3月17日(火)13時20分~FMくらしき『おまかせラジオ』「おまかせピックアップ」のコーナーに当院リハビリテーションセンター 副センター長(理学療法課長)津田陽一郎が出演しました。
平成最悪の水害と言われた2018年6月の西日本豪雨水害から1年9か月。被災者の中には高齢の方も多く、皆さん非常に大変な思いで元の生活に戻ろう(rehabilitate)とされています。そんな災害時におけるリハビリテーションの役割について、岡山理学療法士会常任理事でもある津田副センター長からお話いたしました。
「避難所や仮設住宅など、それまでの日常生活と異なる環境での生活を余儀なくされる災害時では、運動機能の支援だけでなく、ストレスによる精神疾患の予防や治療、嚥下機能や口腔ケアの支援、また手すりの増設や簡易洋式トイレの導入などの環境整備も災害リハビリテーションの一環です。災害直後には深部静脈血栓症、いわゆるエコノミー症候群や、おにぎりやインスタント食品など塩分の高い食事が続くことで血圧が上昇し、脳出血や心筋梗塞などを誘発することがあります。また、特に高齢者の方や体の不自由な方は、他者に迷惑をかけまいと自分で活動を制限してしまい、寝たままになって筋力が低下してしまう、持病が悪化するなど生活不活発病を発症される方もおられます。
こうした方々・環境を支援・整備するため、大規模災害リハビリテーション支援団体協議会(JRAT)が活動しています。大規模な災害時にはその地域のリハビリ専門職だけでは対応しきれないため、県からの要請を受けて被災地以外からリハビリ専門職を支援を行う仕組みです。最終的にはJRATから地域のリハ支援団体、地域の医療・介護に役割を戻していくことが大切です。
災害時に個人で出来る支援がありますかという質問については、普段の体作りをご案内します。心の余裕にも繋がりますので、いざという時に少しでも自身で身動きがとれるように、自分への支援と思って日常的に運動をして筋力をつける、落とさないことを心がけていただきたいと思います。」
FMくらしきパーソナリティーの小橋様に熱心にお話を聞いていただき、リスナーの皆さんにも災害時のリハビリテーション専門職の活動について深くご理解いただけたことと思います。貴重なお時間をありがとうございました。
秘書・広報課N




2 月も残すところ 4 日となり、外も少しずつ冬から春の陽気に変わりつつあります。
年が明け、皆様いかがお過ごしでしょうか。そして、皆さんの今年の目標は何ですか?私の今年の目標は「公認心理師」取得です!皆様は「公認心理師」をご存じですか?
講義の内容としては、「基本動作における体幹機能評価と基礎ハンドリング」をテーマに起き上がりや立ち上がり、歩行、上肢機能に対しての基礎知識、評価法、ハンドリングを丁寧に指導していただきました。そして、患者様にもご協力していただき、弓岡先生による治療デモンストレーションを見学させていただきました。目の前で患者様の歩行の様子が徐々に変化していく様子を見てとても感動しました。患者様本人も感激しており、涙を流す様子もありました。
また、県内外からたくさんの先生方が参加されており、一緒に実技の練習をさせていただきました。直接、弓岡先生に質問をさせていただいたり、アドバイスをもらうことのできる大変有意義な勉強会になりました。
リハビリテーション部 A
・言葉が浮かばない(喚語困難)
この事業を通して、有資格者の養成はもちろんのこと、失語症の認知度向上に努めています。正しい接し方等、失語症に理解を持った方を一人でも多く増やすことが出来れば、失語症やその家族にとって有意味なものになると考えています。
10月27日(日)倉敷南小学校体育館にて「第12回くらしきみなみ文化祭」が開催されました。会場では地域の方の力作が並ぶ作品展示コーナーや、科学実験、漫才など多くの方が楽しめる内容となっていました。
体脂肪、筋肉量の測定は体の部位別で行えます。その結果を参考に身体のどこを特に意識して運動をすれば良いか、などのアドバイスを個別にさせて頂きました。




