2月3日デイサービスドリームに福が来た!

カテゴリー: ケアハウス | 投稿日: | 投稿者:

立春を過ぎ、こよみの上では春。とは言っても、まだまだ寒い日が続いてる今日この頃。皆様いかがお過ごしでしょうか?デイサービスドリームでは、季節ごとに、いろいろなイベントを行っていますが、今回は節分の1日を紹介させて頂こうと思います。
2月3日金曜日。いつものように、利用者の方が次々に来所され、いつものようにバイタルチェックを済ませると、それぞれ機能訓練や創作などに取り組まれ、朝の体操に参加。体操が終わると、その日最初のイベント。ドリーム食堂の開始です。今回は、豚汁といも煮を合体。2つのメニューの材料をどっさり入れた、豪華豚汁を作りました。有志をつのり、野菜を切る作業をお願いすると、さすがは長年主婦として、家族のために毎日料理をされていただけあって、手際良く、ごぼうににんじん、里芋にカブなどのたくさんの材料も、皆様の手にかかれば、あっという間に下ごしらえが完了し、あとはぐつぐつ煮込むだけ。いつものデイルームから多目的ホールに移動し、昼食の時間です。いつもは、小食の利用者様も、あつあつの豚汁を、おいしいおいしいと、皆様完食されました。お腹もいっぱいになり、しばしの休憩。
朝から「今日は、節分だから、ケアハウスに鬼が来るらしいよ。」と皆様の間では、うわさになっていたようで、午後のプログラムが始まり、少し体を動かした後、皆様の背後から、大きな青鬼と、かわいらしい赤鬼が出てくると、大きな歓声があがり、以前創作の時間に作っておいた、豆に見立てたおてだまを、元気いっぱい、「鬼は―外、福はー内」。今年の鬼は、ちょっとやりすぎな感じもありましたが、皆様は、おお喜び。ホールには、笑い声があふれ、たくさんの福を呼び込めたようです。
これからも、デイサービスドリームでは、皆様の笑顔があふれるような、楽しいデイサービスを目指して、職員一丸となって、頑張っていきたいと思います。近くにお越しの際は、是非お立ち寄り下さい。

介護福祉士 N

脳卒中内科部長 芝崎医師が講演しました

カテゴリー: お知らせ, 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

2月10日(金)19:15~倉敷国際ホテルにて脳卒中ミーティング in 倉敷が開催されました。当院副院長 高尾芳樹医師が一般演題の座長を務め、『倉敷平成病院の脳卒中診療』というタイトルで脳卒中内科部長 芝崎謙作医師が講演いたしました。

倉敷平成病院では脳神経外科医・神経内科医・麻酔科医、そして脳卒中内科医の10名で夜間も含め24時間脳卒中に対応していること、3TMR2台をはじめとする画像診断、SORANA等を使用した検査やそれらに関わる専門技師たちとの密な連携、さらに県下有数のリハ体制で回復期までしっかりとフォローが出来ていることなど、当院が誇る脳卒中診療のご紹介でした。また当院で対応しきれない透析や血管内治療が必要な患者さんに対しては、川崎医科大学や倉敷中央病院などの病院とも連携が取れています。

当院では今後、救急棟の新設などでさらに多くの患者さんに迅速で正確な対応ができるよう、ハード面でもソフト面でもいっそう体制の強化を図っていきます。

(秘書・広報室)

○Opening remarks
倉敷中央病院脳神経外科主任部長 沈正樹先生
○一般演題
座長:倉敷平成病院副院長 高尾芳樹先生
①『倉敷平成病院の脳卒中診療』倉敷平成病院脳卒中内科部長 芝崎謙作先生
②『当院回復期リハ病棟における抗血栓薬の使用実態』川崎医科大学リハビリテーション医学 安永雅先生
○特別講演
座長:川崎医科大学脳神経外科学教授 宇野昌明先生
『脳卒中二次予防におけるDOACのRCTとRWD』中村記念病院脳神経外科部長 上山憲司先生

老松小学校より車いす寄贈を受けました

カテゴリー: 倉敷老健 | 投稿日: | 投稿者:

