第88回糖尿病料理教室開催報告

2月4日(土)倉敷生活習慣病センターにおいて「第88回糖尿病料理教室」を開催しました。世界旅行をテーマに行っている料理教室の第6回目はドイツ料理です!

ウインナー、ジャーマンポテト、ザワークラウトなどのドイツを代表する料理をバランスのよいランチにしました。デザートのヨーグルトムースにかけるローテ・グリュッツェは、マービーを使うことで、カロリーは抑えつつ美味しく仕上がりました。

次回は4月1日開催、テーマは「お花見弁当」です。桜を見ながらのお弁当はいかがですか。皆さまお誘いあわせの上、是非ご参加ください。

💛デザートタイム💛
牛乳にマシュマロを溶かし、水切りヨーグルトを加えるだけで簡単ムースに!
ドイツで人気のデザート、「ローテ・グリュッツェ(ベリー等を粥状にしたもの)」をかけていただきました。

◎本日のメニュー◎
●シュペッツレ:ドイツの有名なショートパスタであるシュペッツレを手作りしました。
柔らかい生地を沸騰した鍋の上で切り落としながら茹でます。苦労した分おいしく仕上がりました。
●ウインナー:豆腐や玉ねぎ、エリンギを混ぜてボリュームアップした、ラップで簡単に作れる手作りウインナーです。
●ジャーマンポテト:アンチョビとブロッコリーで作ったソースで和えた、少し変わったジャーマンポテトです。
●ザワークラウト風:キャベツ、赤たまねぎ、大根のザワークラウトを3層に重ねて彩り良く仕上げました。
●オニオングラタンスープ:じっくり炒めてあめ色になった玉ねぎのうまみで減塩でも満足!
●ヨーグルトムース:チョコペンで描いたバラをムースに飾って可愛く仕上げました。

計616kcal
たんぱく質25.7g 脂質19.8g 炭水化物(糖質77.4g 食物繊維9.4g) 塩分2.6g
※メニューご希望の方は倉敷生活習慣病センター受付にてお訊ね下さい。

栄養科 管理栄養士 A.T.

ショートステイのお食事のご紹介

朝晩まだまだ寒いですが、日中の日ざしの明るさに春の気配を感じるようになりましたが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?

さて、2月よりケアセンターショートステイでは、食事を作っていただいている業者がアイサービスさんからベネミールさんへと変わりました。

以前よりお値段が少し上がっていますが、ご利用されている皆様にはお値段以上に食事の味や色どり、また、食器も新しく変わりさらにグレードアップしたお食事を楽しんでいただいているようです。

少しお食事の紹介をしますね!

こんな可愛いお食事の日がありました!!!

写真は、嚥下食の写真です。

ご利用者の方からは、「今日もおいしい!!」「今までと違う。ここへ来て初めて!」と喜びのお言葉をいただいています。

毎日管理栄養士さんが工夫を凝らし、様々な食事を提供しています。季節ものや毎月の誕生日食など。

ぜひ、ショートステイに入所していただき、お食事を味わっていただきたいと思います。

 

ショートステイ K

もうすぐ3月が始まります

カテゴリー: 訪問看護ステーション | 投稿日: | 投稿者:

早いもので、気がつくともう2月も半分を過ぎました。年末までは穏やかな冬と思って いましたが、今年に入り、寒さが厳しくなってきました。皆様いかがお過ごしでしょうか。

明日は西大寺会陽ですね。会陽太鼓があったり、冬花火があったりと見どころもたくさんのようです。私も若かりし頃、一度だけ冬花火を見に行きました。済んだ冬空に上がる花火はとても綺麗でした。とても寒かったけれど・・・。

会陽が終わると暖かくなると言われているようですが、今年はどうでしょう。早く暖 かくなってほしいですね。

それでも1月の終わりから梅がほころび、既に満開になっているところもあります。 河津桜ももう咲いたところがある様です。少しずつ春に近づいている事が感じられます。

訪問看護に勤務になり、日々車や時には自転車で移動していると、季節の移ろいを感じられるようになりました。庭や花壇やお部屋にいけてあるお花や飾り物、そこからいろいろな話が弾みます。  昔飾ってあった雛人形は御殿があったのよ、とお話してくださったEさん。ご自身と娘さん、 お孫さんの3つの雛人形を1部屋に飾っていて、お孫さんのお友達が沢山観に来てにぎやかだったそうです。

庭の梅が咲いていることを伝えると、白いのは25年くらいに自分が植えたのだ、と普段 あまりお話をされないSさんが教えてくれました。その後もお庭の木々についてのお話に も花が咲きました。

日常生活に少しでも彩りを添えられる様、季節を感じることの出来る話題づくりをこれからも心がけていきたいと思います。

訪問看護 T

薬の味や見た目

カテゴリー: 薬剤部 | 投稿日: | 投稿者:

