オールジャパンケアコンテストに出場しました

カテゴリー: 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

IMG_2680 IMG_2673平成27年10月9日、10日介護技術大会が鳥取県米子コンベンションセンターで開催されました。6度目を数える今大会では、120名を超える介護職が参加し、会場は熱気と緊迫した雰囲気に包まれていました。
大会では「認知症」「食事」「排泄」「看取り」「口腔ケア」「入浴」の6分野に分かれて技術を競い合い、優勝を目指します。
グランドG南町では、技術向上を目的に技能訓練を定期的に開催しています。上司の「全国を知ろう」という言葉から、コンテストに参加することとなりました。この度は、技能訓練で特に成績の良かったH副主任、私の2名が代表として参加しました。(H副主任は「看取り」、私は「認知症」にエントリーしました。)
大会の1週間前に、課題が届きました。詳細は明らかにされず、少ない時間の中で、準備を進めていきます。「看取りといってもどんな病気がベースなんだろう?会話はできるのかな?」「帰宅願望がある人の誘導…焦燥あり?指示は入る?」イメージを膨らませながら、当日まで猛練習を重ねます。
大会当日、会場は見学者や報道でごった返していました。各分野にブースが設けられており、審査員1名、アドバイザー3人、モデル役が配置されています。選手はワイヤレスマイクを身に付け実技を披露します。
「看取り」ブースでは、終末期で食事が取れない設定。声掛けに反応は薄く、持ち時間の7分が経過するのがとても長く感じました。CDや写真など小道具が与えられていますが、緊張でうまく活かすことができません。「認知症」ブースでは帰宅願望のある方を夕食へ誘導する設定。足を引きずりながら歩いたり、フラついたり。説明にも得心せず、次々に起こるアクシデントに、冷静さを失います。どのように声を掛け、説明をしたらいいのか混乱しました。
今回は、残念ながら入賞することは叶いませんでした。しかし、他選手の実技を見学したり、総評を頂き、自身を振り返ることで、とても大きな自信に繋がりました。来年も同じ分野でチャレンジしようとおもいます。

グランドG南町 介護福祉士 M