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やってみよう!

カテゴリー: ケアプラン室 | 投稿日: | 投稿者:

太陽がまぶしく輝き、夏の到来を感じさせる季節となりました。
コロナ禍の中、新しい生活様式が定着しつつありますが、活動自粛の為、運動不足を感じていらっしゃる方もいるのではないでしょうか?
そこで今日は簡単な体操をお伝えしようと思います。

まず両手のひらを、前に向けて指を広げます。
次に左手の親指を曲げます。次に右手でグーを作り、親指を下に向け小さく上下に2回動かします。

さて、皆様できましたでしょうか?

実はこれはケアマネジャー(介護支援専門員)という手話表現になります。(他にも色々な表現があります。)
左手はケという文字を表し、「ケア」と言う言葉の頭文字を意味します。
右手については本来この右手のポーズを両手で行うことで「調整する」という意味になります。

つまり「ケアを調整する人」=「ケアマネジャー」という意味になります。
私たちケアマネジャーは介護保険に関する相談支援やサービス調整等を行っています。

介護保険をまだご利用でない方も、既にご利用の方も、いつでもお気軽にご相談頂ければと思います。
よろしくお願い致します。

ケアプラン室 M

 

 

『棚機(たなばた)』から『七夕』へ

カテゴリー: 倉敷老健 | 投稿日: | 投稿者:

倉敷老健では皆さんが作ってくださった貼り絵や願いを込めた短冊を飾り、すっかり七夕ムードになっています。

七夕は、平安時代に中国から伝わった「乞巧奠(きこうでん)」という行事と日本古来から伝わる「棚機津女(たなばたつめ)」という秋の豊作を願う行事が融合した節句とされています。
当初は宮中行事として女性が手芸や裁縫、機織りなどが上達するように願いを短冊に記したり、男性が書の上達を願って星を眺めながら歌を詠んでいたそうです。
天の川で遮られた彦星と織姫の再会ストーリーも加わり江戸時代に庶民にも浸透していったようです。

今年は早い梅雨入りで七夕までには梅雨明けを期待しましたが、残念ながら7月中旬までスッキリした夜空を見るのは難しいようで、またまた天の川を眺めるのはお預けのようです。

倉敷老健 リハビリ職員D

口腔カンジダ症

カテゴリー: 歯科 | 投稿日: | 投稿者:

今年は例年よりずいぶん早い梅雨入りでしたが、まだまだ梅雨が明ける気配は感じられません。じめじめした季節はいつも以上にお風呂場や流しまわりのカビが生えやすく、悩みの種の一つです。

お口の中にも口腔カンジダ症というカビが原因の疾患があります。これは真菌の一種のカンジダ菌によって引き起こされるもので、見た目は白い苔のようなものが粘膜や舌の表面に付着しており、ガーゼなどで容易にはがすことができます。痛みや違和感をともなったり、味覚障害が出ることがあるそうです。また、左右の口角が切れている場合もカンジダ菌が原因となっていることが多くあります。

カンジダ菌は常在菌なので、健康な人であれば口腔カンジダ症を発症することはほとんどありませんが、高齢者や乳幼児などの体力の弱い方や、糖尿病、ガンの治療などで免疫力が低下している場合に菌が増殖しやすくなります。

予防法は、お口の中を清潔に保つことが一番です。特に入れ歯を装着されている方は、こまめに洗浄することをお勧めします。入れ歯はプラスチック素材でできているためカンジダ菌が付着しやすくなります。水洗いだけでなく、ブラシを使っての洗浄が効果的です。また義気洗浄剤を使用することも有効です。

お口の中に白い苔のようなものが付着していたり、違和感を感じたら早めの歯科受診をお勧めします。

歯科衛生士 まろ

ひと時の団らん ~紫陽花の壁画づくり~

カテゴリー: ケアハウス | 投稿日: | 投稿者:

初夏の風にすがすがしさを感じる季節となりました。

ケアハウスでは多目的ホールの大きな壁(縦2.2m横5m)に毎月壁画を飾っています。
6月の壁画は、4月からこつこつと準備を続け、6月1日に晴れてお目見え。今年は立体感のある紫陽花を加えました。感染対策とソーシャルディスタンスを保ちながら、ご協力いただける方と紫陽花の花びらを折る人、階段の色を塗る人などそれぞれの役割に分かれて作っていきました。「これで合っているかしら」「かどが上手く折れない」と久々の折り紙に苦戦しながらも1枚1枚作成。花の土台には不織布を使い、紫陽花ならではのボリュームと柔らかに咲き誇る姿を表現しました。夏本番になる前、梅雨の風物詩に季節を感じられます。

