梅雨の季節にて毎日のお天気が安定しませんね。
今回は私が訪問しているAさんの紹介をしてみたいと思います。
Aさんは、半年前の退院を機に訪問看護の利用を開始されました。4人の先生(4つの科)の診察を受けられており、それぞれから処方薬があり、病院が違えば処方日数もまちまちでした。
訪問開始時には、「今までやってたんだから来てもらわなくても自分でできるわ」「こんなにたくさんあったら、どうしたらいいか分からん」と言われていました。
まず、調剤薬局で複数の病院・先生の薬を一袋にまとめてもらえるものは、まとめてもらい1週間分の薬が一目でわかるお薬カレンダーを準備しました。そのカレンダーのポケットに月曜日の朝、昼、夕、寝る前というようにAさんと一緒に薬を分けていきました。段々と御自分で準備できるようになり、飲み忘れや二重内服も減ってきました。それと同時に次の受診日、タクシーの時間の確認や処方箋の取り扱い方を指導しました。訪問看護からの卒業を目標にされていたAさんから「待ってたのよ。来てもらうと家の中が明るくなるわ。声を聴くだけで安心するわ。」と言って頂き本当にうれしかったです。
これからもAさんに寄り添い見守りながら、御自分では難しい部分の支援を続けていこうと思います。
そして、梅雨空をパーッと明るくするような笑顔をお届けしたいと思います。
訪問看護師 T