令和3年10月16日(土)開催 『第34回神経セミナー』
今回は「認知症を正しく知る」をテーマに、川崎医科大学 医学部 臨床医学 認知症学 教授 和田健二 先生を講師にお迎えし、「アルツハイマー病を再考する~多様性への対応と今後の課題~」というタイトルでお話しいただきました。 医療関係者の方はもちろんのこと、一般市民の皆さまにもわかりやすく、ためになるお話がうかがえるものと思います。
セミナーの様子を倉敷平成病院YouTubeチャンネルにて配信いたしました。是非動画をご視聴下さい。
令和3年10月16日(土)開催 『第34回神経セミナー』
今回は「認知症を正しく知る」をテーマに、川崎医科大学 医学部 臨床医学 認知症学 教授 和田健二 先生を講師にお迎えし、「アルツハイマー病を再考する~多様性への対応と今後の課題~」というタイトルでお話しいただきました。 医療関係者の方はもちろんのこと、一般市民の皆さまにもわかりやすく、ためになるお話がうかがえるものと思います。
セミナーの様子を倉敷平成病院YouTubeチャンネルにて配信いたしました。是非動画をご視聴下さい。
10月12日(火)、ピースガーデン特養で運動会と秋祭りを合同開催しました。
秋祭りは例年であればピースガーデン倉敷内の施設合同で行っておりますが、昨今の新型コロナウィルス感染症の影響により各事業所で行う事となり射的、輪投げ、魚釣りを各ユニットで行いました。
今回、運動会の要素を取り入れそれぞれの出し物に点数を付け競い合い、点数により景品を渡すとご入居の方からも笑顔がこぼれ、職員も一体となり楽しむ事ができました。
終了後にはおやつにモンテールのプリンをご提供し、「美味しい」と、重ねて喜んでいただきました。
介護福祉士 M.Y.
10月になりだんだんと涼しい気候になってきましたが、上旬は真夏のような汗ばむ陽気の日が多かったように思います。暑い季節は熱中症にならないように水分補給をしっかりしていた方も多いと思いますが、これから来る寒い冬も乾燥による水分不足に注意しなくてはなりません。
成人の場合は体重の約60%、65歳以上の高齢者の場合は約50%を水分が占めています。この体に含まれる水分のことを「体液」と呼びます。体液が全身を循環することで、体に必要な酸素や栄養分が細胞に運ばれ、不要な老廃物は尿として排出されます。また、体温が上がった時に汗を出して体温を一定に保つのも体液の重要な役割です。
暑さによる大量の発汗、病気になった際の下痢や嘔吐、水分補給の不足により体内の水分バランスが崩れ、様々な体の不調を起こしやすくなります。さらに秋から冬にかけては「乾燥」により体液が失われやすい傾向にあります。また、暑い夏に比べると喉の渇きを感じにくいため水分補給がおろそかになりがちです。このように知らず知らずのうちに体液が失われ、自覚のないまま脱水症状に陥ることを「かくれ脱水」といいます。
症状を進行させないために脱水のサインに早く気がつくことも大切です。喉が渇く、尿の色が濃くなっている、風邪など病気でないのに37℃前後の微熱がある、高齢者であれば皮膚の乾燥、つや・ハリがなくなる、便秘がひどくなるなどの症状を見逃さないようにしましょう。
冬のかくれ脱水を防ぐ基本はこまめな水分補給と室内の乾燥対策です。1日1.5リットル程度を2~3時間おきに水分をとる習慣をつけましょう。就寝中も汗をかき体液が減っているので、朝起きたときにコップ1杯の水を必ず飲むようにしましょう。また、食事からも水分を摂取するので朝食もしっかりとるようにしましょう。水分補給と同時に乾燥から身を守り水分の蒸発を防ぐことも大切です。加湿器を使う、定期的に換気をするなど乾燥対策もあわせて行ってください。
体調の変化を見逃さずしっかり水分を取って寒い季節も健康に過ごしていきましょうね。
放射線部 T.F
「第56回のぞみの会」は、昨年に引き続き冊子と動画での開催が決まり、現在準備を進めています。
倉敷平成病院創立三十周年記念事業として進められておりました病院増改築工事が令和3年8月無事に完工となりましたが、新しくなった救急棟についても冊子と動画で詳しく紹介する予定です。
動画では倉敷平成病院のマスコットキャラクター「ぜっとくん」が従来よりも広く、機能も向上した手術室などを探検スタイルで紹介いたします。