小さな花がひしめき合って咲いているように見えることから、紫陽花には、「団らん」「和気あいあい」「家族」の花言葉もあるそうです。
猫たちも登場し、“つかの間の小さな団欒を感じられる”そんな場所にできたかなと思います。
来月は花火。元気で明るく、季節の移ろいを楽しめるように、ケアハウスでも健康維持の体操や壁画づくりなど、今出来ることを続けていきたいと思います。

介護福祉士 F

 

身だしなみの心得

カテゴリー: 事務部 | 投稿日: | 投稿者:

今月の全仁会グループの接遇目標は、 
【身だしなみ あなたの心が 映ります】
となっています。
身だしなみはその人の第一印象が決まるとても重要な役割があります。
当院では『ポケット接遇マニュアル』を全職員が持っています。そのマニュアルの中に、
「身だしなみは医療人として最低条件の礼儀とも言える。場合によっては全仁会の印象をも変える可能性がある。」と記載されています。接遇マニュアルには身だしなみについての詳細が記載されているので、私たち職員はマニュアルを活用して各々が正しい身だしなみを確認できるようにしています。
その他に、院内での取り組みとして定期的に全職員に「身だしなみ自己評価チェック」を実施し、自分自身を客観的に評価する事でより良い身だしなみができるように努めています。
清潔感のある全仁会職員である為に職員一人一人が意識を持ち、患者様に安心と安らぎを与えられるように、これからも日々身だしなみや接遇に気を配っていきたいと思います。
職員の身だしなみや接遇で何かお気付きの点がございましたら、皆様ご遠慮なくお申し付け下さい。

わかりやすいやさし医療推進委員会
マニュアル委員担当 人事課 こちょ

「GI値」が低い食べもので血糖値の上昇をゆるやかに♪

カテゴリー: 平成脳ドックセンター | 投稿日: | 投稿者:

私たちの体のエネルギー源となる栄養素の一つであるブドウ糖が、血液中に含まれている濃度のことを「血糖値」といいます。
この血糖値が高いまま下がらない病気を「糖尿病」といいます。
血糖値が食後急激に上がらないような食事や質が、糖尿病を防ぐためには大事なことと言われているそうです。

食べものを摂取したときの血糖値の上がり具合を「GI」という指標で示します。
血糖値の上昇率が一番高いブドウ糖を100とした時の上昇率を示しており、一般的にGI値が低い食べものほど、血糖値の上昇を抑えることが期待され、糖質の吸収がおだやかなため、太りにくいといわれているそうです。
例にあげると主食の中では「白米」はGI値が高く、食物繊維を多く含む「大麦」や「玄米」などはGI値が低いとされています。主食をGI値が低い食べものに換えることや、GI値が低い食品から食べ始めるなどの工夫をすることで、急激な血糖値の上昇を防ぐことにつながるそうです。

またGI値が低い食品は腹持ちがいいのが特徴で、食べ過ぎの予防にもつながるようです。私自身、以前は毎朝、GI値が高い食パンを主食にしていましたが、GI値が低いオートミールに置き換えたところ、間食することがぐっと減り、効果を感じています。

普段のお食事の質をちょっと見直すだけでも、糖尿病や肥満を予防することにつながり、ひいては健康を維持することができるのではないかと思います。
皆様もいつものお食事にGI値が低い食べものを意識して取り入れてみてはいかがでしょうか?

  脳ドックセンター M.N

利用料のお支払いについて

こんにちは、ヘイセイホームヘルプステーションです。

今回はサービス利用料のお支払方法についてお話ししたいと思います。
毎月10日を過ぎると、訪問するとすぐに「今日は集金があるんじゃろう?」とお申し出を受けることがあります。
毎月の利用料請求書は翌月10日を過ぎての発行となります。

我々の行う訪問系サービスでは、ご利用の方のご自宅を訪問しますので、その際に現金で集金させていただくことも多く、その頃になると料金をきっちりと、中にはたくさんの小銭で用意しておいて下さる方もあり、毎月の利用料集金を楽しんでくださっているようにも感じられます。
訪問するヘルパーも、毎月の集金業務も大切なコミュニケーションの一つと考え、対応しております。
それゆえ、以前は訪問介護・訪問入浴介護の利用料につきましては訪問時の現金支払いが大半を占めましたが、最近は少し変わってきています。

