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ショートステイ 107歳の誕生日会

10月になり緊急事態宣言・まん延防止等重点措置が全国で解除されました。
しかし、岡山県でのコロナ感染者は0にはいたっていません。
また、昼夜の寒暖差も大きく体調を崩しやすい季節になったので皆さん気をつけてくださいね。

さて、ケアセンターショートステイ9月の行事では「敬老会・9月の誕生日者の誕生日会」をしました。コロナ禍のため大々的に開催できないなか職員によるギターコンサートをしました。ギターの演奏に合わせて皆さん笑顔で大きな声を出し、歌ってくださいました。

ケアセンターショートステイでは、その月誕生日者の方には手作りの誕生日カードをお渡ししています。行事参加者全員で誕生日の歌を歌ってお祝いもしました。

ちなみにケアセンターショートステイでは、10月で107歳になられたご利用者様が最高齢です☆その他にもあと2、3年のうちに100歳を迎えられる方も数名・・・。

これからも元気で長生きしてください!!

ケアセンターショートステイ R.K.

通所リハビリ ユニット1でのリハビリ紹介

皆さんこんにちは。10月に入り木々の葉も鮮やかに色づいてきました。食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋、、、。皆さんはどんな秋をお過ごしですか?

今日は、ユニット1で行われているリハビリについてご紹介していきます。ユニット1では、怪我や病気により日常的にサポートが必要ですが、移動が自立で行える方を対象としています。生活や活動の獲得と拡大を目的に、個別リハビリテーションや住宅環境の調整を行い、在宅生活を支援します。

ユニット1で過ごされるご利用の方には、マシンを使用した上肢と下肢の筋力強化や可動域訓練、全身耐久性の向上を図る運動を実施していただきます。また、個別リハビリとして応用動作訓練や日常生活動作訓練、歩行訓練なども行っています。

ご利用の方が安全で快適な在宅生活を送れるように、それぞれの身体機能に合わせたリハビリを担当リハビリスタッフが行います。ご自宅でのご様子を定期的にお聞きし、住宅改修や福祉用具を使用する必要性があれば評価や提案もさせていただきます。また、通所利用日以外の日も運動を行えるように自主トレーニングメニューの作成とレクチャーも行っています。

ユニット1では、無理なく継続した運動が行えるようにサポートさせていただきます。周りのご利用の方やスタッフと楽しく会話をしながら運動を行い、身体機能の維持と向上を図っていければと思います。今後も、新型コロナウイルス感染防止対策をしっかりと行いながら対応させていただきます。マスクを外して皆さまの笑顔が見れる日が来ることを願いながら、取り組みを続けさせていただきます。

倉敷老健通所リハビリテーション 理学療法士K

足を守るために~糖尿病療養指導士より~

カテゴリー: 糖尿病療養指導士 | 投稿日: | 投稿者:

糖尿病の合併症の中に神経障害があります。神経障害が発症すると、足にしびれ感があったり、感覚が分からず痛みや熱さ・冷たさを感じにくくなります。そのため気付かないうちに足に傷ができ、潰瘍につながる場合があります。足潰瘍の予防は、普段の血糖コントロールやフットケアが中心になります。

伸びた爪は怪我につながるため、こまめに手入れをしましょう。爪切りは、ニッパーや爪やすりで「スクエアオフ」に整えるのが正しい切り方です(図)。

硬くて切りにくい爪は、無理に自分で切らずに家族や医療機関で処置してもらいましょう。深爪には注意しましょう。

<靴の選びかた>
靴が足にあっていないと、靴ずれの原因や、蒸れやすい材質だと、みず虫ができやすくなります。
★ポイント
●つま先がゆったりした、足全体にフィットするものを選ぶ
●ウォーキングタイプや靴底にクッションのあるものがよい
●靴を履く前に小石など異物が入っていないかを確認する
●一日の中で最も足が大きくなる夕方に選ぶ
●新しい靴は長時間履かずに徐々に慣らす

<靴下の選びかた>
ケガの防止のため、素足を避け、靴下を必ず履くようにしましょう。
★ポイント
●綿やウールなど通気性のよいものを選ぶ
●サイズのあったもの、足を締めつけ過ぎないものを履く
●出血に気付きやすい白色のもの
●毎日履き換えて清潔を保つ
●ぬれたときは早めに履き換える

