栄養科通信Vol. 205 「春におすすめの健康法」

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桜が咲く季節になりましたね。
春は気温が徐々に上がり過ごしやすくなる一方で、寒暖差や環境の変化によって体調を崩しやすいので注意が必要です。そこで、春の健康法について紹介します。

【お花見でリラックス効果】

この時期はお花見に出かける方も多いと思います。
桜の葉などに含まれる香り成分には鎮静作用があり、自律神経を整えます。
また、 桜の淡いピンク色は脳を活性化させ血行を良くしたり、心を穏やかにして疲れやストレスを緩和する効果があります。

そして、太陽の光を浴びることで脳内で分泌されるセロトニンは精神の安定に効果があります。
また、セロトニンは夜にメラトニンとなり良質な睡眠をサポートします。

日光浴をすることは体内でビタミンDが生成されるため骨の健康維持にも役立ちます。
桜を見ながら散策することで運動不足も解消され、血流が改善されます。

 

【食事で免疫力アップ】

春野菜の苦みの成分には、体内に溜まった老廃物や毒素を排出するデトックス効果があります。
特にふきのとう、筍、菜の花などがおすすめです。

また、旬の野菜は栄養価が高く、菜の花、新じゃが、春キャベツなどはビタミンCやAが豊富なため免疫力アップにつながります。
春野菜を積極的にとり入れ、主食、主菜、副菜を揃えてバランスよく食べましょう。

 

心と身体をリフレッシュして春を健康的に過ごしましょう。

管理栄養士 R.Y

※画像はイラストACより

高齢者を襲う地球温暖化

カテゴリー: 地域包括支援センター | 投稿日: | 投稿者:

「日本は四季の移ろいがあり…」という言葉は、過去のものになりつつあります。ここ数年は猛暑が長引き、春と秋を感じにくくなってきました。「日本の四季は二季になった」などとも言われています。まだ4月上旬だというのに、20度以上の日があり、外へ出ると暖かいを通り越して、暑いと感じる日があります。やはり、地球温暖化は確実に進行しているのだと実感する毎日です。
毎年のように聞く、「今年は猛暑が予想されます」という天気予報士の言葉は、日中外出することの多い私を憂鬱にさせます。地域の高齢者宅を訪問していますが、暑い日でも自宅のエアコンを使用していない方が結構いらっしゃいます。「暑くないから」「電気代がかかるから」「エアコンは身体に悪い」など、理由は様々です。
2年前にエアコンを購入した際に、電気店の方から「最近は省エネ設計なので、毎日17時間使用しても、月の電気代は7,000円程ですよ」と説明を受けました。加齢により暑さを感じにくくなることに加え、体内の水分が少ない高齢者は、知らず知らずのうちに脱水や熱中症になっていることがあります。エアコンを使用せずに過ごすことは、命の危険に繋がります。暑い日は必ずエアコンを使用し、涼しい部屋でこまめな水分補給を行うようにしましょう。

 

老松・中洲高齢者支援センターでは、高齢者の健康増進を目的とした元気教室を開催しています。予約も参加費も不要ですので、是非、振るってご参加下さい。

また、今年1月より、地域の方の交流の場、通いの場として、おいまつ多世代交流サロンを月1回開催しています。時間内であれば、いつ来てもいつ帰っても良い自由なサロンですので、是非ご参加下さい。

老松・中洲高齢者支援センターは市の委託を受けた、高齢者の総合相談窓口です。日常生活や健康面で不安のある方は、お気軽にご相談下さい。

*倉敷市老松・中洲高齢者支援センター
住所:倉敷市老松町4-4-7
電話:086-427-1191
営業日:月~土曜日の8:30~17:15(日曜日、祝日、12/30~1/4を除く)

倉敷市老松・中洲高齢者支援センター:かめしの

倉敷老健通所リハビリ運営統合のご報告

カテゴリー: 通所リハビリテーション | 投稿日: | 投稿者:

このたび、倉敷老健通所リハビリテーションは、2026年4月1日より、同法人内のデイサービス、リハビリステーションピースと運営統合いたしました。これまで、長らくの間、リハビリステーションピースをご愛顧いただき、ありがとうございました。統合後は倉敷老健通所リハビリテーションという名称に一本化することとなりますが、みなさまにご好評いただいていたリハビリステーションピースの特長も引き継いでいきます。