世間でも○○payという支払方法が人気を集め、平成病院でもクレジットカード払いが可能になるなど、キャッシュレス化が進んでいますが、訪問サービスの利用料につきましても現金によらない支払方法を希望される方が増え、現在その比率はちょうど半分程度になるでしょうか。
利用料のお支払方法は、ご利用の皆様に選択していただいております。
○○payやクレジットカード払いには対応しておりませんが、ご指定の金融機関口座からの自動集金、あるいはインターネットバンキングがお得意な方は振込でもお支払いが可能です。その他に在宅総合ケアセンター内通所サービス利用時に一緒に支払いたい、というご希望にも対応しています。
とはいえ、現金でのお支払いと「集金があるんじゃろう?」の笑顔ももちろん大歓迎です。
お支払方法の変更はいつでも可能ですので気軽にご相談ください。

 

事務担当 よ

通所リハビリの様々な取り組み~重度化防止、お口の健康づくり、全身状態の管理、質の高い離床~

カテゴリー: 通所リハビリテーション | 投稿日: | 投稿者:

倉敷老健 通所リハビリテーションです。生活に介助が必要な方に対する様々な取り組みについてご紹介します。

「重度化防止」
2フロアには状態の重たい方も多く、個別性を重視した専門職によるチームアプローチと、ご家族とのコミュニケーションを心掛けています。
ここでは、専従の介護福祉士、看護師、リハビリスタッフなど様々な専門職が連携し、ご利用の方それぞれの状態を評価し、具体的な目標と計画を立て、医学的な根拠や効果が認められた方法に基づく介護とリハビリに取り組んでいます。ご家族との連絡にはノートを用い、ご利用の方の通所でのご様子を適宜お伝えしたり、ご自宅での介護に関する相談に対応しています。

「お口の健康づくり」
① お口をきれいにするという快刺激は誤嚥の予防につながる心地よさとなり、刺激は生活にメリハリをつけます。誤嚥予防に必要な飲み込みや、力強い咳で異物を吐き出すなどの反射を出やすくします。義歯の方や、歯のない方などさまざまなお口の状態に合わせて実施しています。ご自分でうがいができない方には歯ブラシやスポンジブラシを使い、安全に配慮したお口のケアを行っています。

② 食べていない口が意外に汚い口から食事をしていないから口の中も汚れていないだろうと思われがちですが決してそうではありません。食べていない口は唾液が出にくくなり、本来、唾液のもつ口の中をきれいにする作用が低下し、食べているとき以上に口の中は汚れやすいのです。また、汚れた唾液や異物が気管に入ると重症な肺炎を起こしてしまうこともあります。

嚥下体操(えんげたいそう)で誤嚥(ごえん)を予防。
嚥下とは舌や口の周り、首などの筋肉を使って食べ物や飲み物を喉の方へ送り込み、喉を通過した食べ物をさらに食道へ送り込む運動のことです。
嚥下体操とはこの動作に必要な筋肉の体操です。この体操は食べる準備として、安全により美味しく食べることを目的に行います。

中にはご自分で体を動かすことが難しい方もおられます。その時は職員がご利用の方のお顔に触れてマッサージやお口のケアを行います。それによって唾液が出やすくなり、誤嚥を予防することができます。

「全身状態の管理」
① ご利用の方の体調を丁寧に観察
顔色や表情、活気があるか、血圧、体温、肌の色艶、発赤はないか、食欲、排泄の状況等を日々観察記録し、変わった様子がないか常に状態観察をしています。

② 脱水予防への取り組み
ご高齢の方は自分が脱水症状になっていることに気づかないまま日常生活を送っている場合があります。そこで通所リハビリをご利用中の飲水量と尿量を測定し、実際どれほどの水分を摂ることができているか把握し、尿量が少なくなっているご利用の方には水分摂取の追加を促すなど、脱水予防に務めています。

③ 定期的な体重測定
体重と聞いて皆さんは「増えたら困るわ~。ダイエットしなきゃ。」と思われる方が大半だと思われますが、実は高齢者にとって体重の減少は命に関わる危険なサインなのです。
体重減少の原因として、病気の進行や認知機能の低下、代謝の低下、摂食障害、お口の環境の悪化(歯周病、義歯の不具合)、精神的ストレス、筋肉量、筋肉の低下等があげられます。
また、体重の増加の原因として、股関節への過剰な負荷による、変形性関節炎、腰痛、高血圧症、糖尿病の発症頻度が増加する等の症状があげられます。日頃から体重の管理を行うことで体調の変化に気付くことができます。