何かおかしいと思ったら、医療機関を早めに受診して頂くことが、足を守るためには重要です。

当院にはフットケア外来があります。糖尿病の方はもちろん、糖尿病や爪の保険対象病名のない方、巻き爪や爪が厚くて切れない方、痛みのある方、自分で爪を切ることが難しい方、ウオノメやタコがある、足裏がガサガサして気になる方、など悩んでいる方を対象にフットケア研修を受けた看護師が専門的に処置を行っています。

予約制:月(午後)・木(午前・午後)、相談も承っています。お気軽にどうぞ。

糖尿病療養指導士 看護師 T

「フレイル」を知ってしっかり予防!!

皆さんは「フレイル」をご存知でしょうか。フレイルとは、「加齢により心身が老い衰えた状態」と言われています。

日常生活を送るのにほぼ十分な体の機能を持っているにも関わらず、加齢をはじめ、不活発な日常生活、合併する病気、低栄養、社会参加の欠如などによって、容易に要介護状態に陥りやすくなっている状態を指します。

フレイルになると、死亡率の上昇や身体機能の低下が起こると言われています。また、病気にかかりやすくなったり、入院を繰り返すようになったりと、抵抗力が低下した状態になってしまいます。

ですから介護予防においては、いかにこの「フレイル」のリスクを減らすかがとても重要となります。

フレイルは適切な対応をすることができれば、健常に近い状態へ改善することができますし、要介護状態に至るリスクを減らすことができます。

フレイルは①体重減少、②筋力低下、③倦怠感、④歩行速度の低下、⑤身体活動の低下のうち、いくつに該当するかを確認し判定します。

実際に日頃の生活で感じていることは、もしかするとフレイルのサインとなっている可能性がありますので、「最近食欲がなく体重が減った。」「スムーズに歩けんようになった。」「最近買い物に行く機会が減った。」という方は要注意です。

ではフレイル予防のためには何が必要なのでしょうか。特に重要なのは「習慣的な運動」です。運動の習慣がつくと、筋力向上だけではなく体力も向上することが期待できます。さらに一日のエネルギー消費量も増え、食欲増進(体重改善)という好循環に繋がります。皆さんにもぜひ運動習慣を意識して日々を過ごしていただければと思います。

倉敷平成病院予防リハビリでは、リハビリ職員による運動指導や、介護職員による集団プログラムを通して、皆様の運動習慣の定着やフレイル予防を支援しております。予防リハビリでは随時見学も受け入れておりますので、ご興味がある方はお気軽にご連絡ください。

予防リハビリ 理学療法士 S
◎ お問合せ◎社会医療法人 全仁会 倉敷平成病院通所リハビリテーション(予防リハビリ)TEL:086-427-1128(相談担当 大段) ※営業時間9:00 ~ 17:00

第113回 糖尿病料理教室

カテゴリー: 糖尿病療養指導士 | 投稿日: | 投稿者:

10月2日(土)倉敷生活習慣病センターにおいて「第113回糖尿病料理教室」を開催しました。「秋風邪対策 肺を潤す食事」と題して肺にいいとされる白い食材を中心に使用し漢方の食養生を取り入れた秋らしいメニューにしました。食事の前に陰陽五行説についてお話しました。身体は自然界と同じで各臓器が連携を取り合って健康を維持しています。ひとつの臓器だけを見るのではなく体全体を見ることが大切です。症状に合わせた食材の取り入れ方も勉強になったと思います。

次回は12月4日(土)開催予定です。皆様の参加をお待ちしております。

【デザートタイム】
白玉の代わりに、こんにゃくを使ってカロリーダウン!落花生の香りが楽しめるデザートです。

【本日のメニュー】
はと麦ご飯・・・3分づきのお米に、はと麦を混ぜて玄米モードでふっくら炊き上げました。ゴマ塩をかけるのがポイント。
○レンコンと豆腐のハンバーグ・・・白い食材としてレンコン、豆腐、長ねぎを使い、付け合わせのサラダは今が旬の梨をすりおろしたドレッシングにしました。
○海藻と野菜たっぷりサラダ・・・食感の楽しい白木耳と炒って香ばしくなった松の実がアクセント。ドレッシングには豆板醬を使いピリ辛の味付けにしました。
○大根みぞれスープ・・・大根おろしを入れて塩麴で味付けしました。生姜も入っているので体も温まります。
○落花生おしるこ・・・落花生で作ったペーストを牛乳で伸ばし白いお汁粉に。

計522kcal

※メニューご希望の方は倉敷生活習慣病センター受付にてお訊ね下さい。

デイサービスドリームの熱い夏!