統合にあたって元々ご利用して頂いた方へのサービスも見直しを行い、3つのエリアから、お一人おひとりに適したプログラムをご提供していきます。
今回は、エリアごとの特色や活動プログラムをご紹介します。

①機能訓練エリア(Area1:WELLNESS)

「心身共に充実した健康と幸福」をコンセプトに、リハビリテーションに基づいた集団体操、創作活動等のプログラムを提供し、心身機能の維持・回復を図っていきます。

②専門ケアエリア(Area2:HAPPINESS)

中・重度のケアが必要な方を対象に個々のニーズに合ったスケジュールを作成し、個別かつ質の高いケアを提供していきます。リハビリや活動場面における丁寧な関わりにより、ご利用者様の尊厳を尊重します。

③脳活性エリア(Area3:HEARTINESS)

個人の選択を尊重するモンテッソーリケアに基づき、環境配慮や選択制のプログラムも用意しています。体操・音楽・リハビリ要素を取り入れた集団プログラムや季節感を味わえるイベントも開催(月1回)していきます。

統合後は、リハビリ職員も理学療法士(PT)・作業療法士(OT)・言語聴覚士(ST)合わせて18名の配置となりますので、個別のリハビリテーションもより一層充実させていきます。

今回ご紹介させていただいたように、倉敷老健通所リハビリテーションは統合により事業所としての機能を拡大し、ご利用者さまの状態に合わせたプログラムやリハビリテーションの提供が行えるようになりました。
これからもみなさまが住み慣れたご自宅や地域で生活を継続できるよう支援を行っていきます。今後ともよろしくお願いいたします。

倉敷老健通所リハビリ 介護福祉士 K
倉敷在宅総合ケアセンター2階 ☎086-427-1192

【山陽新聞プレミアム倶楽部2026~高尾聡一郎理事長のインタビューが掲載されました~】

カテゴリー: お知らせ, 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

令和8年4月1日(水)の山陽新聞に「山陽新聞プレミアム倶楽部2026トップインタビュー」として、当院の高尾聡一郎理事長のインタビュー記事が掲載されました。是非ご一読ください。

 

http://www.heisei.or.jp/publicity/media/premiamclub-2026

※ 岡山の有力企業、教育・医療機関が、郷土の活性化や地域貢献をともに考える組織として発足した「山陽新聞プレミアム倶楽部」は、本年度で19年目を迎えました。本特集では、郷土の発展に尽くす趣旨に賛同され、参加いただいた会員のトップインタビューを掲載しています。

※2026年紙面の桜は【貴船神社(瀬戸内市)の桜】とのことです。

広報課

#倉敷平成病院 #岡山 #倉敷 #病院 #山陽新聞プレミアム倶楽部2026 #山陽新聞

【令和8年度 全仁会グループ辞令交付式を執り行いました】

カテゴリー: お知らせ, 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

令和8年4月1日(水)、令和8年度 全仁会グループ辞令交付式を執り行いました。

今年度は、新入職員56名(うち新卒48名)が入職しました。また、昇格者への辞令交付も行われました。新入職員の内訳は、医師5名、看護師17名、理学療法士7名、作業療法士4名、言語聴覚士3名、公認心理師、管理栄養士、臨床工学技士、等となっています。

式では、高尾理事長より「皆さんは、この全仁会で新たな人生の一歩を踏み出します。全仁会は今、変革の時期を迎えています。その大切な節目に皆さんをお迎えできたことを、大変嬉しく思います。困難に直面することもあると思いますが、その際は先輩職員が全力でサポートします。上司や先輩、そして同期の仲間と支え合いながら、全仁会に慣れ、それぞれの力を存分に発揮してください」と激励の言葉が贈られました。

新卒新入職員は、約1週間の研修を経て、各部門へ配属される予定です。

全仁会グループでは、倉敷平成病院の理念である「救急から在宅まで、何時いかなる時でも対応します」を大切に、本年度も地域の皆さまの健康と福祉の向上に努めてまいります。