薬はきっちり飲みたいものですが、実際に毎日飲み続けるのは大変なことですよね。うちの実家のおばあちゃんの場合は薬を手にとってからもなかなか飲む気になれず「これは何の薬?」「便秘の薬?」「これが薬?」「飲まんでええように思うけどな~」「で何の薬?」と質問を繰り返し、内服するまでにかなりの時間がかかります。
そんなおばあちゃんの下剤が先日ピコスルファートナトリウム内用液(液剤)に変更になりました。ピコスルファートナトリウム内用液はコップ1杯程度の水に5滴とか10滴とか薬を垂らして飲むものですが、いつもなかなか薬を飲まないおばあちゃん、これをスッと飲み干してしまったのです!!!あまりにもスムーズでビックリ!聞いてみると甘味がありおいしいとのこと。コップに入った状態で渡されたので見た目にも「薬」という感じがしなかったのも良かったのでしょうか。

これまで高齢者では嚥下機能低下の観点から「飲み込みやすさ」を考えることが多かったですが、小児だけでなく高齢者でも「味がおいしい」とか「見た目が薬っぽくない」ということが服薬介助をこんなにも楽にすることがあるのだ!と感じた瞬間でした。

水なしで服用できる口腔内崩壊錠(OD錠)や散剤、特にジェネリックのメーカーでは味が工夫されたものが増えてきているようです。
今後も飲みやすい薬が増えることに期待したいと思います。

薬剤部 こだ

同期で温泉リフレッシュ

カテゴリー: リハビリテーション部 | 投稿日: | 投稿者:

皆さんこんにちは。相変わらず寒い日が続いていますが、体調を崩されてはいないでしょうか?

私は先日、同期で香川県を回って愛媛県の道後温泉に日帰り旅行に行ってきました。
香川県では、金比羅山にお参りに行き、讃岐うどんを食べてきました。今年も健康でよい1年になるようお祈りしてきました。おみくじを引くとなんと!大吉でした。願いが叶うといいなと思います。また道後温泉では、ゆっくり温泉につかり、仕事ががんばれるように体を癒やしてきました。

春はもう目前です。
もうすぐ私たちも2年目になりますが、先輩方のような頼りにされる人になれるよう
同期一同力を合わせてがんばります!!!

リハビリテーション部 T

ヒートショック

カテゴリー: 放射線部 | 投稿日: | 投稿者:

ヒートショックという言葉を聞いたことがありますか?
温かい場所から寒い場所へ移った際に起こる急な温度差により引き起こされる健康障害のことです。
寒い冬に入浴の際に寒い脱衣所で衣服を脱いで震えながら浴槽に急ぐなんていうことはありませんか?
一般的に日本では、家族が集まる居間などには暖房器具を置いて暖かくしますが、脱衣所や浴室に暖房器具を置いて暖めるという習慣はほとんどありません。
このような居間などと脱衣所や浴室、そして入浴の際の熱い湯との激しい温度差が心筋梗塞や脳出血、脳梗塞などによる突然死を引き起こす原因となるので注意が必要です。
みなさんも十分に注意してお過ごし下さい

放射線部 ろん

2月3日デイサービスドリームに福が来た!

カテゴリー: ケアハウス | 投稿日: | 投稿者:

立春を過ぎ、こよみの上では春。とは言っても、まだまだ寒い日が続いてる今日この頃。皆様いかがお過ごしでしょうか?デイサービスドリームでは、季節ごとに、いろいろなイベントを行っていますが、今回は節分の1日を紹介させて頂こうと思います。
2月3日金曜日。いつものように、利用者の方が次々に来所され、いつものようにバイタルチェックを済ませると、それぞれ機能訓練や創作などに取り組まれ、朝の体操に参加。体操が終わると、その日最初のイベント。ドリーム食堂の開始です。今回は、豚汁といも煮を合体。2つのメニューの材料をどっさり入れた、豪華豚汁を作りました。有志をつのり、野菜を切る作業をお願いすると、さすがは長年主婦として、家族のために毎日料理をされていただけあって、手際良く、ごぼうににんじん、里芋にカブなどのたくさんの材料も、皆様の手にかかれば、あっという間に下ごしらえが完了し、あとはぐつぐつ煮込むだけ。いつものデイルームから多目的ホールに移動し、昼食の時間です。いつもは、小食の利用者様も、あつあつの豚汁を、おいしいおいしいと、皆様完食されました。お腹もいっぱいになり、しばしの休憩。
朝から「今日は、節分だから、ケアハウスに鬼が来るらしいよ。」と皆様の間では、うわさになっていたようで、午後のプログラムが始まり、少し体を動かした後、皆様の背後から、大きな青鬼と、かわいらしい赤鬼が出てくると、大きな歓声があがり、以前創作の時間に作っておいた、豆に見立てたおてだまを、元気いっぱい、「鬼は―外、福はー内」。今年の鬼は、ちょっとやりすぎな感じもありましたが、皆様は、おお喜び。ホールには、笑い声があふれ、たくさんの福を呼び込めたようです。
これからも、デイサービスドリームでは、皆様の笑顔があふれるような、楽しいデイサービスを目指して、職員一丸となって、頑張っていきたいと思います。近くにお越しの際は、是非お立ち寄り下さい。

介護福祉士 N

脳卒中内科部長 芝崎医師が講演しました

カテゴリー: お知らせ, 秘書・広報課 | 投稿日: | 投稿者:

