当院では、新年度に病院パンフレットを改訂していますが、平成29年度分ができましたのでご案内いたします。
今年度は4月新任の医師が4名おりますが、どこかに登場されています。また、4月に開設した「倉敷ニューロモデュレーションセンター」も紹介しております。患者さん本位の医療「救急から在宅まで何時いかなる時でも対応する」を理念とする私たち倉敷平成病院を是非ご覧いただければと思います。
病院パンフレットのPDFデータはこちらからダウンロードしていただけます。
秘書広報課
当院では、新年度に病院パンフレットを改訂していますが、平成29年度分ができましたのでご案内いたします。
今年度は4月新任の医師が4名おりますが、どこかに登場されています。また、4月に開設した「倉敷ニューロモデュレーションセンター」も紹介しております。患者さん本位の医療「救急から在宅まで何時いかなる時でも対応する」を理念とする私たち倉敷平成病院を是非ご覧いただければと思います。
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秘書広報課
6月13日(火)、当通所リハビリを利用されている2名の方と老松保育園のばら組さん(年少)17名の園児を対象に絵本の読み聞かせボランティアに行ってきました。昨年度は5回実施し、地域の新聞にも取り上げていただいた取り組みです。今年度初の読み聞かせということもあり、一段と気合が入りました。
参加されたのは、Mさん(78歳)、Kさん(74歳)のお二人です。用意したのは、『どうぶついろいろかくれんぼ』『あめのひのえんそく』の2冊で、通常の絵本の倍以上の大きなサイズで園児たちは興味津々でした。
なかでも『どうぶついろいろかくれんぼ』は、ページをめくると共に、いろんな動物の鳴き声、色、形、名前が登場してくる仕掛け絵本となっています。園児たちは次、どんな動物が登場するのか分かると、元気な声で答えを言いながら、終始、キラキラした笑顔を見せてくれました。
読み聞かせ後には、園児たちが手作りした「ストローのネックレス」のプレゼントをいただき、通所リハビリに戻ってからも興奮冷めやらず、大感激のお二人でした。今回、初めて読み聞かせボランティアに参加されたKさんは「大勢の子供たちと関わることがないから、とても楽しかった」「また、子供たちに絵本を読みたい」と、笑顔で話して下さいました。
帰り際も、園庭で遊具遊びをしている園児たちが元気よく挨拶をしてくれたり、随所で互いに交流を深めたりすることが出来たと思います。
今年度は、保育園のご了承をいただき、6月から9月まで各月1回の計4回、読み聞かせボランティアの開催を予定しています。次回もご利用の方々、保育園の園児の皆さんにとって有意義な時間となるよう準備を進めていきたいと思います。
※了承を得て写真掲載しています。
通所リハビリ 介護士 N
日本医師会から、日本全体で屋内100%全面禁煙とするための署名依頼が各医療機関に届いています。
所属郡市区医師会への送付期限が本年6月23日に迫っていますが、まだ間に合いますので賛同される方は(未成年者を含む全国民対象)署名をよろしくお願い致します。署名用紙は当院に用意していますが、日本医師会のホームページからダウンロードすることができます。6月22日までに当院に持参して頂ければ倉敷医師会へ届けます。
日本医師会 会長 横倉義武先生からの趣意書は以下の通りです。(原文のまま)
受動喫煙の防止対策を強化・実現するための署名のお願い
趣意書
2020年の東京オリンピック・パラリンピック大会の開催にあたり、国際オリンピック委員会(IOC)から「たばこのないオリンピック」の実現が求められています。わが国は世界に向け、たばこ対策に抜本的に取り組む姿勢を示す必要があります。
なかでも、わが国の受動喫煙による健康被害への対策は、世界保健機関(WHO)から「世界最低レベル」に分類されており、少なくとも年間1万5千人が受動喫煙を受けなければ、がん等で死亡せずに済んだと推計されています。
このような状況を考えれば、屋内における喫煙は単なるマナーや嗜好の問題ではなく、国民の健康被害の問題として捉えなければなりません。
非喫煙者、とくに働く若い人を受動喫煙による健康被害から完全に守るためには、日本全体で屋内100%全面禁煙とする国際水準の受動喫煙防止法や条例の制定が不可欠であります。
われわれ医師会は、「国民の健康を守る専門家集団」として、国民の健康を第一に考え、例外規定や特例を設けることなく受動喫煙の防止対策を強化・実現するための署名活動を行うことといたしました。
国民の皆様にも広くこの活動の趣旨をご理解いただき、ひとりでも多くの方にご署名賜り、国への働きかけの力とさせていただきたいと存じます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
平成29年5月 公益社団法人 日本医師会 会長 横倉義武
健康被害を減らすためには喫煙をしない事が第一ですが、喫煙の意思のない人への受動喫煙を防ぐための運動は、喫煙者を含めた全ての人が取り組む必要があると考えます。
平成南町クリニック 医師 玉田
梅雨入りはしたものの、雨の少ない梅雨ですね。ちょっと嬉しい(笑)
体調が崩れやすい時期。私も6月に入り風邪をひいてしまいました。
美味しいものを食べて体力をつけなくては!
