平成28年度 老松小学校 「福祉体験(車いす体験)」講師を経験して

カテゴリー: リハビリテーション部 | 投稿日: | 投稿者:

この度、平成28年11月8日に老松小学校の4年生を対象として行われた車いす体験に、倉敷平成病院所属の理学療法士5名が講師として参加させて頂きました。
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主には、実際に車いすへ乗車し介助をされる体験、そして車いすを介助する側の体験となりました。児童への「車いすに乗ったことがある人?」という質問には、複数人の児童の手が挙がり、小学生でも意外と経験者がいることが分かりました。

児童たちは、日常では乗ることのない車いすを前に、はしゃぐ気持ちを抑え、しっかりと私たちの話しに耳を傾けてくれました。ブレーキなどの基本的な注意点に加え、車いすへ乗っている人へ話しかける際、目線を合わせることや、カーブや方向転換時には「右へ曲がりますね」などの声かけを行うことで、相手に安心感が生まれることなどを伝えていきました。実際に体験している場面では、優しくパートナーに声かけする様子や、真っ直ぐな道のりでも速度を出し過ぎないように工夫するなど、基本的な注意点以外にも重要なことを感じてくれている様でした。
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この体験を通して、自分の周囲の人が車いすでの生活となった時に相手の立場になって、どんなことが協力できるのか。また、車いすに関わらず、普段の生活の中で友人や親・兄弟、相手の立場になって、自分ができることを見つめ直す機会になってくれればと、密かに願っています。]

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私自身、児童たちが笑顔で声かけする様子に、普段の車いす介助を見つめ直す良い機会となりました。

倉敷平成病院 理学療法士M.T

不安な事・困ったことは老松・中洲高齢者支援センターまで!

カテゴリー: 地域包括支援センター | 投稿日: | 投稿者:

‚—îŽÒŽx‰‡ƒZƒ“ƒ^[‚¿‚炵•現在、倉敷市の総人口約48万5千人に対して65歳以上の高齢者は約12万4千人、高齢化率は25.6%です(2015年9月の調べ)。高齢者の約20.4%の方が介護認定を受けておられます。65歳以上の認知症の診断がある方は11.7%。担当エリアの老松・中洲学区地区で見ても介護認定者率20.4%、認知症者11.2%とほぼ同じ結果です。

介護保険の認定は要支援1~要介護5まで7段階ありますが、要%e3%83%96%e3%83%ad%e3%82%b01支援1~要介護1の認定者に関しては、実際は介護保険サービスを利用していない方もたくさん居られます。

支援センターでは元気な高齢者を対象に、認定を受けなくても自立した生活を送れるように、医師、認定看護師、管理栄養士、PT、OT等と連携して各地域で健康教室を行っています。今年になって嬉しいことに、住民の方からの依頼で開催する教室が増えつつあります。

私たちは、地域の方の健康意識が高まり、今後住民同士の声掛けでいろいろな集まりの場が増え、皆が繋がっていつまでも住み慣れた場所で安心して自分らしく暮らせる地域づくりを目指しています。

倉敷市老松・中洲高齢者支援センターは、倉敷平成病院の駐車場西側の倉敷総合ケアセンター1Fにあります。何か不安なこと、困ったこと、気になるご高齢の方がおられましたら支援センターまでご相談ください。

高齢者支援センター OH!

お問合せ:地域包括支援センター
倉敷市老松・中洲高齢者支援センター
TEL:(086)427-1191 FAX:(086)427-0188
〒710-0826 倉敷市老松町4-4-7

通所リハビリの作品を外来へ飾りました~12月「クリスマスリース」~

カテゴリー: 通所リハビリテーション | 投稿日: | 投稿者:

gairai12月ですね。スーパーに行くとクリスマスソングが流れていたり、正月のお飾りが店頭に並べてあったり、一年の終わりに気忙しくなりますね。
通所リハご利用の皆様の共同作品を紹介します。12月は「クリスマスリース」です。「クリスマスらしいリースを作ろう!」とテーマはすぐに決まったのですが、立体的にするためにはどうしたらよいのか、葉っぱの形や重ね方に頭を悩まされたそうです。risu

