早いもので、もう年度末の3月がやってきてしまいました。
今年度を振り返ると、新型コロナウイルスに翻弄された1年となりました。
行事会の縮小や外出の制限、ユニット移動の制限、面会の制限など、ご入居の皆さまには制限だらけの生活になってしまいました。
ご家族様にも施設内での感染対策にご理解・ご協力をいただきました。
現在も施設内の感染対策は継続しておりますが、気候も良くなり県内の感染状況も少し落ち着いてきたようなので、久しぶりのドライブに出掛けました。
ちょうど倉敷川沿いに河津桜がきれいに咲いており、車内から花見を楽しみました。
『久しぶりに外に出るなぁ』
『もう桜の時期なんじゃなぁ!』
『みてごらん。きれいに咲いとるでぇ』など会話もはずみました。
ご入居者様の明るい笑顔を見ることができ、一緒に出掛けた職員も元気をもらい、外に出掛けることの大切さを再認識しました。
年々ご入居の皆さまはお年を重ねられ、徐々に足が上がらなくなってきたり、膝や腰が痛く何をするにもめんどくさく動きたくなくなってきているように感じます。
しかし、『桜を見に行きましょう!』の声掛けに対しての反応は良く、ハイエースの階段をササッと手すりを使いながら上がったり、車内で車椅子から座席に文句を言われることなく座り変えて下さいました。
何も目的のない運動はしぶしぶですが、楽しい目的がある時の動きは素早いものです。(目的って大切だなぁ)と痛感します。
来年度も制限のない生活は難しいとは思いますが、その中でも楽しみを提供していけるように職員一丸となって取り組んでいきたいと思います。
ピースガーデン倉敷 特養 機能訓練指導員(OT副主任) M


ワクチンが入荷され次第、速やかな接種が求められており、それに対応すべく、院内の対策委員会が中心となり準備を進めてまいりました。
が在籍しています。その中で私は作業療法士として業務にあたっています。作業療法士はその名の通り利用者様が大切にしている「作業」を行うために必要な能力や技能を獲得、維持していくためのリハビリを行うのが主な役割です。作業とは、身の回りの動作や家事、仕事、趣味活動など幅広い意味で用いられています。
日も多く、まだまだ防寒対策も忘れてはならないなと感じます。これから暖かくなっていくようですが、体調管理には気を付けてくださいね。
日差しに春の訪れを感じる頃となりました。県内各地でも梅が見頃となっているようです。コロナ禍で外出自粛が続いていますが、ぽかぽか陽気の日に密を避けて散歩に出かけるのもいい気分転換になりそうです。
私もつい最近春を感じることがありました。毎月定期的にご利用をされている方がいらっしゃいます。多くは、筋力増強・基本動作・歩行・神経筋再教育など屋内での訓練を希望される方が多いのですが、なかには、ご本人・ご家族の方が屋外歩行訓練を希望される方もいらっしゃいます。