2月6日(月)、老松小学校より倉敷老健へ車いす1台をご寄贈いただきました。image004これは、児童会(5・6年生)が中心となり、毎週火曜日にアルミ缶を集める日と定め、全校あげて取り組みされた結果とのことです。第1月曜朝の全校朝礼での受け渡しとなりましたが、この日はインフルエンザ警報発令中ということでテレビ朝礼でした。image002
老健からは佐々木介護科長が出席され「皆さんの活動に感謝して、大事に使わせていただきます。これからも元気な笑顔で頑張ってください」とご入所の方直筆の感謝状を読み上げ、車いすを受け取りました。大月校長先生からは「皆が協力して集めた結果が人々のために役立っています。このような取り組みを続けていきましょう」というお言葉をいただきました。
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老松小学校とは、秋にはリハビリテーション部で4年生の総合学習の中で車いすトレーニングを実施するなどの交流があります。今後もこのような機会を大切に継続していけたらと思いました。老松小学校の皆さんありがとうございました。

秘書・広報室
(許可を得て写真を掲載しています)

シックデイについて ~糖尿病療養指導士より~

カテゴリー: 糖尿病療養指導士 | 投稿日: | 投稿者:

今年も例年と同じくインフルエンザ、ノロウイルスが流行しています。2016年12月20日(火)国立感染症研究所は、ノロウイルスを含む感染性胃腸炎の患者報告数が2016年12月5日~12月11日の間で61,547人に上り、この時期としては過去10年間で3番目に多いことが発表されました。

糖尿病患者が治療中に発熱、下痢、嘔吐をきたし、または食欲不振のため食事ができないことをシックデイと呼びます。

このような状態は身体にとってストレスとなるので、ステロイドホルモンなどのストレスホルモンが分泌されます。ストレスホルモンはインスリンの働きを弱め高血糖を引き起こします。

また、食欲が低下していつものように食べられないことがあります。薬物療法をしている患者さんの場合、食べる量が少ないにもかかわらずいつも通りに薬を飲んだり、インスリン注射をすると、低血糖が起きてしまいます。

このようにシックデイの時は血糖値が大きく乱れやすいので注意が必要です。

次のような場合は早めに受診しましょう。                   1

①嘔吐、下痢が止まらず食事ができないとき。

②高熱が続く時。

③高血糖の時。

④上記に該当するほどではなく、症状が改善する気配が感じられない時。

 

高血糖が続くと体の抵抗力が落ちるので、病気が重症になりがちです。治りきる前に別の感染症にかかってしまうこともあります。そうすると回復に時間がかかり、血糖コントロールも乱れてしまいます。

 

では、シックデイの時の食事はどうすればよいのでしょうか。
・十分は水分を摂取し脱水を防ぐようにする。

・日頃食べなれていて口当たりがよく消化のよい食べ物(おかゆ、ジュース、アイスクリームなど)を選び、できるだけ摂取するようにする。

・特に炭水化物と水の摂取を優先し、絶食にならないようにする。

下痢や嘔吐の症状があると体内の水分はかなり減少してしまいます。食欲がなくても水分はしっかり摂取しましょう。                   2

まだまだ寒い日が続きますので、

手洗いうがいをこまめに行い感染症予防に努めましょう。

参考文献:糖尿病治療ガイド2016-2017

糖尿病療養指導士 S.N

通所リハビリに異動して

カテゴリー: 通所リハビリテーション | 投稿日: | 投稿者:

saito【挨拶・自己紹介】
この度、平成28年12月からピースガーデン倉敷から移動してきました齋藤大樹と言います。職種は介護士です。経験年数は3年目になります。出身は倉敷で、幼少のころまで大阪府に住んでいました。趣味は、家族と写真を撮ることで、休みの日には、家族と外出や風景写真などを撮って過ごしています。

【通所リハビリに異動して感じたこと】
12月に新しい職場に移動して、1日の流れや送迎など不安な事でいっぱいでしたが先輩方が気さくに声をかけていただき色々とアドバイスをもらい職場の雰囲気に徐々に馴染んできました。また、倉敷老健通所リハビリに異動してからすごいなと感じたことは、ご利用の方々のADLに合わせて各ユニットに分かれており、様々な方が過ごしやすい環境作りが出来ているところです。ご通所の方からも「ここは、楽しいから来るのが楽しみなんよ」といった声も多く聞かれ、皆様に喜んでいただけるように職員同士が信頼しており働きやすい職場だと思いました。写真②

【これからの意気込み】
まだまだ覚えることも多く迷惑をかけることも多々ありますが、ご利用の皆さま、地域の為に貢献できる素敵な介護士になれるよう頑張りたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。