重なりをだすために、ただ糊などで接着するのではなく、目打ちで穴をあけて、針金でとめてあります。
創作を継続していると、ご利用の方々同士が助け合って作業をされる姿がみられるようになったとのことです。作品が外来に飾られるということでモチベーションもアップしていますと担当のO介護福祉士が語ってくださいました。
ご来院の際は是非ご覧ください。

秘書広報室

乳歯②

カテゴリー: 歯科 | 投稿日: | 投稿者:

%e4%b9%b3%e6%ad%af我が家の次男は今月1歳6か月になり、口腔内はと言うと、上下左右とも第二乳臼歯の萌出を待つだけとなり、乳歯の萌出完了も近くなってきました。

だいぶ乳歯が生え揃ってくると、フッ素塗布をとお考えのお母さん方も多いのでは?

フッ素塗布も大事ですが、我が家ではそれ以前に歯磨きの習慣化させる訓練真っ最中です。

ところで、ご家庭で使用されている歯磨剤にはフッ素が配合だと思いますが、歯磨きをする時にハブラシは水で湿らせて磨かれていませんか?

ハブラシを湿らせて歯磨剤を塗布すると、その分だけ歯磨剤が薄まり、フッ素効果も半減するため、乾燥したままのハブラシに塗布して磨いてみてください。
また、むし歯になりやすい奥歯から磨くとより効果的です。
そして、最後のうがいはしすぎず、ほどほどに!!

歯科 コバ子

第60回院内コンサート開催のご案内

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12月になりました。スーパー等ではクリスマスソングが流れる今日この頃です。
倉敷平成病院でも好例の院内コンサート(クリスマスコンサート)の開催日が決まりました。

第60回院内コンサート「メリークリスマス2016」で
12月26日(月)の10時30分~11時
演奏は、「アンサンブル倉敷」のトリオ演奏で
ヴァイオリン 松本悠子さん、
チェロ 江島直之さん、
ピアノ 土肥隆弘さんの3名です。

平成20年4月に第1回が開催された院内コンサートですが、記念の第60回を迎えます。
入場無料です。どうぞお楽しみに。

秘書・広報室

第51回のぞみの会作品展示報告~倉敷老健より~

カテゴリー: 倉敷老健 | 投稿日: | 投稿者:

image00811月6日(日)に『第51回 のぞみの会』が開催され、医師紹介や最新の医療情報などの勉強会に加えて、『ふれあいコーナー』では全仁会グループの入所施設や通所サービスなど介護事業所の紹介も多く、沢山の方に包括的な地域ケアについて関心を持っていただく良い機会となりました。image010

今回は、老健からの『展示作品』について、ご紹介します。倉敷老健では日頃から創作活動や小集団リハビリで取り組んでいる作品に加え、趣味活動で取り組んでおられる個人作品もお借りして沢山の作品を出展しています。目標を持っていただく良い機会なので、リハビリの一環としても個人作品の取り組みを勧めるのですが、夏を迎える前から新しい作品のアイデア探しが始まり、リハビリ職員は頭を悩ませます。boshi
toriしかし、10月になって1つずつ作品が完成する度に感動もあります。「Aさんは、こんな能力もあったんだね」と普段のリハビリだけでは分からないことが沢山発見できます。これが、我々の楽しみなのです。
もう一つ個人作品を紹介します。
2ヶ月ほど前から西瓜のロールピクチャ―に取り組んで下さった『Bさん』は、とても几帳面な方で、画用紙から糊がはみ出ないように慎重に塗っては乾くのを待ちながらと始めはのんびりペースでしたが、作業にも慣れて日程が近づいてくると「間に合うかな?」image012と自分で創作セットを準備して積極的に作業されるようになりました。心配性の私は、作業が過度にならないか様子を伺っていましたが、午前は新聞の後に、午後はおやつの後にと時間を決めてご自分で調整しておられ感心しました。楽しみや手のリハビリだけでなく、『注意・集中』,『計画性』など創作活動の認知機能改善効果の可能性について改めて実感しました。私にとっても勉強になる良い体験でした。
当日は病棟のリハビリスタッフに送迎の手を借りて、会場の作品見学に行くことができました。
自分の作品だけでなく、多くの展示作品に驚きながらも熱心に見学され「1日しか飾らんのは、もったいないねぇ~」と本当に残念がりながら話に花が咲いていました。沢山の笑顔に会えた、楽しい1日でした。来年もしっかり、頑張ります!!