全仁会創立時からの『救急から在宅まで 何時いかなる時でも対応します』の理念のもと、これまで以上に安全・安心で高度な医療を提供すべく整備された新救急棟、ぜひご覧ください。
第56回のぞみの会 実行委員 ヘイセイホームヘルプステーション N
「認知症を正しく知る」をテーマに、10月16日(土)、第34回神経セミナーが開催されました。
今年も昨年に引き続き感染対策に留意し、アクリル板の設置や約30名という極少数の参加の他、YouTubeにての動画配信(10月末公開予定)での講演となりました。講師に川崎医科大学医学部臨床医学認知症学教授和田健二先生をお迎えし、「アルツハイマー病を再考する~多様性への対応と今後の課題~」をご講演いただきました。日本と世界の治療薬の承認の歴史、また2021年6月に米国FDAにて迅速承認された初のアルツハイマー病治療薬「アデュカヌマブ」の機序について等を解説いただきました。
アルツハイマー型認知症の医療・介護コストとして、医療費や公的介護費、生産性の低下による損失だけでなく家族が行うインフォーマルな介護コストまで盛り込まれた試算を示されました。数字が提示されることによりこの疾患により莫大な損失を被っていることを実感しました。その上で令和元年に示された認知症施策推進大綱では認知症は多くの人にとって身近なものであり、「共生」と「予防」を車の両輪として施策を推進していくことが示唆されました。また、軽度認知障害(MCI)の前段階として脳内に病変は存在しているが,認知機能障害などの症状は顕在化していない「プレクリニカル」段階からの先制治療についてもご解説下さいました。
質疑応答で和田先生は「にこやかに朗らかで一緒に居て楽しい人であること」「ポジティブに捉えること」が年を重ねていく上では重要とおっしゃられたのが印象に残りました。
コロナ禍で認知症の当事者また介護をされるご家族の方も様々な不便を強いられています。当院では、認知症疾患医療センターを中心に、多職種によるチーム医療で患者さんやご家族をサポートしていますが、この講演を機に一層認知症への理解を深め、実際の治療やケアに役立てていければと感じました。
※YouTubeに動画がアップされましたら改めてご案内いたします。
秘書・広報課
一日の寒暖差の大きい季節の変わり目の時期ですが、鼻がムズ痒かったり、くしゃみが止まらなかったりしませんか? 寒暖差によって起きる鼻炎の症状を「寒暖差アレルギー」といいます。
医学的には「血管運動性鼻炎」と呼ばれ、温度差が刺激となって鼻の粘膜の血管が広がり、粘膜が腫れることで引き起こされると考えられています。
一般的なアレルギー反応と異なるため、寒暖差アレルギーのみを対象にした薬は販売されていませんが、抗アレルギーの内服薬やステロイドの点鼻薬などを用いることがあります。症状が軽い場合は市販のお薬でもコントロールできますが自己判断には注意が必要です。医師や薬剤師にお気軽にご相談下さい。
また寒暖差アレルギーの症状は、寒暖差がなくなれば自然と落ち着く場合がほとんどです。コロナウイルスの感染対策の面からマスクが手放せない日々が続きますが、マスクは鼻の粘膜に感じる温度差をできるだけ小さくするため寒暖差アレルギーにもとても効果的です。
その他にも栄養バランスのとれた食事や適度な運動、十分な睡眠をとり温度差による刺激に左右されない体づくりを目指しましょう。
引用: https://kenko.sawai.co.jp/theme/201911.html
薬剤部 YS
9月13日(月)、救急棟完成後、初めての避難訓練を行いました。
事前に委員会で夜間想定のシナリオ及びマニュアルを作成して訓練に臨みましたが、現場の動きと事務サイドの動きにタイムラグが生じ、避難誘導開始後に誘導開始放送を行うという問題点が見つかり、訓練の実施により、課題が見つかったことで、訓練の重要性を再認識しました。
実際の火災の場合、ワンフロアにつき100名近くの患者さんの誘導が必要になります。自動通報装置やスプリンクラー等、必要な設備を完備していますが、特に夜間帯は、最少人数で初期消火・避難誘導を行わなければなりません。
万が一の時、迅速に対応できる体制の確保を今一度構築する必要性を感じました。
施設・搬送管理課