ショートステイでは、8月13日に夏祭りを行いますよ~!!
今年の夏祭りは、いつものお祭りとは一味違うお祭りにしようと考えていて、入所者の方々に浴衣を着て楽しんでもらおうと、今浴衣や帯の寄贈を皆さんにお願いし、少しずつ集まっています。 ワクワクしますね~!!
※浴衣・帯の協力をお待ちしております!
それ以外にも、屋台でバイキング形式の食事や何種類かの遊びもあり、また、映像ではありますが 花火大会のビデオも流します。くわしい説明はまだできませんが楽しい事間違いなしです。
ボ ランティアの参加もお待ちしていますので、よろしくお願いします。
皆さん遊びに来てください!!
ショートステイ K
6月10日(土)、倉敷生活習慣病センターにおいて「第90回糖尿病料理教室」を開催しました。今回のテーマは『バリ料理』。バリ島はインドネシアにあるリゾート地で、バリ島ならではの食文化が味わえます。バリ料理は初めて!という方が多く、皆さん興味津々。バリ料理の代名詞ナシゴレンを始め、テンペやサテなど日本の食材を使って、バリ島の伝統料理を作りました。意外にも日本人の舌に合う味付けで、「おいしい!」と言っていただけました。バリ料理で少し早いバカンス気分を楽しめたのではないでしょうか?
次回の開催は8月5日(土)です。テーマは「地中海料理」。本格的な夏の到来です。夏野菜をふんだんに使用したメニューで皆様のご参加をお待ちしております♪
♡デザートタイム♡
バリのデザートでピサンゴレンという揚げバナナがありますが、今回は揚げずにバターでソテーしました。
あっさりと、でも食べごたえ十分なデザートの完成。シナモンパウダーをふりかけていただきます。
◎本日のメニュー◎
○ナシゴレン:オイスターソース、スウィートチリソース、ケチャップを使って野菜たっぷり簡単ナシゴレン!
○サテ:ココナッツミルクやカレー粉が入った調味液に鶏肉を漬けこみ、香ばしく焼き上げました。
○テンペ:日本の大豆発酵食品である、納豆を使った即席テンペです。
○ダブダブソース:くり抜いた茄子の中に色とりどりの野菜を使ったソースを入れて彩り鮮やかに仕上げました。
○スパイシー炒め:ズッキーニと人参を数種類のスパイスで炒めました。
○ガドガド:ピーナッツバターを使った甘くないガドガドソースを野菜につけていただきます。
○ベジラーメン:にんにく、ねぎ、生姜、しいたけの風味でいただく少し優しい味のもやしラーメンです。
○バナナソテー:バナナをバターでソテーしたものに低カロリーアイスとミントを添えて。
計570kcal
タンパク質21.4g、脂質18.2g、炭水化物84.7g(糖質74.2g、食物繊維10.5g)、塩分2.3g
※メニューご希望の方は倉敷生活習慣病センター受付にてお訊ね下さい。
糖尿病療養指導士 S.N.
①運動麻痺で動かない足でも、脳から少しでも「足よ動け!」という信号(生体電位信号)が出現していれば、その微弱な信号を感知、増幅し、足に装着したロボットが関節運動を助け、立つ・歩くことが運動として実現する。②信号が出ていなくとも、ロボット自体が歩行のリズムで動き、足の運動ができない場合でもロボットを装着し歩行練習をすることで、その繰り返しにより脳から歩行に必要な信号を発現させるきっかけを作る。
ロボットスーツHAL®(Hybrid Assistive Limb)は脳卒中や脊髄損傷など、運動麻痺がある患者さんに前記のような2つのシステムで立位、歩行練習が可能となるロボット機器です。
平成26年度より当院理学療法科で使用しておりますが、今年度よりバージョンアップし、新型機体となりました。最も特徴的な違いは、信号を検知する感度が非常に高くなった、つまり、旧型では拾えなかった微弱な信号も捉える事が出来るようになったことです。
HALを使用した練習では、歩行速度が向上する、立位、歩行練習を通じ運動学習を促進するなどの効果があります。
実際装着した患者さんからは、「歩く感覚が良く分かる」「こんな早さで歩いたのは、病気になってから初めて」などの反応があります。リハビリテーション機器も多様化し、ロボティクスの技術が現場に浸透してきていますが、最新の技術を患者さんに提供し、機能改善、満足度の高い治療に寄与できる体制を継続していきます。
リハビリセンター副センター長 T
倉敷老健では2月から歩行練習器「Honda歩行アシスト」を導入して、機械を使った歩行練習や歩行評価を行っています。
高齢者の場合、「歩行アシスト」による歩行練習を行っただけでは十分な効果は得られません。まずは、その方の身体機能が十分に発揮できるよう、皮膚や筋肉を動きやすくほぐしたり、筋力強化を図りバランス機能を高められたりできるような身体のメンテナンスが必要です。