倉敷老健 リハビリ D

第51回のぞみの会だよりー21ー

カテゴリー: のぞみの会 | 投稿日: | 投稿者:

%e3%81%ae%e3%81%9e%e7%af%a0%e5%b1%b1%e5%85%88%e7%94%9f%e3%81%a8%e3%81%9c%e3%81%a3%e3%81%a8%e3%81%8f%e3%82%93気が付けば今年も残り1か月となり、寒さも厳しくなってきました。風邪をひかないように体調管理に気を付けてくださいね。今年の5月から準備を始めた「第51回のぞみの会」も11月6日に盛況に終えることができました。

より良い会にするために企画を出したり、打ち合わせをしたり、準備作業を協力して行ったりと大変でしたが、参加していただいた皆様の笑顔を見ると「頑張ってよかった。来年も頑張るぞ。」とパワーをいただきました。ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。%e3%81%ae%e3%81%9e%e5%8c%bb%e5%b8%ab%e7%b4%b9%e4%bb%8b
ドックセンターでは午後からの「ふれあい広場」で医師による相談コーナーを設けました。「血圧が少し高めだけど、どうやって管理したらよいだろうか」「コレステロールが高いと言われたけど、何に気を付けたらよいだろうか」など治療するまではいかないけれど、ちょっと相談したいと思っていたことや、普段から不安に思っていたことなどが気軽に相談できてよかったと好評でした。
%e3%81%ae%e3%81%9e%e6%95%99%e3%81%88%e3%81%a1%e3%82%83%e3%81%84%e3%81%be%e3%81%99来年は11月に新しく着任された江原先生も脳ドックセンター相談コーナーに加わり、皆様の相談にお答えさせていただきたいと思います。                                        来年の「第52回のぞみの会」もお待ちしておりますので、お気軽にご参加ください。もちろん、お初めての方も大歓迎です。皆様の笑顔にお会いできるのを楽しみにしております。

★来年の第52回のぞみの会は平成29年11月5日(日) 9時30分~14時を予定しております。

第51回のぞみの会実行委員 脳ドックセンター T

職員間で「大運動会」を開催しました。

カテゴリー: グランドガーデン南町 | 投稿日: | 投稿者:

先月10月28日、グランドガーデン南町では、職員間で「大運動会」を開催しました。交代勤務という職業柄なかなか職員間の交流が図れない中で、大勢の職員が参加し、和気あいあいと行われました。
競技種目は、①パン食い競争②2人3脚③風船バレーで、4チームに分かれて行いました。①パン食い競争では、日頃なかなか運動をする機会がない中で、うさぎ跳びで競うこととなりました。決して若いと言い切れないメンバーで、うさぎ跳びの競技は簡単ではありません。しかし4チーム対抗という中で、みんな明日の事を忘れ、競い合いました。②2人3脚では、男女混合、先輩後輩関係なくパートナーを組み、息もぴったり走ることが出来ました。これも日頃の業務に生かしていきたいと思います。最後に③風船バレーです。それまでの競技では、それほど差はなく、どのチームにも優勝の可能性があるので、職員一同必死の形相です。きわどいプレーでは、お互い譲らず審判がやきもきすることも多くありました。予定の時間をオーバーするほど楽しめました。
熱気の中、優勝チームは同点で2チームとなり、最後はじゃんけんで決定となりました。この運動会で、グランドガーデンの職員の絆は一層深まったことは言うまでもありません!!これからも一層ご利用者の為に、チームワークで盛り上げていきたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。

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PS.うさぎ跳びによる筋肉痛になった職員が、翌日悲鳴を上げていた事は・・・

グランドガーデン南町 介護福祉士 Y

 

 

その症状本当に大丈夫ですか?

