7月18日(木)に倉敷在宅総合ケアセンター4階多目的ホールにて褥瘡対策委員会・フットケア委員会による上半期合同勉強会を開催し、102名の方がご参加くださいました。
前半は、毎月第3木曜日に外来で診察していただいている笠岡第一病院血管外科診療部長の松前大先生より「血管内治療時代の下肢閉塞性動脈硬化症、下肢静脈瘤の治療」についてご講義いただきました。
松前先生はバイパスとカテーテルの二刀流で血管内治療をされており、先生が今までに治療された症例を、治療前後の写真や動画でわかりやすく示してくださいました。血行再建に成功すれば、潰瘍や壊疽などがあっても治すことができるということをご説明下さいました。また、下肢静脈瘤のストリッピング術と血管内レーザー焼灼術のオペの映像を見せていただき、実際にどのようにして治療しているのかがわかりました。
後半は、褥瘡対策委員の看護師・理学療法士の方より「身近なもので誰でもできるポジショニング~マットレスの種類と選び方~」について講義していただきました。
当院で使用している5つのマットレスの特徴や選び方について説明していただきました。そして、クッションや布団を使ってのポジショニングを実演していただき、円背や拘縮がある方などに対してどの種類のクッションをどのように使用したら良いかということを学ぶことができました。今回の勉強会で学んだ事を日々の業務に役立てていきたいと思います。
褥瘡対策委員会(臨床検査部) N