通所リハビリ

栄養科通信114~野菜ジュースの栄養って・・・?~

カテゴリー: 栄養科 | 投稿日: | 投稿者:

image001栄養指導をしていると、野菜不足の人が多いことに気がつきます。朝はパンとコーヒー、昼はうどん、夕はご飯と唐揚げと野菜サラダ、なんてよくある1日の食事内容ですよね。夕食にサラダを食べているので自分では野菜を食べたつもりになっていますが、よく考えると朝食にまったく野菜が含まれておらず、昼食も申し訳程度のねぎがうどんに乗っているだけ。と言うことになり野菜不足と言えます。そこで話に登場するのが野菜ジュース。「1本で○g分の野菜が摂れる」、「1日分の野菜がこれ1本でOK」などといったキャッチコピーで多くの種類が販売されていますが、果たして野菜ジュースを飲めば野菜を食べるのと同じ効果があるのでしょうか?
まず、“野菜ジュース”と名乗れるのは野菜汁が100%のものだけです。(食塩の添加はOK)

野菜汁100%・・・野菜ジュース
果汁50%+野菜汁50%のもの・・・ミックスジュース
野菜汁(果汁)が10%〜100%未満のもの・・・○○%○○果汁入り飲料
野菜汁(果汁)が0〜10%未満のもの・・・清涼飲料水や炭酸飲料

市販の野菜ジュースの多くは、「濃縮還元」という製法によって作られています。「濃縮還元」とは、搾った野菜汁に加熱などの方法で水分を飛ばして4~6倍程度まで濃縮後冷凍し、使用時に水を加えて元の濃度に戻すという製法です。保存がきき、かさが減るため運搬費が安く済むというメリットがあり、広く用いられています。なので、野菜汁100%といっても完全に野菜だけでできているわけではなく、水が加えられています。このような濃縮をせずに、野菜汁だけでできている商品は「ストレートジュース」と表示されています。味や風味は断然こちらのほうが上ですが、商品ですから殺菌のためには加熱処理をしなくてはなりません。
このように野菜ジュースができるまでには、濃縮や殺菌のために加熱されています。すると熱に弱い酵素は失活し、ビタミンCは激減してしまいます。つまり、野菜ジュースや果汁のジュースでは酵素とビタミンCは期待できません。ただし、ビタミンC入りと書かれているものはビタミンCを添加しているものもありますので、もしジュースからビタミンCを取りたい場合は表示をよく見て選んでください。生野菜や生の果物で作られたジューススタンドのフレッシュジュースや、自宅でミキサーで作ったスムージーなどは加熱処理していないのでビタミンCは残ります。反対に熱に強いリコピンやβカロテンは野菜ジュースにしてもしっかり残っているようです。
そしてもう一つ、本物の野菜とは決定的に異なるのが食物繊維です。食物繊維には「不溶性」と「水溶性」の2種がありますが、野菜を絞ってジュースになる段階で、飲みやすくするために搾りかすである「不溶性食物繊維」を取り除いてしまします。一方、水に溶ける性質を持つ「水溶性食物繊維」は、野菜の水分にも溶けているため、ジュースになってもある程度は残っていると思われます。しかしながら、国民生活センターの調べによると、「1本で1日分の野菜を使用」などと表示された野菜ジュース類の多くは、厚生労働省が推奨する1日の野菜摂取量350gを下回る量の栄養素しか含んでいないことが成分分析でわかっています。これは、野菜350gを「原料」としているだけであって、栄養素もそのままという訳ではないのです。

このように野菜ジュースは野菜そのものとは違いますから、あくまでも補助的なものと位置づけましょう。野菜ジュースを飲んだからと安心せずに、例えば野菜ジュースは野菜のおかずの小鉢 1 皿程度と考えるなどして、食事に上手にとり入れていくのが賢い利用方法です。そしてジュースを飲むのと本物の野菜を食べるのとでは、咀嚼の面でも当然まったく違います。野菜をよく噛んで食べることにより消化・吸収が良くなりますし、食欲を抑えたり、満腹感が得られる効果もあります。よく噛むほどダイエット効果も高まります。上手に野菜ジュースを利用しましょう。

管理栄養士  A子

わかりやすい丁寧な説明をモットーに!