カテゴリー: ピースガーデン倉敷 | 投稿日: | 投稿者:

こんにちは介護福祉士のYです。 今回のブログテーマは「その症状本当に大丈夫ですか?」です。 病院へ受診することが億劫で、少々の異常では受診されない方は一定数おられると思いますが、私20161128は少しでもいつもと違う症状、異状があれば、受診するようにしています。それは、私が自分の異状を見逃した結果、胃潰瘍で入院した体験があるからです。 具体的に記すと、入院数日前に症状は弱いが胃の痛みが継続しており、入院前日に食後に嘔吐症状が見られていました。しかし、そのような異状があったにも拘わらず、「これは大した症状ではない。少し調子が悪いだけ。大丈夫だ。病院に行く必要はない」と受診が億劫という理由で受診しなかった結果、当日、救急車で運ばれ入院となる事態となりました。 後から、受診先の先生から、もう少し早く受診していれば通院による薬物療法による通院で済んだ可能性があることを聞かされました。 私は健康だ、と思い込んでいたため、ショックでした。自分の考えの甘さを思い知り、自己嫌悪に陥り、後悔の気持ちで一杯になりました。数日前の軽い胃痛。あの時受診していれば入院する事態にはならなかったかも知れないと。 それから私は少しでもいつもと違う症状や異状が見られた場合、すぐに受診するようになりました。自分が思っている以上に身体は正直です。日頃の健康管理と共に、嘔吐や胃痛、発熱等、身体からのサインを見逃さず、「いつもと少し違うな」という症状があれば、病院が苦手な方も、是非受診してみてください。その受診が事態の重症化を防ぎ、自分の命を守ることに絶対繋がります。

ピースガーデン倉敷 介護福祉士 Y

ケアハウス・デイドリーム 11月誕生会・運動会開催報告

カテゴリー: ケアハウス | 投稿日: | 投稿者:

211月17日(木)、ケアハウスドリームガーデン倉敷にて、11月誕生会・運動会が開催されました。誕生会では、施設長の挨拶に続いて11月に誕生日を迎えられる12名を紹介。ミニ花束のプレゼントを一人ずつ手渡し記念撮影。全員で「ハッピーバースデイ」を合唱し、誕生月の皆さんを祝福しました。昼食はサーモンとイクラのお寿司、ぶりの入った粕汁、きのこの和え物、ケアハウス園庭で収穫した柿等心も体も温まる豪華なものでした。
昼食後の第2部では、恒例行事で第10回ケアハウス運動会を開催しました。渡邉施設長率いる赤組と坂本主任率いる白組に分かれて、準備運動の後に代表選手による選手宣誓。力強い宣誓をいただきました。
p1180092第一種目は、「椅子に座ってのカーリングゲーム」。的をめがけて自分のチームのボールを転がし、より多くのボールを的に入れる競技です。各チーム5人の選手が順に交互に的にめがけてボールを転がすも、的を逸れたり止まらなかったり。各選手の一投ごとに歓声とため息が入り混じり、つい立ち上がってしまったり力が入っている様子が伝わります。
第二種目の「綱引きもどき」は、綱に通された輪をお互いの綱の裁きにより相手に送り込んだ方が勝ちという競技です。各チーム5人の選手が椅子に座った状態で綱を裁き、輪を相手チームに送るのですが、綱を脇に挟みこんだり引っ張り過ぎたりと大ハッスル。施設長のちょっとしたズルにも笑って手を叩いてくださる方々に感謝感謝です。p1180085
第三種目の「玉入れ」は、各チーム10人が出て円を作りその真ん中にポールで高く固定した籠に投げ込む競技。座ったままで投げ込むよう取り決めていたのですが、熱が入り立ち上がる姿も度々ありました。玉入れの球を拾うのは職員の役割です。早く玉を渡して欲しいとイライラしながら受け取って、玉をしっかり籠に入れ、「やったやった!」と声を出して喜ばれる姿に、まだまだ元気あるじゃないと嬉しくなりました。
三種目終えて、結果は仲良く同時優勝となりました。
運動会というと、転倒や疲労と事故を心配してしまいがちです。今年もどうしようかと悩みましたが、新しいゲームとオーソドックスな玉入れを実施しました。見ているだけの出し物だと参加されない方も実践には参加下さったり、体験型のプログラムであるカラオケに次いで運動会は人気です。とても楽しい時間でした。

ケアハウス 介護副主任 S.M