10月に入っても暑い日が続きましたが、朝夕の冷え込みや日の短さに秋を感じています。
栗や秋刀魚などの美味しいものも旬をむかえます。食欲の秋、スポーツの秋、行楽の秋・・・。いろいろな事に取り組みたい季節ですが、やはり新型コロナウイルスの感染状況が気になるところですよね。
それならば、家事の秋というのはいかかでしょうか。年末の大掃除を前倒しするというのもいいですね。
「アイロンをかける、衣服を折りたたむ、掃除をする、散歩をするなど、低・中強度の身体活動であっても、血糖値を下げるのに役立つ」という報告があります。また、家事をすることは、高齢者の身体だけではなく、脳も健康にすると言われています。家事に多くの時間を費やしている高齢者は、脳の容積を大きく保っているそうです。
私も自宅にお伺いしてリハビリを行っていますが、その際に家事を取り入れることもあります。例えば掃き出し窓の雑巾がけをすることで体を伸ばす運動をする、お部屋の中をクイックルワイパーで掃除をしながら歩くなどです。
いざ運動をしようと思ってもなかなか始められないことも多いと思いますが、家事であれば気になった時に始めやすいし、継続して取り組みやすいのではないでしょうか。それに、綺麗になったり、整頓ができたりと、やった後の達成感も得られますよね。
ただし、血圧などの体調や、肩や腰などの痛みなど、自分の体としっかり相談しながら行いましょう。もちろん、滑ったり転んだりにも注意が必要です。
安全に、何より楽しく行うことが運動(家事)を継続して行うポイントだと思います。
訪問看護 T
10月になり緊急事態宣言・まん延防止等重点措置が全国で解除されました。
しかし、岡山県でのコロナ感染者は0にはいたっていません。
また、昼夜の寒暖差も大きく体調を崩しやすい季節になったので皆さん気をつけてくださいね。
さて、ケアセンターショートステイ9月の行事では「敬老会・9月の誕生日者の誕生日会」をしました。コロナ禍のため大々的に開催できないなか職員によるギターコンサートをしました。ギターの演奏に合わせて皆さん笑顔で大きな声を出し、歌ってくださいました。
ケアセンターショートステイでは、その月誕生日者の方には手作りの誕生日カードをお渡ししています。行事参加者全員で誕生日の歌を歌ってお祝いもしました。
ちなみにケアセンターショートステイでは、10月で107歳になられたご利用者様が最高齢です☆その他にもあと2、3年のうちに100歳を迎えられる方も数名・・・。
これからも元気で長生きしてください!!
ケアセンターショートステイ R.K.
皆さんこんにちは。10月に入り木々の葉も鮮やかに色づいてきました。食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋、、、。皆さんはどんな秋をお過ごしですか?
今日は、ユニット1で行われているリハビリについてご紹介していきます。ユニット1では、怪我や病気により日常的にサポートが必要ですが、移動が自立で行える方を対象としています。生活や活動の獲得と拡大を目的に、個別リハビリテーションや住宅環境の調整を行い、在宅生活を支援します。
ユニット1で過ごされるご利用の方には、マシンを使用した上肢と下肢の筋力強化や可動域訓練、全身耐久性の向上を図る運動を実施していただきます。また、個別リハビリとして応用動作訓練や日常生活動作訓練、歩行訓練なども行っています。
ご利用の方が安全で快適な在宅生活を送れるように、それぞれの身体機能に合わせたリハビリを担当リハビリスタッフが行います。ご自宅でのご様子を定期的にお聞きし、住宅改修や福祉用具を使用する必要性があれば評価や提案もさせていただきます。また、通所利用日以外の日も運動を行えるように自主トレーニングメニューの作成とレクチャーも行っています。
ユニット1では、無理なく継続した運動が行えるようにサポートさせていただきます。周りのご利用の方やスタッフと楽しく会話をしながら運動を行い、身体機能の維持と向上を図っていければと思います。今後も、新型コロナウイルス感染防止対策をしっかりと行いながら対応させていただきます。マスクを外して皆さまの笑顔が見れる日が来ることを願いながら、取り組みを続けさせていただきます。
倉敷老健通所リハビリテーション 理学療法士K