桜雨の中での新年度のスタートとなりましたが、令和8年度も新たな期待を胸に、職員一同取り組んでまいります。

広報課

#倉敷平成病院 #令和8年度 #新年度 #新社会人 #希望を胸に #入職おめでとうございます #地域医療

 

倉敷老健~施設内の作品紹介

カテゴリー: 倉敷老健 | 投稿日: | 投稿者:

明日から新年度が始まり、新しい生活が始まる方も多いかと思います。

倉敷老健では、ご入所の方が生活リハビリの一環として、四季ごとに様々な作品を作られています。
その一部を紹介したいと思います。
3月はおひな様4月は桜、花見の貼り絵を掲示しています。

その中、ベトナムから来ている技能実習生が描いた作品を紹介したいと思います。

このウマの絵は写真と見違えるほどの、躍動感です。
私も、手書きと聞いたときには驚きました。

その他にも、今回紹介できなかった作品もありますので、ご来所された際には是非作品にも注目していただければ嬉しいです。

 倉敷老健 H

最近、食事に時間がかかっていませんか?

カテゴリー: 歯科 | 投稿日: | 投稿者:

最近、食事に時間がかかっていませんか?
〜「舌の力」を知る新しい検査〜

こんにちは。
最近、「食事に時間がかかる」「飲み込みにくい気がする」と感じることはありませんか。
「年齢や体調のせいかな」と思われがちですが、こうした変化の背景に、お口の中の「舌の力」が関係していることがあります。

●舌は、食べる・飲み込む動作の要です
舌は、食べ物を口の中でまとめ、喉の奥へ送り込む大切な役割を担っています。
舌の動きが弱くなると、
・食事に時間がかかる
・食べ物が口の中に残りやすい
・むせやすくなる
といった変化が起こることがあります。
これらは痛みが出にくく、ご自身では気づきにくいのが特徴です。

●「舌の力」は数値で確認できます
当院では2026年3月より、舌の筋力を数値として測定できる「舌圧検査」を新たに導入しました。
小さな風船状のセンサーを舌で押すだけの簡単な検査で、痛みはありません。
「なんとなく飲み込みにくい」「以前より食事が大変になった気がする」
そんな感覚を、客観的な目安として確認することができます。
(写真右:JMS商品紹介サイトより)

●お口の小さな変化を、そのままにしないために
近年、お口の機能が少しずつ弱くなった状態を「オーラルフレイル」と呼び、噛む・飲み込む・話すといった機能の小さな変化に早めに気づくことが大切とされています。
実は、50代の方の約半数にこうした変化が始まっているというデータもあります。

●気になることがあれば、ご相談ください
・食事に時間がかかる
・むせることが増えた
・飲み込みに不安がある
こうした変化に心当たりがある方は、お気軽にご相談ください。

歯科医師 N

【褥瘡足病変対策委員会 R7年度下半期勉強会 開催報告】

カテゴリー: 勉強会 | 投稿日: | 投稿者:

 3月17日(火)、褥瘡・足病変対策委員会主催による令和7年度下半期褥瘡勉強会を、「ポジショニングを中心とした効果的なケア方法」をテーマに開催しました。

今回は、皮膚・排泄ケア認定看護師・特定看護師である北川智美先生をお招きし、短時間ではありましたが、実技を交えながら要点を押さえたご講義をいただきました。

講義では、日常ケアの中で生じる摩擦やズレが褥瘡発生の要因となっていることを改めて認識しました。オムツの当て方による歩行時の摩擦予防、座位保持時の姿勢への影響、臥位から座位への移行方法、ギャッジアップ後の除圧の重要性など、日々のケアの工夫によって褥瘡の予防・改善につなげられることを学びました。

また、ギャッジアップ時に臀部をわずかに調整するといった小さな工夫も、褥瘡予防に有効であることが示されました。さらに、患者さんの負担軽減につながる圧抜きとして、ハーティーグローブ(介助補助手袋)を用いた方法や、ブーメラン型クッションの7つの活用方法についても紹介がありました。臥位・座位など場面に応じた活用の重要性について、分かりやすくご説明いただきました。

