も分からない状況で、何をするにしても緊張と焦りで自分が何をしているのか分からず1日が過ぎていく、そんな毎日でした。

聞き慣れない医療用語がたくさん飛び交う中、情報を自分の中に落とし込むまでに時間がかかったりして毎日必死だったような気がします。上司や周りの先輩から助言やご指導いただきながら、自分なりに成長できたと思える1年間でした。

まだまだ、勉強不足な部分も多々あるためこの1年間で学べたことや身につけた知識を活かし、反省点は改善していけるように頑張っていきたいと思います。入職した時から目標にしている「努力をすること」を今後も忘れず継続していけたらと思います。

4月には、新人が入職し先輩という立場にもなりプレッシャーも大きいですが、先輩であるという自覚をもって業務に取り組みたいと思います。入職したての自分が抱いた様々な気持ちも思い返しながら、先輩方教わったことなど伝えていければと思っています。また、人に分かりやすく伝えるといった部分で自分自身の学びにもつなげていきたいです。

 

医療福祉相談室 M

3月24日(土)午前9時30分~KSBにてテレビ放送。是非ご覧ください。

カテゴリー: 秘書・広報課, メディア情報 | 投稿日: | 投稿者:

先日、当院勤務のPTでアスレティックトレーナーの小畑副主任が取材協力したことをお伝えいたしましたが、その番組名・放送の詳細が決まりましたのでご連絡いたします。

平成30年3月24日(土)9時30分~10時 瀬戸内海放送 です。

同日 夕方には上利センター長が取材協力した番組の放送が予定されています。
是非、どちらもご覧ください。

秘書広報課