カテゴリー: デイサービスドリーム | 投稿日: | 投稿者:

今年の夏は、TOKYO 2020オリンピック・パラリンピックで盛り上がり、熱い夏になりましたね。デイサービスドリームでも、9月11日(土)に『第1回デイリンピック』が開催されました。

開会のあいさつのあと、まずは、真庭市が制作した岡山弁バージョンのラジオ体操です。「はじめは背伸びの運動じゃけぇな。いくでぇ。・・・あしゅう(足)をしっかり曲げ伸ばしてぇ。・・・えぇで。えぇで。その調子じゃ。・・・こんだぁ(今度は)からだぁねじる(体をねじる)運動じゃが!・・・すんだで(終わったよ)」と、しっかり体をほぐします。(この岡山弁ラジオ体操が気になった方は検索してみて下さい。面白いですよ)

デイリンピックの競技種目は、『ボッチャ』と『ゴールボール』です。どちらもパラリンピックの正式種目ですが、みなさんご存知ですか? 正式なルールでは難しいため、デイサービス独自のルールを決めて、道具も職員お手製で、2チームに分かれての対抗戦で行いました。

『ボッチャ』
新聞紙を丸めて作ったボールを使います。1人3球ずつ投げて、ジャックボール(的となる球)に一番近づいたチームの勝利です。今まで何度かレクリエーションでもしているので、みなさん慣れたもの!? 上手に目標球の近くに投げられたと喜んでいても、気づけば誰かが自分のボールを弾いてジャックボールから遠ざかっているではありませんか! ジャックボールと自分の投げた球から目が離せません。椅子に座っていても、思わず、お尻が浮いて前のめりになってしまいます。白熱した戦いの末、勝利したのはどちらのチームでしょうか。

『ゴールボール』
正式種目ではハンディを公平にするため、選手は全員アイマスクを着用していますが、デイリンピックではゴールキーパーは立てず、ボールを投げる選手はタオルで目隠しをしてゴールに入れます。しっかりゴールの位置を見定めて、目隠しをして、いざ投球! あんなにゴールの位置を確認していたのに、目隠しをして投げると、ボールは無情にもまるでゴールを避けるかのように横に反れていくのでした。なかなかうまくいかない中、みごとにゴールに入れる方もおられ、味方も敵も拍手喝采! そして、ご本人は得意顔! この競技はどちらのチームが勝利したのでしょうか。

オリンピック・パラリンピックの応援に続き、皆さんも熱戦を繰り広げられました。
デイサービスドリームの熱い夏でした!

デイサービスドリーム Y

栄養科通信Vol.170「フードファディズム」

カテゴリー: 栄養科 | 投稿日: | 投稿者:

フードファディズムという言葉をご存知ですか?
フードファディズムとは、食べものや栄養が健康に与える影響を過大に信じたり評価することを指します。テレビやマスコミ・書籍・雑誌に書かれている「この食品を摂取すると健康になる」「この食品を口にすると病気になる」などの情報が過大に宣伝され、その結果バランスを欠いた偏執的で異常な食行動をとることで様々な弊害を引き起こすようになり、問題視されるようになりました。

特に現代では、食べものが「おいしさ」や「価格」だけでなく、「健康的かどうか」という点からも評価されるようになり、特定の食べもののブームが定期的に発生するなど、フードファディズムは社会的に影響を持つようになっています。

最近では、2020年に「納豆が新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に有効」という噂から、納豆の買い占めが発生し、一時品薄になりました。(※納豆が新型コロナウイルス感染症に直接有効であるという根拠はないとされています。)このように、特定の食品ブームに対応するため増産に追われたメーカーや農家は、翌年は一層の需要増加に対応するため、その食品を増産しますがブームが終わって売れなくなると、最悪の場合経営難にも繋がる場合があるそうです。それだけでなく、大量生産された野菜は廃棄野菜となる可能性が高く、食品メーカーが製造した食品は在庫過多となり廃棄され、フードロス(食品ロス)に繋がります。