倉敷老健では従来の身体機能訓練と併用して、歩行練習の最終調整に活用しています。今回は5月18日に法人外の居宅介護事業所を対象に行った、「第1回 歩行アシスト体験会」の様子について報告します。
始めに倉敷老健でのリハビリについて紹介しました。
倉敷老健の特徴の一つには、リハビリ職員が入所と通所リハビリの兼務という施設が多い中で、常勤で専従の体制をとっているということです。また、身体機能面だけでなく生活面での情報を活かし多職種連携できる環境は強みとなっており、在宅からもリハビリ目的で入所が可能であることを説明しました。すると、「知らなかった」という方もおりPRにもなりました。
実際の体験会の場面になると、初めは体験希望者の手がほとんど挙がらず焦ってしまいました。恥ずかしさや遠慮があったようす。数名に体験してもらった後は次々と体験希望者が続きほっとしました。
第1回目の体験会開催で緊張しましたが、歩行アシストに関する質問だけでなく入所に関するご相談も頂き有意義な時間を過ごす事ができました。今後も、地域包括ケアシステムの中核としての役割が果たせるように頑張ります。
K.D
庭先で色鮮やかなあじさいの花を見かける季節になりました。
今日は訪問看護が発行している広報誌「ひまわり」についてのお知らせです。
ひまわりは1月と7月の年2回発行しており、まもなく7月号の発行になります。
毎回、その時期に気をつけることや訪問看護ステーションを知っていただく内容でテーマを決めており、好評を頂いています。
7月号の内容は
1.訪問看護の利用者、介護者から学ぶ「私の健康法」
2.脳トレ
3.新入職員紹介 を予定しています。
訪問看護をご利用の方を中心に配布しておりますが全仁会のホームページからヘイセイ訪問看護ステーションのコーナーを見ていただくと過去のひまわりもご覧になれますので、ぜひチェックして下さい。
第16号(2017、1月)肩こり予防のワンポイント、職員紹介
第15号(2016、7月)防災準備
第14号(2016、1月)誤飲、異食時の対応、スタッフの1日
第13号(2015、7月)夏場の疑問(食欲低下、脱水など)
第12号(2015、1月)楽する介護術
第11号(2014、7月)口腔ケア
第10号(2014、1月)便秘について
第09号(2013、7月)熱中症の予防
第08号(2013、1月)ヒートショックに気をつけて、ノロウィルスに感染した時の対処方法
訪問看護 T
先日、こんな記事を目にしました「カフェイン中毒、5年で101人搬送 若者中心に乱用?」
「カフェインを多く含んだ眠気防止の薬や清涼飲料による中毒で、2011年度からの5年間に少なくとも101人が病院に運ばれ、うち3人は死亡したことが、日本中毒学会の実態調査でわかった」というものです。「カフェイン」は医療用医薬品でもあり、「眠気、倦怠感、血管拡張性及び脳圧亢進性頭痛(片頭痛、高血圧性頭痛、カフェイン禁断性頭痛など)」で、医師が治療上必要と判断した場合に処方されます。
「カフェイン」は、アデノシンA1とA2A受容体の働きをブロックすることで脳神経系の覚醒を引き起こします。ノルアドレナリンが増えて血管を収縮させるので、脳の拡張に伴って生じる片頭痛などを改善する作用があります。SNRIや三環系抗うつ薬などと似た鎮痛メカニズムも考えられます。その他、心臓の収縮力を高める作用や、利尿作用もあります。「カフェイン」には、弱いながらも依存性があるので、摂取は適度にとどめなければなりません。
カフェイン入り製品を摂取している一番の理由は、「眠気が取れて覚醒があがる」で、夜勤や長時間労働などに眠気を防ぐ目的で購入されているケースが多いそうです。日本食品標準成分表では、100mLあたり、コーヒーには60mg、紅茶には30mg、抹茶には20mgのカフェインが含まれるそうです。最近はカフェインの入った清涼飲料「エナジードリンク」が若者によく売れており、「強強打破」、「メガシャキ」、「レッドブル」、「モンスターエナジー」などでは1本あたり80~150mgのカフェインが含まれます。「ファイト一発!」でお馴染みの「リポビタンD」にも1本あたり50mgの無水カフェインが含まれます。必要時に適量を摂取するのは問題ありませんが、強い効果を求めて複数本を短時間に摂取すると中毒につながります。カフェインの中毒量には諸説ありますが、短時間に250mg以上の摂取で焦燥感、神経過敏、興奮、不眠、顔面紅潮、悪心、頻尿、頻脈などの症状から現れ、高用量になるほど強い中毒症状が現れ、重篤なケースでは死に至る危険性があるとのことです。
これから夏休みを迎え、ドライブで遠出をしたり、帰省で渋滞に巻き込まれたり、眠気を抑えるためにカフェインが含まれた製品を使用するケースが増えるかもしれません。過労にならないよう適度な休息と睡眠を確保し、カフェインや医薬品に依存しない睡眠リズムを形成することが大切です。
薬剤部 いっちー