カテゴリー: 平成脳ドックセンター | 投稿日: | 投稿者:

20170207まだまだ寒い日が続きますが、立春も過ぎ少しずつ日も長くなり光の春を感じる今日この頃です。 平成脳ドックセンターで私の担当する婦人科検診では一昨年新しい超音波診断装置が導入され、昨年も内診台が新しいものに入れ変わり、ハード面で年ごとに充実してきました。あとはソフト面だと考えています。 安倍首相がよく使う3本の矢ではありませんが、「正確な診断、苦痛の少ない診察、わかりやすい丁寧な説明」をモットーに今後も努力をしていきたいと思っています。 また受診者の方には多忙な中、日程を調整してきていただいている貴重な機会だと思っております。何か気になることなどありましたら遠慮なく気軽に相談していただけたらと思います。それでは皆様のご来院を心からお待ちしておりますので宜しくお願い致します。

脳ドックセンター Y.M

支援をする人の負担について

カテゴリー: 認知症疾患医療センター | 投稿日: | 投稿者:

今回は、支援をする人の負担についてお話したいと思います。介護にまつわる負担には、身体・心理・経済、社会・時間の要因がかかわっています。さらに、要因の重なりが多いほど、負担は倍増していきます。
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認知症を有する方への介護について、その大変さがどのようなものかといった報告があります。
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1.同じことを何度もきかれる大変さ
わすれ易い・憶えられないという認知症の症状を理解していても、さんざん繰り返されると、特にこころや時間の余裕が持てないときほど、よくない事だとわかってはいてもつい、返す言葉や表情がだんだんとトゲトゲしいものに変わっていくのは無理もないことかもしれません。
2.目を離せない大変さ
道に迷ってしまう方や、ふと家を出て行かれる方など、万が一の危険性がある方の介護は、夜寝ている時でも、常に気を張り続けなければならなくなるケースが多いようです。そのような環境におかれると精神的・肉体的な疲労が蓄積し易くなることは想像に難しくありません。
3.介護者のペースでできない大変さ
介護者の方が「ちょっと待って!」と感じること、またはご本人に伝えることは非常に多いのではないでしょうか。しかしながら、この「ちょっと」という時間の間隔は、認知症では障害されやすい部分になります。周囲の人から見ると、あたかも「待てない」ように見え、介護を行う場合では自分のペースで出来ない
=振り回されるような状況につながりやすくなります。
4.ありがとうと言ってくれない大変さ
ご本人からありがとうと言ってもらえないことというよりは、介護者の周囲の人(例えば家族や親類など)から自分の大変さを理解してもらえない、感謝されない、介護してあたりまえ、という状況がより大変さを感じるかもしれません。介護者が孤立感をつのらせ、負担をひとりで背負ってしまうという悪循環につながりかねません。
次は、認知症を有する方のご家族の多くが経験する心理的ステップをご紹介します。ステップは4段階ありますが、第1から第4ステップまでの間を行きつ戻りつしながら、だんだんと認知症を有するご本人を受容していくと言われています。この各ステップの行きつ戻りつのしかたは、ご本人の症状や、ご本人・ご家族の性格、年齢、身体状況、これまで培ってきた家族関係、地域・社会的状況、経済的状況、医療・福祉スタッフとの信頼関係などの影響を受けると言われています。

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20170206-4 各ステップでの心理的な負担感は周囲からの有効な支援を受けることで軽減されます。次の図ではその有効な支援にはどのようなものがあるのかについて説明しています。
20170206-5この上の図で極めて重要なことは、支援する人が一人ですべてを背負わないということです。介護を受ける側⇔介護をする側という2者関係のつながりは非常に強いために、その関係性があたかも殻に閉じこもるような孤立した状態におちいるリスクが非常に高いと言えます。そのような状態ではお互いがお互いのストレスを増幅しあうような悪循環が起こらないとも限りません。そのような負担感をできるだけ軽減するには、みんなで支えるという視点が必要です。
20170206-6この上の図のような関係をどのようにして築くかということですが、多くの方は言うは易し、行うは難しといった印象を抱かれるのではないでしょうか。この図のような関係を築きやすくするために、極めて重要な相談・支援機関があります。それは全国の各地区に設置されている「高齢者支援センター」と呼ばれる機関です。負担の強弱にかかわらず、このような相談窓口を確保しておくことは、現在や将来の負担感・ストレスのコントロールを上手く行うために必要となってきます。「私だけで支えないようにする」「みんなで支えてそれぞれのメリットを上手に生かす」ことが、支える人だけでなく、認知症を有するご本人にとっても笑顔で生きるためのキーポイントの一つになります。
「もの忘れ」は早期発見・早期治療が重要であり、診断・治療のためには、地域のかかりつけ医師との情報共有が非常に重要です。ご家族や身近な方、またはご自身のもの忘れが気になるという方は、まずはかかりつけ医師にご相談下さい。

