呼吸療法認定士は、呼吸に関わる疾患や治療に対して専門的な知識と技能を持つ医療専門職です。
人工呼吸器管理、酸素療法、気道管理、呼吸リハビリテーションなど幅広い領域をカバーし、患者の呼吸状態を安全かつ効果的にサポートします1)。
近年は病院だけでなく、在宅医療におけるニーズも高まっています。
この資格は医師・看護師・臨床工学技士(CE)などの医療従事者が取得でき、全国で約66,000人、岡山県では約1,100人が認定されています2)。
呼吸療法認定士は呼吸管理の質向上やチーム医療の推進に大きく貢献しており、特に集中治療室(ICU)、救急、手術室、在宅医療など呼吸管理が重要となる現場で高い専門性を発揮しています。
私は前職で集中治療室に勤務し、小児から成人まで幅広い呼吸療法に携わってきました。
より専門的な知識を身につけるため、2011年に認定試験を受験しました。
当時を振り返ると、東日本大震災による計画停電が続く中、8月に東京で丸2日間の講義を受講し、11月には早稲田大学で試験を受けて合格し、2012年より呼吸療法認定士として活動しています。
2016年からは当院に勤務し、主に人工呼吸器の保守管理、診療支援、院内勉強会の講師などを担当しています。
当院では人工呼吸器が稼働する機会が多くないため、呼吸療法認定士の資格を持つCEの存在は貴重です。
今年が3度目の更新となりますが、すでに更新に必要な単位を取得しており、4月からの更新手続きに向けて準備を進めています。
今後も呼吸療法認定士として、呼吸管理に関する専門的な知識を十分に活かしていきたいと考えています。
臨床工学科 主任 T
【参考文献】
1)公益財団法人医療機器センター(2026)3学会合同呼吸療法認定士https://www.jaame.or.jp/iryo/kokyu/apply/landing/(2026年3月17日)
2)公益財団法人医療機器センター(2026)医療従事者向け講習会・試験https://www.jaame.or.jp/iryo/kokyu/(2026年3月17日)





















