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ピースガーデン特養にて『涼を楽しむ会』を開催しました

カテゴリー: ピースガーデン倉敷 | 投稿日: | 投稿者:

特養では毎月季節ごとのささやかな行事会を行っています。
8月は流しそうめん!!例年であれば、職員が切ってきてくれた竹を使って、そうめんやトマトなどを流して食べていただいていました。しかし、コロナ禍のため昨年より『涼を楽しむ会』と変更し、ご入居の方ごとに好きな具材を好きなだけそうめんの上に飾りつけをし、食べていただいています。

今年も8月10日に各ユニットで『涼を楽しむ会』を開催しました。職員が切り分けたきゅうり・薄焼きたまご・ハムを「もっとたまごのっけてよ」「きゅうりは少しでいいわ」など言いながら、入居者様が自分自身や職員の手を借りながらそうめんの上にきれいに飾り付けられました。いつもの食事は栄養面を考慮し、適切な量が提供されていますが、この日はそうめん・具・つゆの量全部が自由です。入居者様の笑顔と箸が止まりませんでした。

新型コロナ感染予防として、皆様には生活の中でいろいろな制限をお願いしています。
終息はいつになるのか分かりませんが、制限のある生活の中でも、小さな楽しみを日々提供できたらと職員一丸となってこれからもがんばっていきたいと思います

ピースガーデン特養 M

患者さんが笑顔で退院できる理学療法士を目指して

カテゴリー: リハビリテーション部 | 投稿日: | 投稿者:

皆様こんにちは。いかがお過ごしでしょうか。
私は、今年度から入職した新人理学療法士のTと申します。

社会人1年目がスタートし、早4ヶ月が経とうとしていますが、徐々に日々の業務にも慣れ、先輩方や同僚に助けられながら、ようやく自分が理学療法士として成長できていると実感できるようになりました。

今回のブログでは、そんな4ヶ月間を理学療法士として過ごしてみて、私が感じたことを紹介したいと思います。

私が初めて一人で患者さんを受け持ったのは、入職して1ヶ月が経った、5月初旬でした。
もともと1ヶ月間、先輩が治療をしているのを毎日見学させていただいた患者さんでしたが、はじめ不安と緊張でいっぱいでした。
おぼつかない日々が続き、どうすれば患者さんが良くなって笑顔で退院できるのかを模索していましたが、患者さんと関わっていくうちに1つ気づくことがありました。
それは、患者さんの病態や疾患についての治療法を知ることだけではなく、患者さん自身の人柄を知ることが重要なのではないかということです。
患者さんの人柄を知るということは、個別性のある治療へとつながり、患者さんのニーズに応えることができると感じました。
短い期間でしたが、患者さんが少しずつ心を開いてくれるのを感じ、笑顔で退院される姿を見届けることができたときには、とても嬉しく思いました。
まだまだ未熟者ですが、この4ヶ月を経て感じたことを今後も大切にし、患者さんが笑顔で退院できる理学療法士になれるように、日々精進していこうと思います。

最後に、新型コロナウイルスが終息しておらず、未だ各都道府県で猛威を振るっています。
私も、手洗い・手指消毒、外出時のマスク着用や出勤時の体温測定、三密を避けた行動などを心がけ、自分自身と身近にいる大切な人を守ることが大切だと感じながら、日々の生活を送っています。
まだまだ夏真っ盛りで猛暑が続いていますが、皆様も体調管理と感染対策には十分に気をつけて、充実した日々をお過ごし下さい。

リハビリ 理学療法士 T

感染予防に適したマスクとは?

カテゴリー: 平成脳ドックセンター | 投稿日: | 投稿者:

コロナ禍の中、様々な感染対策に気を配り日々お過ごしだと思います。
脳ドックセンターでも感染対策を日々実施しています。
その一つとして不織布マスクの使用にご協力いただいています。
お持ちでない方には、朝の受付でお配りして健診の間だけでも使用して頂けるようご案内しています。

素材によるマスクの違いがどれほどなのか紹介したいと思います。

不織布マスク → 化学的、熱的、機械的に処理してシート状にした「不織布」を素材としたマスク

特徴 ・洗って繰り返し使うことができない。

・使い捨てが前提で衛生的に使えることから、医療や介護の現場で広く活用されている。

 

布マスク → ガーゼをはじめとした布素材のマスクの総称

特徴 ・洗って繰り返し使えるのが特徴、感染症の予防だけでなく防寒目的に使える。

・ハンドメイドで可能。

 

ウレタンマスク → ポリウレタン繊維でできたマスク

特徴  ・伸縮性が高く通気性が良く、軽くてやわらかい。洗って繰り返し使える。

 

マスクの選び方は? ウレタンは性能劣る?「素材別の比較結果」

坪倉誠教授(理化学研究所/神戸大学)作成資料を基に内閣官房作成

 

上図によると不織布マスクのほうが、布やウレタンで作られたマスクに比べて吸い込む飛沫もしくはくしゃみや咳・大声をだしたときに出る飛沫の飛散を大幅に軽減できます。
マスクの効果を発揮するためには顔とマスクの間にすき間を作らないことも大切です。

