訪問看護師の役割

カテゴリー: 訪問看護ステーション | 投稿日: | 投稿者:

暑い夏が続く毎日。元気に過ごされていますでしょうか?

ついに梅雨明けしました!!夏本番!!今年も乗り切れるかと・・・不安です・・・が・・・。

頑張ります!!!

訪問看護では、65歳以上の介護保険対象の利用者さんが大半ですが、ヘイセイ訪問看護ステーションは先天性の疾患を持つ医療保険対象の利用者さんも何人かおられます。

先日、その方のご家族の講演を聞く機会があり参加させて頂きました。私が訪問させて頂く様になって6年は経ちますが、話の中で、利用者さんの幼少時代のエピソードやご家族のこれまでの関わりを初めて聞く内容も多くとても興味深かったです。そして、成長段階において、それぞれの時期においての行政との壁を同じ若年性疾患を持つご家族の方々と活動しつつ開拓され、多くの苦労があったこともわかりました。

現在は、通所サービスやショートステイ、訪問看護、訪問リハビリ、ヘルパーなどサービスを日々利用し過ごされています。

訪問看護では、体調面の観察などはもちろん、通所への準備、送りなど対応していますが、長年訪問しているとふと「果たして、私はご家族、本人の希望に沿った関わりができているのだろうか?」と考える事がありました。

も、講演を聴く中で、これからの人生、利用者さんが社会で過ごしていく為には、いろいろな人の手を借りて生きていかなければならないし、日々リハビリなんです!という思いがとても感じられ、現在も、多種のサービスが関わっていますが、その中の1つとしての看護師の役割を再認識しました。私達、訪問看護師は、ご希望の全てに対応出来るわけではありません。それでも利用者さんの、体調が安定し、日常を日々穏やかに過ごせる様に、体調に変化があった時、ご家族が何かしら相談したい時に、傾聴、助言できるように寄り添うような形で、見守ることが、これからの看護師の役割ではないかと思いつつ、日々訪問しています。

「今日の、調子はいかがですか?」「変わりないです」のやりとりを続けられます様に。

訪問看護 Y