認知症疾患医療センター相談室 直通電話番号:086-427-3535

認知症疾患医療センター CP阿部

ピースガーデン倉敷リハビリステーションピースにて防火指導が行われました

カテゴリー: ピースガーデン倉敷 | 投稿日: | 投稿者:

IMG_42821月31日(火)11時~ピースガーデン倉敷1階 リハビリステーションピースにて、倉敷市消防局による高齢者向け「防火指導」が行われました。ご利用の方約六十名が参加しました。

倉敷市内では、今年に入り火災が相次いでおり、火災で亡くなれた方が過去十年でワーストの四人となったことを受け、被害を受けやすい高齢者の利用施設で行ったものです。当施設が初回実施ということで、多数の報道機関からの取材を受け、(テレビ7社:NHK・RSK・OHK・TSC・RNC・KSB・KCTと新聞1社:山陽新聞)、同日夕方のローカルニュースのトップで放送されました。IMG_4311

指導では、コンロや暖房器具などの周辺の片付けが大切なことや、防火カーテン・防火エプロンの紹介、住宅用火災警報器のデモンストレーション等が行われました。住宅用火災警報器の設置率については、岡山県は全国41番目という低さで、特に倉敷市は県内で2番目に設置率が低いということもお話されていました。IMG_4332

ご利用の方々も、真剣な面持ちで聞かれており、インタビューでも「為になった。」「警報機を帰宅して確認してみます」等の声が聞かれました。この指導を機会に、防火対策を見直さなければと思いました。

※倉敷ケーブルテレビはこちら

※平成29年2月1日(水)山陽新聞朝刊 倉敷・総社圏版より

 

170131山陽新聞

ピースガーデン倉敷 リハビリステーションピース 介護科長 柳井健司

第12回おかやま足を守る会開催報告

カテゴリー: 倉敷生活習慣病センター | 投稿日: | 投稿者:

1月28日に倉敷在宅総合ケアセンター4F 多目的ホールにて「第12回おかやま足を守る会(主催:おかやま足を守る会)」が開催されました。

ashi 1最初の一般演題では当院形成外科の石田先生の発表をはじめとし、6題の症例発表がありました。どれも興味深いものばかりで、フットウエアの大切さやDVT(深部静脈血栓症)の予防、爪切り演習についてなどすぐに臨床で実践できそうなことを学ぶことができました。ミニレクチャーでは爪白癬の塗り薬やHonda歩行アシストの使用経験について、最新のトピックスを聞くことができました。

ashi 2また、特別講演は神戸大学大学院医学研究科形成外科学教授の寺師浩人先生をお迎えし「糖尿病患者の歩行を守る」という演題でご講演いただきました。日本の足病変治療の現状、そして糖尿病性足潰瘍の病態を神戸分類として4つのタイプに分類し、タイプ別に最初の治療介入が適切でないと予後に大きく影響することを学びました。

ashi 3特に印象的だったのはType1の末梢神経障害を主体とする創傷は歩く褥瘡であるということでした。末梢神経障害を有する糖尿病患者さんが多い中、改めて除圧の大切さを痛感しました。そして、足を守ること=創傷の治癒が最終目標ではなく、いかに患者さんの歩行を守るかが私たちの目指すところであることを再認識しました。そのためには、各職種が各々専門性を高めながら今まで以上に連携を図り、チーム医療を充実させることが必要であると思います。

当院では、血管外科松前先生の外来により末梢血管再建術のスムーズな連携が図れており、フットウエアに関しても履物外来が充実しています。今後も一人でも多くの患者の歩行を守っていきたいと思います。

おかやま足を守る会は、平川訓己院長、小山恵美子老健看護部長、渡邉英子ケアハウス施設長、青山雅診療部長、石田泰久形成外科医長、岡山市民病院松前大先生、川崎医科大学総合医療センター森田一郎先生、岡山リハビリテーション病院森田能子先生、靴工房グラート中村徹先生達が世話人の有志の会ですが、今回は、華山先生、石田先生の上司である、神戸大学形成外科寺師浩人教授がご講演下さり、高尾理事長も参加され、この会をサポートして下さいました。今年は院内外より91名の参加があり大盛況に終わりました。

*第13回は平成30年1月20日(土)開催予定です。詳細が決まりましたら告知致しますので、ふるってご参加下さい。

倉敷平成病院 糖尿病看護認定看護師 岩崎紀代美(世話人)