ぜひ、人が集まるところに行く際には不織布マスク顔にフィットさせて装着したいですね。

脳ドックセンター

【山陽新聞メディカ233号 当院倉敷生活習慣病センター 青山雅診療部長の記事が掲載されました】

カテゴリー: メディア情報 | 投稿日: | 投稿者:

令和3年8月18日(水)付けの山陽新聞朝刊、メディカ233号に当院倉倉敷生活習慣病センター 青山雅診療部長の記事が掲載されました。是非ご一読下さい。
秘書広報課

(5)医師の立場から2 倉敷生活習慣病センター診療部長 青山雅|岡山の医療健康ガイド MEDICA (sanyonews.jp)

放射線科情報システム(Radiology Information System:RIS)更新

カテゴリー: 放射線部 | 投稿日: | 投稿者:

2021.7下旬に電子カルテ更新に伴い放射線科情報システムRIS(Radiology Information System)の更新がありました。

“RIS”とは放射線部門における情報システムのことです。放射線検査オーダーの予約管理、検査機器への連携のほか、検査情報の管理、他部門システムとの連携などを担っています。
電子カルテから患者情報・検査依頼情報を受け取り、検査オーダーの受付・検査情報登録・会計情報の送信といった、放射線部門での一連の業務プロセスを最適に行ってくれます。
前電子カルテでは電子カルテ附属のものを使用していましたが、今回は富士フィルム・メディカル社製となりました。

当院では一般撮影装置・マンモグラフィ装置・PACS(Picture Archiving and Communication Systems)等で富士フィルム・メディカル社製を使用しています。 “PACS”とは画像撮影装置で撮影した画像データをネットワークを通じて受信し、保管・管理するシステムのことです。
このネットワークシステムと同一メーカーのRISの導入によりさらに高度な性能を発揮することが可能となりました。

また、このPACS自体も新しいバージョンになり、画像閲覧作業効率が上がりました。
一例を挙げると、CT・MRI画像を前回画像と比較する際、簡単に同じ撮影断面で比較読影が可能となりました。
他にも任意断面を表示、心胸郭比を自動で計算、高速で画像表示など、他にも機能追加がありより使いやすい物へとアップグレードされました。

我々放射線部はこのシステムに早急に順応できる様、一丸で頑張っています。
これからも変化し続ける倉敷平成病院、放射線部をよろしくお願い致します。

放射線部 とんかつ

創立者の逝去に関するお知らせ

カテゴリー: お知らせ | 投稿日: | 投稿者:

弊院の創立者であり、
全仁会グループ 代表 社会医療法人全仁会 名誉理事長 社会福祉法人全仁会 理事長 である
髙尾武男が 2021年8月11日永眠いたしました。 享年77歳

ここに生前のご厚誼に深謝いたしますとともに、謹んでお知らせいたします。

「救急から在宅まで 何時いかなる時でも対応します」

理念を掲げ、限りないQOLを求め 患者本位の医療を実践 追求した人生でした

全仁会は その魂を胸に刻み 職員一同 一層精進してまいります

虫刺されについて

カテゴリー: 薬剤部 | 投稿日: | 投稿者:

暑い時期が続き、虫さん達もまだまだ活発に活動しています。虫に刺されると当分痕が残ってしまうため、原因や治療法を知りたいと思い調べてみました!

虫刺されの皮膚症状には、大きくわけると「痛み」と「かゆみ」があります。
「痛み」には、虫が皮膚を刺したり咬んだりすることによる物理的な痛みと、皮膚に注入される物質の化学的刺激による痛みがあります。
「かゆみ」には、虫の刺咬を受けた直後からかゆみ、発赤、ジンマシンなどが出現し、数時間で軽快する即時型反応と、虫の刺咬を受けた1~2日後にかゆみ、発赤、ぶつぶつ、水ぶくれなどが出現して、数日~1週間で軽快する、という遅延型反応があります。
これらの反応は、虫に刺された頻度やその人の体質によって症状の現われ方に個人差が大きいのが特徴です。

何かに刺されたらまずこすらず冷水で洗い、よく冷やします。
蚊による虫刺されなど軽症であれば市販のかゆみ止め外用薬でもよいですが、赤みやかゆみが強い場合はステロイド外用薬が必要です。症状が強い場合は抗ヒスタミン薬やステロイドの内服薬が必要になるので、皮膚科を受診するのがよいでしょう。特に毛虫、ムカデやハチなどによる虫刺されはかゆみが強く、症状が長引きます。掻いてしまうと細菌による二次感染を起こしたり、痕が残ったりすることがあるので、掻く前に充分な強さのステロイド外用剤を使ってしっかり炎症を抑えるのが早くきれいに治すための近道です。

虫刺されを予防するには、まずは虫に刺されない対策が必要です。室内での被害を防ぐためには、定期的に掃除する、燻煙剤を活用するなどして、ダニやノミの発生を防ぎましょう。外で活動をする時には、注意すべき虫などの情報を収集し危険を避ける、虫よけスプレーや蚊取り線香など虫よけグッズを活用する、肌の露出を少なくするなど、虫に刺されないように対策をとりましょう。