健康に良いからという情報だけで、偏食的に同じ食品を摂り続けるのはやめましょう。本当に自分が必要とする情報を取捨選択し、生活に活かすことが大切です。気になることや分からないことがあれば、当院の管理栄養士が相談にのります。情報を上手く活用して賢い消費者になりましょう。

管理栄養士 MS

ある日の診察室から

カテゴリー: 認知症疾患医療センター | 投稿日: | 投稿者:

ちょっとなんだかいつもと様子が違う....

Oさん:(マジメな感じで)先生こんにちは

W:こんにちは! 今日はなんだか違うねえ...

Oさん:...

W:どうしたの

Oさん:....

ご家族:今日は朝から変なんですよ

W:あらまあ,どうしたんかなあ

Oさん:私は,もおええと思ってるんじゃ

W:もおええって,なんじゃろ?

Oさん:この世

W:この世?

Oさん:(マスクを外そうとしながら)先生

ご家族:もう,マスクとっちゃダメでしょう!

Oさん:...(マスクを外すのをやめる.表情は冴えない.)

W:そういえば,今日は眉毛も描いてないし,チラッと見えたけどいつもの口紅がないねえ.

Oさん:もおええんじゃ

W:あらまあ

ご家族:最近すぐカッとなって怒りっぽいんですよ

Oさん:叱られてばっかりじゃ.通いに行ってもなんもできん.

W:通いって,デイサービスのことかな?

Oさん:.....

W:あ〜〜,確かに大好きなカラオケできんかもねえ.

Oさん:.....

W:う〜〜ん,コロナ のせいかなあ.

Oさん:コロナ ってなんじゃ

W:あのテレビでもやってる流行り病のこと

Oさん:ああ,あれな

W:もうちょっとの辛抱かもなあ...

Oさん:私の人生,辛抱ばっかりじゃ.この年になって,また辛抱.

W:この年って,お幾つになったんじゃっけ.

Oさん:83じゃ

ご家族:お母さん,86歳よ!

Oさん:もおええが!

W:あらあら,ごめんよ.女性に年齢尋ねるなんて失礼じゃったねえ.

Oさん:先生が謝らんでええよ

W:おうちでもなんか楽しみがあるといいんだけどなあ

Oさん:なんもない

W:お家でも歌を歌ったり

Oさん:家なんかで歌えるもんか

W:演歌が好きなの?

Oさん:演歌も好きだよ

W:へー,そんじゃここで一曲歌ってよ〜

Oさん:また,先生が変なこと言う.ここは病院じゃが

W:マスクをしたままで小さめの声なら大丈夫だよ〜(しばらく手拍子の真似をする)

Oさん:(考え込んで)また〜〜,(ちょっとだけ笑顔で)ほんなら一節だけな

W:お〜〜〜(看護師さんと一緒に拍手をする)

Oさん:♫♫♩♫♩🎶(小さめの声で歌う)

W:お〜〜〜(看護師さんと一緒に拍手をする),上手じゃが!

Oさん:先生も上手言うなあ

W:歌うと,気分もいいし,悩みも吹っ飛ぶねえ

Oさん:今はもう,「歌を忘れたカナリア」じゃ

W:あっ,それももう一曲歌っとこおうか

Oさん:また,先生が〜〜

W:マイクがなくても,マスクをしとっても,小さな声でも,歌を口ずさむのはいいよ!家でもできるはずなんじゃけどなあ

Oさん:そうするかなあ...叱られたりせんかなあ

W:大丈夫,大丈夫(ご家族にも視線を向ける).実は僕は時々雨戸を閉めて大きな声で歌うよ!

