「ストレス太り」という言葉をよく聞きますが、ストレスでなぜ太ってしまうのでしょうか?
ストレスを感じると、ストレスホルモンと呼ばれる「コルチゾール」が分泌されます。コルチゾールは闘争・逃走反応と呼ばれるホルモンで、身体活動を活発にするために体内に蓄えられていた糖をエネルギーとして利用する働きがあります。現代では、家庭や職場での問題や睡眠不足などの「慢性的なストレス」が多いので、コルチゾールは大量に分泌され、血糖値が上昇します。一方で糖が必要なほど身体活動を行うことはありません。血液中の糖が増えると肥満ホルモンと呼ばれる「インスリン」の分泌が促進されます。インスリンは糖を肝臓・筋肉の細胞内に取り込んで血糖値を下げる働きがありますが、貯蔵量を超えた糖は脂肪細胞に蓄えられ、肥満を引き起こしてしまいます。また、血糖値が急激に上昇するとインスリンは過剰に分泌されるので、血糖値が急に下がり空腹感が刺激されます。そのため、ストレスを受けると血糖値を上げようとする働きから、甘い炭水化物が無性に欲しくなってしまうのです。睡眠不足の時も同じようなことが起こります。
ストレスを軽減するには「運動」と「睡眠」が重要になります。活動的になることがストレスの緩
和につながることは、数々の研究で証明されています。定期的に運動することが大切で、週に2回以上運動している人はストレスや不安とほぼ無縁と言われています。ランニングなどの有酸素運動を20分ほど、もしくは散歩に出かけるだけでもストレスを抑える効果は望めるとのことです。
睡眠不足も慢性的なストレスのもとです。日本人の平均睡眠時間は減り続けていて最近では30~64歳の成人の30%以上が、睡眠時間6時間未満となっているそうです。7時間以上の睡眠時間と、完全に暗くして寝て朝は太陽の光を浴びる、寝る前には食事をしたりスマホを触らないなど身体も脳もしっかり休息できる質のいい睡眠を心がけることができればストレスを軽減できると言われています。
コロナ禍で不要不急の外出はあまりできず運動不足になりストレスが溜まっていき「コロナ太り」という言葉も出てきています。まだ日中の暑さは続きそうですが、定期的な運動と質の良い睡眠でストレス太り、コロナ太りを予防しましょう。
参考:厚生労働省e-ヘルスネット
管理栄養士M.S

勉強会後には、「自分の便の状態を確認したことがなかったから今後は気をつけてみよう。」、「しっかり水分を摂るようにしないといけないな。」と感想をいただいたり、排便しやすい姿勢について確認をされたりと、興味を持っていただけました。
もう何か月も新型コロナウイルス感染症のニュースを見ない日はありません。感染しているかを調べる検査としては、テレビなどでもよく聞くPCR検査がありますが、他にどんな検査があるのか紹介したいと思います。
連日、猛暑が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?
今年も例年以上に残暑🎐厳しく、皆さまにおかれましてはいかがお過ごしでしょうか?
岡山県老人保健施設協会が老人保健施設職員相互派遣事業〈支え合い〉システムを創設することになり、派遣職員として登録する為に、8月17日、研修会に参加してきました。この〈支え合い〉システムは、老人保健施設でクラスターが発生した場合、職員が感染して人手が不足する事も考え他の施設から職員を派遣する支援制度です。

止、例年とは違う日々となってしまい、ご入居の皆様は、生活の中での「楽しみ」がなく毎日が退屈そうです。
第1部『お誕生会』、7月生まれ5名、8月生まれ6名の方々がご参加くださり、ご紹介とミニ花束を贈り、大きな拍手でお祝いさせていただきました。
~世直し侍の世直し旅~』です。久しぶりのイベント、皆様も感染症対策を意識しながら「楽しみね!」、「誰がでてくるのかなぁ」など、ひそひそ小声での会話、今か今かと心待ちにされ、ナレーションが始まると割れんばかりの大きな拍手と共に開演です。
感染対策をしながらの開催でしたが、ご入居の皆様のマスク下の笑顔が、とても素敵に輝いていました。「楽しかったよ!」、「久しぶりに笑った!」、「また、楽しいこと企画してね。」などの声が届き、職員のマスク下も笑顔がこぼれます。
1日の始まりの朝の体操も日課となり、規則正しい生活を送ることができています。