最後に、踵部の褥瘡予防として、靴下の着用が有効であるとのご示唆をいただきました。

本勉強会は、現場ですぐに実践できる内容が多く、大変有意義な機会となりました。今後も褥瘡の予防と質の高いケアの提供に努めてまいります。

褥瘡・足病変対策委員会 特養看護師 Y

はじめての年賀状~グループホームのぞみ~

こんにちは、グループホームのぞみです。
先日、心温まる出来事がありました。

あるご入居の方の娘様が、「自分の投稿が新聞に掲載されたので、母に見てもらいたい」と新聞を持って面会に来られました。

その投稿には、「生まれて初めて母から年賀状をもらった」という出来事が綴られていました。
実はその年賀状は、ご入居の方が「娘に年賀状を書きたい」と希望され、職員と一緒に時間をかけて一生懸命書き上げたものでした。

娘様は投稿の中で、次のように書かれていました。
『病気の後遺症で自分の名前を書くことさえ難しくなった母が、文字の大きさもそろわないながら、職員に何度も尋ねながら一文字ずつ書いてくれた。その様子を思うと、どれほど大変だったのだろうと胸がいっぱいになり、ありがたくて嬉しい気持ちになった』と。

また、「娘が幸せなのが、私のしあわせ」と書かれていたそうです。

四人のお子さんを育て、義父母の介護もやり遂げてこられたご入居の人生に、私たちもただただ頭が下がる思いでした。
投稿の結びには、
『これからの人生、自分のためにゆっくり楽しく過ごしてほしい』
という娘様の願いが綴られていました。

その思いを大切に受け止めながら、これからもご入居の方が穏やかで楽しい時間を過ごしていただけるよう、私たち職員一同、精一杯お手伝いしていきたいと思います。

グループホームのぞみ 介護福祉士 A

3学会合同呼吸療法認定士の紹介

カテゴリー: 臨床工学科 | 投稿日: | 投稿者:

呼吸療法認定士は、呼吸に関わる疾患や治療に対して専門的な知識と技能を持つ医療専門職です。
人工呼吸器管理、酸素療法、気道管理、呼吸リハビリテーションなど幅広い領域をカバーし、患者の呼吸状態を安全かつ効果的にサポートします1)。
近年は病院だけでなく、在宅医療におけるニーズも高まっています。

この資格は医師・看護師・臨床工学技士(CE)などの医療従事者が取得でき、全国で約66,000人、岡山県では約1,100人が認定されています2)。

図1 3学会合同呼吸療法認定士認定証(2022年撮影)

呼吸療法認定士は呼吸管理の質向上やチーム医療の推進に大きく貢献しており、特に集中治療室(ICU)、救急、手術室、在宅医療など呼吸管理が重要となる現場で高い専門性を発揮しています。

私は前職で集中治療室に勤務し、小児から成人まで幅広い呼吸療法に携わってきました。
より専門的な知識を身につけるため、2011年に認定試験を受験しました。

当時を振り返ると、東日本大震災による計画停電が続く中、8月に東京で丸2日間の講義を受講し、11月には早稲田大学で試験を受けて合格し、2012年より呼吸療法認定士として活動しています。

図2 早稲田大学 大隈重信像(2011年撮影)

2016年からは当院に勤務し、主に人工呼吸器の保守管理、診療支援、院内勉強会の講師などを担当しています。
当院では人工呼吸器が稼働する機会が多くないため、呼吸療法認定士の資格を持つCEの存在は貴重です。

今年が3度目の更新となりますが、すでに更新に必要な単位を取得しており、4月からの更新手続きに向けて準備を進めています。
今後も呼吸療法認定士として、呼吸管理に関する専門的な知識を十分に活かしていきたいと考えています。

臨床工学科 主任 T

【参考文献】
1)公益財団法人医療機器センター(2026)3学会合同呼吸療法認定士https://www.jaame.or.jp/iryo/kokyu/apply/landing/(2026年3月17日)
2)公益財団法人医療機器センター(2026)医療従事者向け講習会・試験https://www.jaame.or.jp/iryo/kokyu/(2026年3月17日)