日別アーカイブ: 2019年2月2日(土曜日)

ケアマネジャーの仕事

カテゴリー: ケアプラン室 | 投稿日: | 投稿者:

1月はいぬる(住ぬる)、2月はにげる(逃げる)、3月はさる(去る)ということわざがあります。正月から3月までは行事が多くて「あっ」という間に過ぎてしまうことを言うようです。早いもので、もう2月になり、明日2月3日は節分、2月4日は立春です。まだ寒い日が続きますが暦の上で春となります。

私たちケアマネジャーは車や自転車で元気に利用者のお宅に訪問しています。この時期に訪問すると、利用者より「寒いのによく来てくださいました。ありがとうございます」と第一声があります。ケアマネジャーは利用者や、ご家族とお話をしながら「何か変わった事や、困った事はありませんでしたか」と伺います。利用者宅を、月1回以上訪問して、自宅での生活の様子や心身状況を確認させて頂いています。

訪問時には次月の利用予定票を作成して持参し、そのうえで、今利用されている介護保険のサービスを継続していくか、変更するかを相談します。

デイサービス・デイケア以外に、ショートスティを利用されている方も多く、介護負担軽減のため、2泊3日を月1回~2回とか定期利用されている方もおられます。ショートスティの予約は、2か月前から可能な事業所が多く、家族の外出の予定が決まっていたり、定期的に利用される利用者には、訪問時に3か月後のショートスティの希望をお聞きします。例えば、2月の訪問時には3月1日に申し込みをする為に、2か月後の5月のショートスティの希望をお伺いします。

また、介護者が急な体調不良であるとか、急な外出の必要性が出た時など、緊急でのショートスティの利用希望のあることも多く、本人や家族の希望をお聞きしながら、事業所と調整し対応しています。

しかし、介護度や、他のサービス利用の状況に応じて1か月の利用できるショートスティの日数も様々であるため、ケアマネジャーは家族と相談しながら、利用調整をしています。
ショートスティは、利用者が自宅以外の場所に泊まることになるので、不安を感じられる方も多くおられますが、他者交流やリハビリができるからと楽しみにされて利用されていたり、家族の介護休憩のため、定期利用されている方も多くおられます。

訪問時には、利用者や家族の生活状況や心身状況の確認を行い、本人・家族共に負担なく住み慣れた自宅での生活が継続できるように相談や支援を行うように心がけています。また、訪問時に何気ない世間話をする中で、人生の先輩である利用者や家族より、いろいろなことを教えていただいたりすることも多く、実りある訪問になっています。

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