2月10日(金)19:15~倉敷国際ホテルにて脳卒中ミーティング in 倉敷が開催されました。当院副院長 高尾芳樹医師が一般演題の座長を務め、『倉敷平成病院の脳卒中診療』というタイトルで脳卒中内科部長 芝崎謙作医師が講演いたしました。

倉敷平成病院では脳神経外科医・神経内科医・麻酔科医、そして脳卒中内科医の10名で夜間も含め24時間脳卒中に対応していること、3TMR2台をはじめとする画像診断、SORANA等を使用した検査やそれらに関わる専門技師たちとの密な連携、さらに県下有数のリハ体制で回復期までしっかりとフォローが出来ていることなど、当院が誇る脳卒中診療のご紹介でした。また当院で対応しきれない透析や血管内治療が必要な患者さんに対しては、川崎医科大学や倉敷中央病院などの病院とも連携が取れています。

当院では今後、救急棟の新設などでさらに多くの患者さんに迅速で正確な対応ができるよう、ハード面でもソフト面でもいっそう体制の強化を図っていきます。

(秘書・広報室)

○Opening remarks
倉敷中央病院脳神経外科主任部長 沈正樹先生
○一般演題
座長:倉敷平成病院副院長 高尾芳樹先生
①『倉敷平成病院の脳卒中診療』倉敷平成病院脳卒中内科部長 芝崎謙作先生
②『当院回復期リハ病棟における抗血栓薬の使用実態』川崎医科大学リハビリテーション医学 安永雅先生
○特別講演
座長:川崎医科大学脳神経外科学教授 宇野昌明先生
『脳卒中二次予防におけるDOACのRCTとRWD』中村記念病院脳神経外科部長 上山憲司先生

老松小学校より車いす寄贈を受けました

カテゴリー: 倉敷老健 | 投稿日: | 投稿者:

2月6日(月)、老松小学校より倉敷老健へ車いす1台をご寄贈いただきました。image004これは、児童会(5・6年生)が中心となり、毎週火曜日にアルミ缶を集める日と定め、全校あげて取り組みされた結果とのことです。第1月曜朝の全校朝礼での受け渡しとなりましたが、この日はインフルエンザ警報発令中ということでテレビ朝礼でした。image002
老健からは佐々木介護科長が出席され「皆さんの活動に感謝して、大事に使わせていただきます。これからも元気な笑顔で頑張ってください」とご入所の方直筆の感謝状を読み上げ、車いすを受け取りました。大月校長先生からは「皆が協力して集めた結果が人々のために役立っています。このような取り組みを続けていきましょう」というお言葉をいただきました。
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老松小学校とは、秋にはリハビリテーション部で4年生の総合学習の中で車いすトレーニングを実施するなどの交流があります。今後もこのような機会を大切に継続していけたらと思いました。老松小学校の皆さんありがとうございました。

秘書・広報室
(許可を得て写真を掲載しています)

シックデイについて ~糖尿病療養指導士より~

カテゴリー: 糖尿病療養指導士 | 投稿日: | 投稿者:

今年も例年と同じくインフルエンザ、ノロウイルスが流行しています。2016年12月20日(火)国立感染症研究所は、ノロウイルスを含む感染性胃腸炎の患者報告数が2016年12月5日~12月11日の間で61,547人に上り、この時期としては過去10年間で3番目に多いことが発表されました。

糖尿病患者が治療中に発熱、下痢、嘔吐をきたし、または食欲不振のため食事ができないことをシックデイと呼びます。

このような状態は身体にとってストレスとなるので、ステロイドホルモンなどのストレスホルモンが分泌されます。ストレスホルモンはインスリンの働きを弱め高血糖を引き起こします。

また、食欲が低下していつものように食べられないことがあります。薬物療法をしている患者さんの場合、食べる量が少ないにもかかわらずいつも通りに薬を飲んだり、インスリン注射をすると、低血糖が起きてしまいます。

このようにシックデイの時は血糖値が大きく乱れやすいので注意が必要です。

次のような場合は早めに受診しましょう。                   1

①嘔吐、下痢が止まらず食事ができないとき。

②高熱が続く時。

③高血糖の時。

④上記に該当するほどではなく、症状が改善する気配が感じられない時。

 

高血糖が続くと体の抵抗力が落ちるので、病気が重症になりがちです。治りきる前に別の感染症にかかってしまうこともあります。そうすると回復に時間がかかり、血糖コントロールも乱れてしまいます。

 

では、シックデイの時の食事はどうすればよいのでしょうか。
・十分は水分を摂取し脱水を防ぐようにする。

・日頃食べなれていて口当たりがよく消化のよい食べ物(おかゆ、ジュース、アイスクリームなど)を選び、できるだけ摂取するようにする。

・特に炭水化物と水の摂取を優先し、絶食にならないようにする。

下痢や嘔吐の症状があると体内の水分はかなり減少してしまいます。食欲がなくても水分はしっかり摂取しましょう。                   2

まだまだ寒い日が続きますので、

手洗いうがいをこまめに行い感染症予防に努めましょう。

参考文献:糖尿病治療ガイド2016-2017

糖尿病療養指導士 S.N