薬剤部 NM

第56回のぞみの会だよりー2ー

カテゴリー: のぞみの会 | 投稿日: | 投稿者:

長雨による被害が報道されると胸が痛みます。どうぞ身の安全を第一に考えた行動をお取りください。

第56回のぞみの会だよりの2回目です。

今回は勉強会についてのご案内です。今回の勉強会は、都築先生による「便秘って病気なの?」と牟礼センター長による「パーキンソン病の外科的治療」の2題を予定しています。

便秘という誰もが経験したことがあるであろう、身近な症状についてわかりやすくお話いただけます。また、牟礼先生には、倉敷ニューロモデュレーションセンターで実施している、DBS(脳深部刺激療法)についてお話しいただきます。パーキンソン病は、1000人に1人がこの病気にかかっているといわれ、年をとるに従い増える傾向にあります。治療の基本は、薬物療法・運動療法等ですが、長期の服用により運動合併症が生じてきます。その治療法として画期的なものがDBS(脳深部刺激療法)となります。専門的な内容になりますが、分かりやすくご説明下さいます。

現在準備を進めております。どうぞお楽しみに。

 

第56回のぞみの会実行委員 4東 S

 

ショートステイ 今を乗り切れ!夏祭り

8月8日(日)にケアセンターショートステイで夏祭りを開催しました。「今を乗り切れ!夏祭り」をテーマに掲げコロナ禍でも皆さんに楽しんでいただけるようマスクの着用や消毒、密を防ぎ内部の人達のみでの開催となりました。

浴衣美人・男子と写真が撮れる顔はめパネルも作成しました!実際にご利用の方に顔をはめてもらい撮影し、良い記念になったと思います。

ゲームは的当てとスイカ割りをしました。的当てでは丸い玉の他にオムライスやホットケーキ、ステーキ、うなぎ丼等をプリントしたものを段ボールに貼り、的のキャラクターの口に投げ入れてもらう工夫をしており、ご利用の方も「私これがいいわ」と好きな物を選び楽しそうに投げていました。

スイカ割りは紙風船をスイカに見立てて目隠しをして新聞紙を丸めた棒で挑戦してもらいました。思い切り棒を振り下ろすも少し当たっただけでは紙風船が飛んでいってしまうので難易度が高かったですが、上手く当たるとパーン!と紙風船が割れる音が響き渡っていました。

昼食前にはビンゴ大会を開催しました。番号が読み上げられる度に「その番号はないわ~○番出して!」「リーチ!」と自分が持っているビンゴカードとにらめっこをしながら楽しまれていました。景品にはクッションや箱ティッシュ、OS-1等実用的な物を用意し、来られていたご利用の方全員に渡す事が出来たので有効活用してもらえると嬉しいです。

午後からは師長によるフラダンス、職員によるギターの演奏と歌を皆の前で披露し、皆で手をたたいて一体感が生まれ、盛り上がりました。明るいオレンジ色のドレスを着て踊る師長を見てご利用の方も「綺麗だ~」と目をキラキラとさせていました。
今年はコロナ禍での開催でしたが皆が一丸となって頑張り、楽しむ事が出来てよかったです。来年も安心して皆様に楽しんでいただける夏祭りを開催したいです。

ケアセンターショートステイ 介護福祉士 Y

インスリンの基本

カテゴリー: 糖尿病療養指導士 | 投稿日: | 投稿者:

先日、インスリンの適正使用について勉強会を行いました。普段から薬と向き合っている自分ですら、おっと?となる点もありました。実際に、インスリンを普段ご自分でされている方の中には、使い方が自己流になってしまっている方もおられます。今日はインスリン使用のポイントをおさらいしようと思います。

・インスリンの見た目がいつもと違う
→異常があれば使わないようにしましょう。見た目の変化として、血液の逆流による色の変化や高温下で保管したことによる性質変化などが考えられます。また、インスリン製剤は遮光保存です。使用後は必ずキャップをしましょう。

・カートリッジの中に気泡が入っている
→空打ちをして、注射針からインスリンが出ることを確認しましょう。針先からインスリンが出てくれば、小さな気泡が残っていても影響はありません。ただし、小豆大くらいの気泡が急に発生した場合は、凍結やカートリッジの破損が考えられるため、使用しないようにしましょう。また、針を付けたままにすることも気泡の原因になります。使用後は速やかに取り外しましょう。

・インスリンを注射する場所
→同じところに注射針を刺し続けると、皮膚が硬くなってしまい、インスリンの効き方が変わってしまいます。毎回2~3㎝ずらしましょう。定期的に注射部位を手でさすって、硬いところができていないか確認しましょう。

インスリンを正しく使えていないと、せっかく打ったのにインスリンが効いていなかったり、逆に効きすぎて低血糖を起こしてしまったりする可能性があります。慣れたと思っても、取扱説明書を定期的に見返したり、インスリンを受け取った際に医療従事者と一緒に使い方をおさらいしたりしましょう。また、暑い日が続くので、車の中など高温になるところにインスリンを置いたままにしないように、気を付けましょう。

参考:ミリオペン適正使用のための指導者用Q&A集

糖尿病療養指導士・薬剤師 P