Oさん:うちに雨戸はねえ

W:そんじゃやっぱり,小さめの声で口ずさもうよ

Oさん:そうするかな

W:「もおええんじゃっ」ていってたけど,歌があれば大丈夫だね

Oさん:でも,未練も何にもないよ.いつ逝ってもいいよ

W:それでもその時まで「歌を忘れぬ」カナリアでいきましょうよ

Oさん:そうじゃな.先生ありがとうな

W:こちらこそありがとうね.ついでにこちらさんにも(ご家族の方に目線を送りながら)「ありがとう」なんじゃけどなあ

Oさん:それがなかなか言えんのよ

W:「ありがとう」はこの世でしか言えないらしいよ

Oさん:そうじゃなあ

W:「ぷんぷんババア」より「ありがとババア」の方が100万倍いいよ〜

Oさん:先生,ババアはひどいなあ.でも,そうならんとな

W:そうしましょう

Oさん:長い時間,ごめんな.先生,また来るわ

W:是非是非

 

コロナで楽しみや生活の潤いが少なくなるのは,老若男女辛いものです.
認知症の発症や進行予防に重要な,運動・栄養・交流のうち,「交流」が減っています.
3密(密閉,密集,密接)は,避けなければなりませんが,なんとかいい意味での「密」である「親密」は保ちたいものですね.

脳神経内科部長・認知症疾患医療センター長 涌谷陽介

子供の手術を通して

カテゴリー: 臨床検査部 | 投稿日: | 投稿者:

少し肌寒くなってきた今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。

私事にはなりますが、数ヶ月前、我が家では子供が鼻の骨を折るという事故が起き、当院の形成外科で診てもらった結果、手術をすることになりました。手術はもちろんのこと、術前の採血や検査、入院生活等々、小学1年生には初めての経験ばかりで、とても不安そうにしていましたが、先生をはじめ職員の方々の優しく丁寧な対応のおかげで無事に終えることができました。

手術後、自分の手に点滴のルートが繋がっているのが怖かったらしく、「いたいー、いやだー」と泣いていましたが、それを見た病棟の看護師さんが包帯を手に巻き、見えないようにしてくれました。見えなくなったことで恐怖感がなくなったようで、その後は特にいたいと泣くこともなく過ごすことができました。

ほんのちょっとしたことですが、気持ちに寄り添ってくれたことで子供も私も安心でき、本当に感謝の思いでいっぱいです。私も平成病院の職員として、患者さんの気持ちに寄り添った対応を心がけていきたいと思います。

検査 H.K

試験まであと5日

カテゴリー: ケアプラン室 | 投稿日: | 投稿者:

毎年10月には、介護支援専門員の試験(介護支援専門員実務研修受講試験)が行われています。
受験資格は、医師・看護師・准看護師・歯科衛生士・社会福祉士・介護福祉士・精神保健福祉士・作業療法士・理学療法士・栄養士などの資格を持ち、5年以上の実務経験が必要です。

合格し手続きを行うと、要介護者や要支援者の人が、自立した日常生活を営むために必要な支援に関する専門的知識・技術を有するものとして、介護支援専門員証の交付を受けます。業務は、居宅と施設に、大きく分けられており、要介護者や要支援者の相談や、心身の状況に応じたサービスを受けられるように、ケアプラン(介護サービス等の提供についての計画)の作成や、市町村・サービス事業・施設等との連絡調整を行います。
また、要介護者や要支援者の人が、自立した日常生活を営むために必要な支援に関する専門的知識・技術を有するものとして、介護支援専門員証の交付を受けています。

岡山県の介護支援専門員の状況は、男性20,5%、女性79,5%と女性が多く、平均年齢は53歳となっています。(60歳以上18,2%、50歳~59歳35,2%、40~49歳32,8%、39歳以下13,7%)
昨年は、921人が受験し135人が合格(合格率14,6%)しています。

現在、当院のケアプラン室には、30代前半~60代前半の女性14人(主任ケアマネ保持者6人)が在籍しています。経験年数も、4年~15年以上で、10年以上の経験者が半数以上を占めています。居宅において、要介護者や要支援者の相談を受け、ケアプランを作成するとともに、居宅サービス事業者等との連絡調整や、入所を必要とする場合の介護保険施設への紹介などを行っています。全仁会の「救急から在宅まで何時いかなる時でも対応します」という理念にそって、日々頑張っています。

今年の介護支援専門員の試験(介護支援専門員実務研修受講試験)は、10月10日(日)です。受験予定の皆さん、合格までのラストスパート、頑張ってください。是非、一緒に働きましょう。全仁会の職員がお待ちしています。

ケアプラン室 W