「質の高い離床」
2フロアでは離床を行っています。
離床とはベッド上や寝床で生活されていた方が、徐々にベッド(床)から離れて生活機能・範囲を拡大していくことをいいます。臥床(がしょう:ベッドなどに寝ること)が続くほど、心肺機能や消化機能・運動機能・精神状態等、心身共に機能低下が進んでしまうため、全身状態が落ちついたら早期に離床を進める必要があります。
また、傷病・後遺症に加え、年齢や体型、臥床が要因となり著しく動作能力が低下し、ベッドから離れるのが難しくなる場合があります。そのような機能低下の状態からの回復を図るため、医師の指示のもと、介護福祉士・看護師・リハビリスタッフにより、寝起きや車いすへの移乗、排泄動作、食事、創作、体操といった離床の援助が行われます。ご利用の方の身体への負担は最小限に、かつその方の能力を最大限に引き出すためにチームアプローチに取り組んでいます。

このように通所リハビリテーションでは生活に介助が必要な方が穏やかに生活できるように様々な取り組みを  行っています。
ご本人に快適にお過ごしいただくのはもちろん、ご家族から安心して任せていただけるような場でありたいとの思いで職務に励んでいます。ご家族から「笑顔や発語がみられるようになった。」「わからないことが聞けて不安な気持ちが和らいだ。」などのお言葉を頂くと大変嬉しいです。
より多くの方に「通所リハビリテーション」をご利用いただけるよう、今後も地域の為・社会の為に日々の業務に取り組んでいきたいと思います。よろしくお願いします。

倉敷老健 通所リハビリテーション介護福祉士:C.S  看護師:A.M

【求人情報】

カテゴリー: 介護求人, お知らせ, 事務部 | 投稿日: | 投稿者:

この度倉敷平成病院をはじめとする全仁会グループについて、より知っていただくために「介護職希望者向け全仁会グループ施設見学会」を開催いたします。

日時:随時開催(個別で調整可)

場所:倉敷平成病院 管理棟3階 応接室

内容:全仁会グループ各施設の説明・見学、教育体制について、採用試験について

見学希望の方は、ぜひご友人などを誘ってお気軽にお電話でお申込みください。

※全仁会グループでは現在、令和4年4月入職の介護職員募集(新卒)を行っております。詳細はお気軽に人事課までお問い合わせ下さい。募集要項はこちらをご確認ください。

※画像をクリックするとPDFが開きます

心より皆さんの参加をお待ちしております。

 

また、介護職員希望者を対象にした募集案内パンフレットもあります。資料請求もお気軽にお問い合わせください。

 

 

 

 

 

 

 

【介護募集案内パンフレット】← PDFはこちらをクリック

 

●お申込み・お問合せ先●
社会医療法人全仁会 倉敷平成病院 人事課 日笠(ひかさ) 米村(よねむら)
TEL:086-427-1111 E‐mail:recruit@heisei.or.jp

心の健康を大事にすごそう

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、岡山県に出ていた緊急事態宣言が6月20日に解除となり、感染者数も一桁台が続き、感染対策には今後も気をつける必要はあるものの少し安堵感のある話題となりました。

新型コロナウイルス感染症が発生してから、約1年半が経過し、常に感染対策に気を配り気の抜けない状況が続いたことで、人々の心にも影響が生じています。

OECD(経済協力開発機構)のメンタルヘルス(心の健康)に関する国際調査では、日本国内でのうつ病・うつ状態に人の割合が2倍以上増加したとの調査結果が発表されました。これにはいつ収束するかわからない不安や今までとの環境変化等によるストレスが要因として考えられ、ストレス緩和策として、情報の制限・生活リズムを整える・バランスのよい食事・適度に体を動かす等の対処法が挙げられています。

また、その中で、「普段できないことが自宅にいることでできる」という考えを持つことがストレス緩和にとって大切ということが書いてありました。

部署内でも、お家時間を楽しむ方法について話をすることがあります。皆さんにもいくつかの例をお伝えできればと思います。
① お家の庭でキャンプ 
② ピクニック気分でランチ
③ お家カラオケ
④ オンライン飲み会
⑤ お出かけした気分でお取り寄せグルメを楽しむ
等々休み明けには、家でして楽しかったこと・美味しかった物等の話をしています。

それも一つのストレス解消である、人とのつながり・コミュニケーションをとるに結びついているのではないかと思います。
皆さんも、今だからこそ楽しめることを見つけ、体の健康のみならず、心の健康も維持できるようにしてもらえればと思います。

地域医療連携センター POOH